■商品について
「コルトンの帝王」の異名を持ち、1797年創業の伝統ある蔵元「ルイ・ラトゥール」。
コート・ドールで最大規模のグラン・クリュ(特級畑)を所有する、世界的に有名なワインメーカー。
コルトンの力強さとフィネスを持ち合わせ、優美さと壮大さ、そしてふくよかさの調和がとれたワインです。
【テイスティング・コメント】
フレッシュな赤い果実味からふくよかなスミレの香りが広がり、詰まった果実味は重厚さがあります。
プラム・カシス・ドライチェリー・キノコ・土のニュアンスも感じる味わい。
若いうちはしっかりとしたタンニンが感じられる長期熟成タイプのワインです。
【オススメ料理】
ジビエのテリーヌ、パテ、臓物のローストやソテー、ローストポーク、ソースを使った豚肉料理、ゆっくりローストした羊、炭火焼きした子牛などの柔らかい肉。
■原産地呼称
AOC コルトン
■ワイナリーについて
ブルゴーニュで家族経営を守り続けている世界的に著名なワインメーカー「ルイ・ラトゥール」。
1731年に一族がブルゴーニュの中心コート・ド・ボーヌで、ぶどうの栽培と樽づくりを手がけたこが始まり。
1768年にアロース・コルトン村へ移住した一族は、1797年に醸造家かつネゴシアン(ワイン仲買人)として創業を迎え、徐々に自社畑を広げていきました。
19世紀後半、4代目当主による大胆な改革で、後にブルゴーニュの2大白ワインのひとつと謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」が誕生。
現在、コート・ドール最大規模のグラン・クリュを所有するブルゴーニュ屈指の作り手にまで成長を遂げています。
■生産者について
テロワールを尊重し、研究と分析を重ねている「ルイ・ラトゥール」。
その研究結果から、良いワイン造りに欠かせないのは健康な土壌の開発と導き出しています。
有機栽培の技術を用いて、ブドウの害虫や病気に対処。
農薬の使用を最小限に抑え、ブドウの木を剪定した後に出る木やブドウの皮(プレスの副産物)から独自の堆肥を作り、化学肥料の使用を排除しています。
急な斜面では馬を使って耕作。
そのため必要以上に土地を圧縮することなく、ブドウの根が水を摂取することができ土壌深く入り込むことができます。
ブドウ栽培の作業を決定するため、大学と提携して気象観測所を設置。
この研究結果からちょっとした気候の変化がブドウの出来を左右する、ミクロクリマの重要性を説いています。
また地元の有志と組んで、2009年からさまざまな角度から持続可能な開発に取り組んでいます。
土壌浸食現象に対処するため樹木を樹立し、生態系の強化・生物多様性の保護、伝統がある美しい景観の維持を目的としています。
※インポーター資料より引用