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ベルナール・ボナン Bernard Bonin

ベルナール・ボナン|ムルソーとピュリニーに広がる珠玉のシャルドネ畑

ベルナール・ボナンはムルソーの南端に位置し、現在七代目当主であるニコラ・ベルナールと妻ヴェロニクによって運営されています。

畑は7ha所有、シャルドネのみが植えられています。

畑のほとんどがムルソーにあり、村名畑はクロ・デュ・クロマン、ティレやリモザン、一級畑はジュヌヴリエールとシャルム、加えてピュリニーの一級畑(ガレンヌとフォラティエール)という珠玉のラインナップを持っています。

こうした素晴らしい畑は1998年にニコラの妻ヴェロニクの家系から相続したものですが、実は彼女の祖父は当時ドメーヌ・ミシュロの当主で、ヴェロニクの母は祖父の3人娘のうちの1人でした。

3人とも初めは皆祖父に仕えていましたが、1998年にドメーヌを3つに分けることにし、そのタイミングでヴェロニクの母から畑を取得し、ベルナール・ボナンとしての歴史がスタートしたのです。

ベルナール・ボナンの自然派ワイン造りとシャルドネへのこだわり

ワイン造りにおけるフィロソフィーは「可能な限り自然に」。
栽培は認証なしのビオディナミで天体のカレンダーを用い、極力人の手の介在は避けるようにしています。

土への鍬入れを頻繁に行いますが、それは「土は生きており、呼吸を必要としている」ためであり、冬の間でさえも鋤入れを決して怠りません。

収穫に関しては、ニコラはいつもムルソー村で一番初めに収穫を始める一人ですが、これはフレッシュさを保つため。

「コート・ド・ボーヌの白には豊かさとミネラルが備わっており、この二つをエレガントに結びつけるためには酸が必要」とベルナールは言います。

この酸はブドウ由来の自然な酸でなければならず、この酸がなければバランスの悪いワインになるため収穫のタイミングにはひと際注意を払っているのです。

セラーでもあくまで自然な手法にこだわり、天然酵母での発酵、SO2(二酸化硫黄、防腐と酸化防止のために使用)は極力控えています。
熟成は樽で約15ヵ月、その後ステンレスで数か月。新樽は10%程度のみ使用。

ボナンはキュヴェごとに樽を変えずに使い続けるという方法をとっており、例えばジュヌヴリエールに使用した樽は翌年もその次もジュヌヴリエールにだけに使われます。

これは、ワインは樽一つ一つによって微妙に異なった反応を示すため、一貫性を保つために畑ごとに毎年同じ樽を、という彼らの並外れたこだわりが伺えます。

その後は月のカレンダーに従って瓶詰の直前におり引き、自然な清澄、安定化を行うため人の手によるフィルターや清澄は一切しません。

世界が注目するムルソー|希少なベルナール・ボナンの白ワイン

ニコラはムルソーのバタリーなキャラクターはもともとのテロワールの個性というよりは、むしろ現代の醸造技術によるものと考えており、それを示すかのように彼らのワインはパワフルさ、濃厚さよりもミネラルとエネルギーにあふれています。

ムルソー本来のテロワールの個性が前面に出た、まさに職人芸と呼ぶにふさわしい作品です。

そんな彼らのワインは生産量の低さ、希少性の高さからメディアに出ることはほとんどなく、評価誌やサイトを探してもほとんど情報が出てきません。

ごく一部の愛好家の間でのみ知られていたボナンですが、品質向上とともに今や感度の高いソムリエやブルゴーニュ愛好家たちが、このライジングスターを見逃すまいと注目しています。

生産量が限られており、日本に入ってくる数量もごくわずかなのが心苦しい限りですが、真のブルゴーニュ愛好家こそ絶対に手にすべきムルソーの秘宝なのです。


※インポーター資料より引用

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