南米ワイン大国チリでも、近年、スパークリングワインの品質向上が目覚ましく、注目を集めています。
特に、冷涼なカサブランカ・ヴァレーやレイダ・ヴァレーなど、太平洋の寒流「フンボルト海流」の影響を受ける地域では、ブドウがゆっくりと成熟。
そのため、繊細な酸とフレッシュな果実味が際立ったスパークリングが生まれています。
使用される品種は、シャルドネやピノ・ノワールのほか、チリの土着品種パイスも注目。
個性を持ちながらも親しみやすい味わいが、多くの人に支持されています。
柑橘系や青リンゴを思わせる爽やかな香りに、キリッとした泡が口中をリフレッシュさせる心地よさ。
軽やかで飲みやすく、料理との相性も抜群です。
手頃な価格でありながら高品質な一本が多く、
日々の食卓を、さりげなく華やかに彩ってくれる存在です。
チリのスパークリングワインと相性の良い料理