■商品について
スーパーセカンドの筆頭と呼び声高いメドック格付け第2級シャトー「コス・デストゥルネル」。
5大シャトーに限りなく近いと言われる、極上ワインの造り手。
樽由来の芳醇なアロマ、サン・テステフらしい力強さと骨格が特徴的。
メルロのブレンド比率の高さからくる、華やかさを存分に楽しめる1本。
ジャスミンやスパイスを思わせる余韻が続く、長期熟成ポテンシャルを備えた逸品です。
【テイスティング・コメント】
カシスやワイルドベリー、プラムなどの赤系果実のアロマに、リコリスやシナモン、アニスやローリエなどの複雑なニュアンスが立ち上ります。
口に含むと、フルボディで包み込むようなスタイル。
ピュアな果実味に豊満な酸味と上質なビロードのようなタンニンが重なります。
【オススメ料理】
すき焼き、サーロインステーキ、ラムチョップ、レバーカツレツ、ハッシュドビーフ
【評価】
ワインアドヴォケイト:98+ポイント
ジェームスサックリング:98ポイント
ワインエンスージアスト:95ポイント
■生産者について
スーパーセカンドの筆頭シャトー「コス・デストゥルネル」。
その歴史は、創始者であるルイ・ガスパール氏が「コス」と呼ばれていた、いくつかのブドウ畑を相続したことから始まります。
革新者であり、商売の天才でもあったガスパール氏は、生産量の大部分をインドに輸出し、巨大な販売網を構築。
インドで大成功を収め、「サン・テステフのマハラジャ(偉大な王)」となり、その象徴として、自らの醸造所にオリエンタル調のパゴダ(仏塔)を建立。
現在でも彼の造ったパゴダは、西洋風シャトーが立ち並ぶメドックにおいて、異質の存在感を放っています。
1855年には、サン・テステフの中で1番となるメドック格付け第二級の称号を手にし、名声は一層大きくなります。
2000年より経営権を引き継いだスイスの実業家ミシェル・レィビエ氏は、莫大な設備投資で発酵室や冷却システムを一新。
シャトーを近代的施設に生まれ変わらせました。
脈々と受け継ぐコス・デストゥルネルのDNAを継承しながら、革新的な醸造手法を取り入れてそのクオリティに磨きをかけ、名声を確固たるものとしています。
※インポーター資料より引用