■商品について
シャンパーニュ愛好家の間では「最も入手困難」とささやかれるほどの幻のシャンパーニュが、このデゴルジュマン・タルディフ・シリーズ。
畑をブレンドするミレジメとしてはこの2002年が最後。
「少しでも長く澱と触れさせた後にデゴルジュしたい」という、ジャクソンの哲学から生み出される1本。
15年以上の長い熟成を経て、わずかな本数のみリリースされる究極の逸品です。
【テイスティング・コメント】
厚く濃密な果実、潔く切れ込むような酸、ミネラルの存在感が光ります。
【オススメ料理】
シンプルに新鮮な魚介類をサッとバターで炒めただけのソテーなどがオススメです。
■原産地呼称
AOC. Champagne
■Jacquesson - ジャクソン -
≪今日の礎を作り上げた歴史あるシャンパーニュ・ハウス≫
200年以上の長い歴史と伝統を誇る「ジャクソン」。
グラン・クリュ アイ村、本拠地のあるディジー村などの自社畑を中心とした、52haの畑から類稀なるシャンパーニュを生み出します。
創業当時の1798年は、ナポレオンが偉大な指揮官として凱旋を繰り返していた時代。
なんと、ジャクソンを購入するため、東欧への遠征の度、シャロン村に立ち寄ったと言われるほど、ナポレオンからの寵愛を得ていました。
皇帝自身の結婚式にも振舞われ、皇帝から最高栄誉の証、「メダユ・ドール(金メダル)」を授与。
今日も同メゾンの紋章として、ナポレオンのシンボルである「鷹や王冠」と共に誇らしげに掲げられています。
皇帝の肩入れのおかげもあり、ハウスは急速に躍進しシャンパンで最も重要なブランドへと上りつめました。
創業者メミーの息子、アドルフが継ぐと数多くの新技術により19世紀のシャンパーニュ造りを大きく変えました。
ジョセフ・クリュッグは創業前、ジャクソンのセラーで修行をした後アドルフの妻の妹と結婚。
その後、自らのメゾン「Krug(クリュッグ)」を立ち上げたことは知られざる逸話です。
ジャクソンのシャンパーニュ造りに対するフィロソフィーは、長い歴史と共に飛躍の時を迎え今や世界に認められる存在になりました。
世界の頂点を極めたソムリエたちが選ぶ「世界No.1ソムリエが選ぶ2002年度ワイン・ガイド」において、No.1メゾンの座を射止めて以来「ゴー・ミヨ」2005年版では、エグリ・ウーリエやジャック・セロスらと並んで2ツ星を獲得するなど、数々の専門誌より高い評価を受けています。
また、レ・メイユール・ヴァン・ド・フランスでは、2010年から最高評価の3ツ星に名を連ねます。
※インポーター資料より引用