■商品について
初ヴィンテージは1999年の、ロンドンの歴史的名所の並木道の名を持つ「メルバリー」。
畑での選別をしっかりと行い、ブレンドの際にもキュヴェの選別を厳しく行う。
こうして造られたワインは、とても貴重で希少な傑作品に仕上がります。
【テイスティング・ノート】
ヴェルヴェットの様にしなやかな口当たりと何層も重なる複雑な要素は顕著で、味わいは球状で丸みを帯びている。
エネルギーを内包し、力強さとヴォリューム感溢れるタンニンは粘土質が多い土壌の個性を思い起こさせる。
長い余韻は壮大でじわじわと喜びに満ちた感動が溢れ出してくる。
ボルドーに例えると右岸、ポムロールやサンテミリオン。
まるでメルロがブレンドされているような柔らかさを持つ。
【オススメ料理】
赤身肉のステーキ、ラムステーキ、合鴨のロース、ローストビーフ
【評価】
パーカーポイント:97~99点
(Wine Advocate Jan., 2021 by Lisa Perrotti-Brown)
■ヴィンテージ情報
芽吹きが始まったのは、他の畑よりかなり遅く4月の最終週。
夏の生育期間の助けとなったのは、この斜面の畑の表土には粘土質のおかげで長い間保水することが出来た春の遅い雨。
例年通り葡萄の粒は小さく凝縮し、収穫は10月中旬まで待ち、一週間で終了した。
■ワイナリーについて
ナパ・ヴァレーで栽培されるカベルネ・ソーヴィニヨン品種で、様々なテロワールの違いを究極に表現したワインを造り出すことを目標に掲げている「ボンド」。
明確なヴィジョンを持ったオーナーの「ビル・ハーラン」が、ディレクターの「ボブ・レヴィー」とともに、20年以上のリース契約を結んだ5つの畑からワインを造りつづけています。
この5つの畑は25年をかけて、80以上の畑から慎重に選び抜かれたもの。
ビル・ハーランが目指しているものはブルゴーニュのグラン・クリュ・ワインと同品質・価値のワインを、品種をカベルネ・ソーヴィニヨンにかえて、ナパ・ヴァレーで造ることです。
「ボンド」ブランドのもと、同じ哲学・同じチーム・同じ水準で、5つのワインはそれぞれにナパ・ヴァレーの素晴らしいテロワールを鮮明に描きだしています。
各畑の所有者と時間をかけて信頼できる関係を築き、栽培管理に途方もない時間・労力・心血を注いでいる「ボンド」。
それぞれの畑の持ち味と特徴を解き明かし、栽培農家・チーム・顧客への信頼を担うことが今後の信念。
ボンドの女神のロゴに3つの言葉「FRIENDSHIP」「CHARACTER」「TRUST」が描かれています。
19世紀の銀行証券を現代風にアレンジしたボンドのラベルは信頼の証でもあるのです。
※インポーター資料より引用