カミーユ・エ・ギヨーム・ボワイヨ|ブルゴーニュ・ムルソーの新星
世界が絶賛する驚異の新星
ムルソーを本拠地とする「カミーユ&ギヨーム・ボワイヨ」は、ブルゴーニュ最高峰の環境で培った豊富な知見と夫婦の自由な感性を融合させ、早くから高い評価を獲得している大注目の新星ドメーヌ。
事実、待望のファーストヴィンテージとなった2022年から、著名なワイン評論家であるジャスパー・モリス氏が複数のキュヴェに対して瞬く間に90点以上の高得点を献上し、中には最高95点に達する傑作も見出されたほどです。
初リリースにしてこれほどの熱狂的な評価を確立している事実は、彼らの確かな実力とワインの完成度を雄弁に物語っており、世界中から熱い視線が注がれるこの造り手の動向からは今後も目が離せません。
アンリ・ボワイヨの系譜を継ぐ名門ブルゴーニュ生産者
これほどの鮮烈なデビューで注目を集めたこのドメーヌは、名門の伝統を礎に、夫婦が自らの理想を追求するため2021年に設立されました。
夫のギヨーム・ボワイヨ氏は、ヴォルネイの歴史ある名門アンリ・ボワイヨ家に生まれ、実家で長年にわたり醸造責任者を務めたトップクラスの実力者として知られています。
一方、妻のカミーユ氏もまた、ポマールで歴史を刻むドメーヌ、クリストフ・ヴィオロ・ギュイユマールの当主を父に持つ、ワインの世界に深く根ざした女性。
二人がこのプロジェクトを始動させた背景には、偉大な名門ドメーヌという大きな家族の枠組みの中に身を置きながらも、「自分たち夫婦と4人の子供たちだけのための場を持ち、表現を自由に形にしたい」という強い願いがありました。
当初はわずか1.8ヘクタールだった所有畑ですが、2025年にアンリ・ボワイヨから一部の優良な区画を継承したことで8.5ヘクタールへと一気に拡大し、多様なテロワールを多彩に表現するための盤石な基盤を整えて新たな一歩をスタートさせています。

醸造スタイルとビオディナミ農法へのこだわり
彼らは、自然に寄り添った栽培や垂直プレスの使用、さらには独自の赤ワイン醸造法といった伝統技術を継承しつつも、熟成期間を短く設定するなど、自らが求めるより洗練された独自のスタイルを追求しています。
ブドウ栽培においては、両家が実践してきた化学物質の使用を抑えた自然なアプローチをベースとしつつ、さらに一歩進んだビオディナミ農法を導入。
ここでは土壌の生物多様性と生命力を最大限に引き出すことが重視されており、特に重機による踏み固めを防いで通気性を保つために馬で耕作を行うなど、手間を惜しまない緻密な作業が大きな特徴です。
また、一部のキュヴェで使用する買いブドウにおいても品質への妥協は一切なく、契約農家の畑へ自ら赴いて収穫し、果汁ではなく健全な房の状態で買い取ることで自社畑と同等のクオリティを維持しています。
醸造段階では、ボワイヨ家の伝統を確かに受け継ぎながらも、赤ワインと白ワインのいずれにおいても熟成期間をあえて短く設定し、より繊細なスタイルを目指しました。
白ワインの醸造では、全房のまま垂直プレスを用いて極めて優しく圧搾し、バトナージュ(澱の撹拌)を行わずに新樽の比率を下げることで、ブドウ本来が持つピュアな果実味、緻密なミネラル感、そして伸びやかな酸を鮮やかに際立たせています。
一方、赤ワインの醸造には実家のアンリ・ボワイヨでも重用されている「ヴィニフィカシオン・インテグラル」という特別な手法が採用されており、発酵から熟成に至る全工程を同一の木樽内で完結させます。
この方法により樽内の温度変化が非常に緩やかになるため、結果としてブドウが持つ美しい色素やタンニンを、時間をかけて優しく抽出することに成功しています。
※インポーター情報を基に構成