■商品について
250年以上続き、イタリア統一の祝賀会でも提供された歴史あるワイナリー「ボルゴーニョ」。
ボルゴーニョ社はバローロ村の中心にあり、カンヌビをはじめとした著名な単一畑を複数有。
その畑からこのリゼルヴァも作られています。
深いガーネット色を持つ力強い味わいのワインです。
【テイスティング・コメント】
エーテルやタールのような長く続くブーケ。
ドライで調和の取れたベルベットのように滑らかでフルボディのワイン。
長期間熟成向き。
【製造方法】
アルコール発酵は管理された温度(23℃~25℃)で約2週間行われます。
その間パンピングオーバーを1日2回、毎日行います。
アルコール発酵後、木枠で果帽をワインの中に10日~20日浸漬させ、その後澱引きを3回行います。
スラヴォニアンオークの大樽(サイズと年数は様々だが、新樽は使用しない)で最低3年熟成。
軽く清澄と濾過を行い瓶詰め、その後瓶熟成は最低2年間。
【オススメ料理】
ロースト又はグリルした赤身肉料理、ジビエ料理
■ヴィンテージについて
5つ星ヴィンテージ。
生産量は少ないが、バランスのとれた素晴らしい品質のワイン。
冬の始まりはどちらかというと温暖で、寒い冬は2月にやってくるという不規則な冬でした。
2月にはたくさんの降雪があり、土壌は水分を貯蔵。
3月・4月は肌寒く、雨の多い春でしたが、5月になり気温が上昇。
冬の間に貯蔵された水分と気温の上昇が相まってブドウの成長サイクルを加速。
夏の気温は平均的か少し高く雨も降りませんでしたが、冬と春に貯め込んだ水分のお陰でブドウはストレスを抱えることなく成長。
ネッビオーロの収穫は、10月上旬に行われました。
非常にストラクチャーがあり、長期熟成の可能を秘めた秀逸なワインとなりました。
■ワイナリーについて
1761年に「バルトロメオ・ボルゴーニョ」により創設されたワイナリー「ボルゴーニョ」。
小規模ながら、その品質の高さにより広く知られてきた、最も歴史を誇るワイナリーのひとつ。
1861年のイタリア統一の祝賀会では、イタリア初代国王の「ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」やイタリア統一の立役者であった「ジュゼッペ・ガリバルディ」などがボルゴーニョのバローロで祝杯をあげたという記録が残っています。
その「ボルゴーニョ社」はバローロ村の中心にあり、著名な単一畑「カンヌビ」を始めとし、「リステ」「フォッサティ」「カンヌビ・ロレンツォ」「サン・ピエトロ・デッレ・ヴィオレ」の畑で主にネッビオーロ種を栽培。
バローロ村より約20km北東にあるマドンナ・ディ・コモの畑では「バルベーラ種」「ドルチェット種」「リースリング種」を栽培。
そして「リグーリア州」「ロンバルディア州」「エミリア・ロマーニャ州」と州境を接する畑では「ティモラッソ種」を栽培しています。
また、すべての畑では有機栽培が行われており、2019年ヴィンテージより「EUの有機栽培認証」が取れています。
ボルゴーニョ社では、2010年から発酵槽としてセメントタンクを使用。
現当主の「アンドレア・ファリネッティ氏」は、ボルゴーニョ社が伝統的に造っていたワインと変わらぬ味わいを造りあげるために、栽培から醸造まで、最終的には"すべて"を変えていきました。
現代の「"若き天才"アンドレア」はランゲ地方だけではなく、トルトーナ、そして、シチリアのエトナ山にもワイナリーを購入し、ワイン造りを始めています。
※インポーター資料より引用