■商品について
メドック格付け第一級の筆頭で、左岸の王者と讃えられる「シャトー・ラフィット・ロスチャイルド」。
第一級の首位の座を一度たりとも譲り渡したことのない不屈の栄光を誇る偉大なシャトー。
フィネスと力強さが見事に融和したフルボディの赤ワイン。
酸味と渋味の程よいバランスが魅力の、品格のある味わい。
ブドウの樹1本からグラス1杯分位しか生産されないといわれる超希少品!
ボルドーの真髄ともいえるエレガンスを堪能できる極上ワインです。
【テイスティング・コメント】
外観は鮮やかな紫の色調。
カシスやブラックベリー、チェリーなどの果実のアロマと、シガーやリコリス、ローリエなどのニュアンスが香ります。
口に含むと、濃密な果実味に繊細なビロードのようなタンニンが重なる洗練されたスタイル。
紅茶やバラの花びらの香りを纏った余韻が続いていきます。
【オススメ料理】
ローストビーフ、ビーフシチュー、豚の角煮、スペアリブ、チンジャオロース
【評価】
ワインアドヴォケイト:95ポイント
ワインスペクテーター:95ポイント
ワインエンスージアスト:97ポイント
■生産者について
1855年のメドック格付けが決定した際、第一級の首位の座に輝いた、不屈の栄光を誇る「シャトー・ラフィット・ロスチャイルド」。
その基礎を築いたのは、1670年から1784年まで所有していた、ボルドーの有力者「アレクサンドル・ド・セギュール氏」とその息子「ニコラス・アレクサンドル氏」。
1868年に「ジェームズ・ロスチャイルド男爵が厳しい競売の末に勝ち抜いて落札して以来、シャトーの栄光はロスチャイルド家によって守られています。
1974年からオーナーとなった「エリック・ド・ロスチャイルド男爵」は、除草剤の排除やステンレスタンクの導入、当時では画期的な円形セラーの建設等、様々な革新的な技術を取り入れたパイオニアでした。
そのエリック氏から2018年に引き継いだ6代目の「サスキア・ド・ロスチャイルド氏」もまた、グローバルな視野を持ち新しい革新的な取り組みを行っています。
GPSを使った新技術の試験導入や、ファー・プロジェクトと呼ばれる、気候変動を意識した取組みにおいて植密度の見直しや新しい品種/クローンの栽培検証も行っています。
ビオディナミ農法やアグリエコロジーの実践等、過去から未来へ繋いでいくサステナビリティを意識した取組みも始まっています。
現代的な醸造法を多く試み、また取り入れたものを廃しながらも、そこで重要視されているのは、圧搾ワインの質を重視すること。
設備投資や栽培地の再編時にも、ブドウそのものへのアプローチを重視するという哲学が取り入れられています。
ラフィットを形容するとき「気品」という言葉なくしては語れません。
10年の熟成にもなんなく耐えうる熟成ポテンシャルを秘め、長期熟成を遂げたその味わいは「ボルドーの真髄」ともいえるエレガンスを体現しています。
※インポーター資料より引用