■商品について
しばしば 「ベイビー・グランジ」と呼ばれている「ビン389」。
このワインのキュヴェが、グランジの前年のヴィンテージで使用した同じ樽を多く使用し熟成されるため。
1960年に伝説的ワインメーカー「マックス・シューバート氏」によって初めて造られたこのワイン。
カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーズの豊かさを組み合わせることで、ペンフォールズの名声を確立するのに役立ちました。
【テイスティング・コメント】
豊かな果実味。
セージ・ローズマリーなどのスパイス香と混ざり合う、コーラやチョコレートなどの香り。
その後、黒砂糖やカンゾウ・砂糖漬けにしたブラッドオレンジの皮のような香りに置き換わります。
さらなる瓶熟成の可能性を感じさせる、杉・黒鉛のかすかなニュアンス。
味わいはフレッシュで肉付きが良く、ジューシーな酸があり「ビン389」らしいコアの中に甘さが表現されています。
【オススメ料理】
ローストしたラムやポーク、熟成したチーズにも合います。
【評価】
ワイン・アドヴォケイト:92+点
ジェームス・サックリング:94点
ワイン・スペクテイター:94点
デカンター:95点
■原産地呼称
GI サウス・オーストラリア
■ワイナリーについて
1844年、南オーストラリア州マギル。
イギリスから移住してきた医師「クリストファー・ローソン・ペンフォールド博士」が妻の「メアリー夫人」と共に医療用として酒精強化ワイン造りを開始。
ペンフォールズの始まりです。
「クリストファー・ローソン博士」が1870年に他界。
跡を継いだのは「メアリー夫人」と義理の息子「トーマス・フランシス・ハイランド氏」。
2人はオーストラリア国内のワインマーケットを拡大し続けました。
消費者の嗜好の変化を反映してスティルワインにフォーカスしたワイン造りへ転向した1950年代。
pH(ペーハー)測定の技術をワイン醸造に取り入れた「レイ・ベックウィズ」博士や、「グランジ」を生み出した初代チーフワインメーカー「マックス・シューバート」などの熱意あふれる偉人たちによって支えられ、ペンフォールズは「格別かつ大胆」なワイナリーへと発展。
創設から175年以上を経た昨今、比類なき傑出したニューワールドワインとして世界中で認められ、ワイン&スピリッツ誌の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を歴代最多の29回受賞するなど多数の受賞歴とともに、世界最高峰のワイナリーの一つとして知られるようになりました。
※インポーター資料より引用