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メディチ・エルメーテ MEDICI ERMETE

メディチ・エルメーテ|ランブルスコの歴史を変えたエミリア・ロマーニャの名門ワイナリー

ランブルスコの歴史を変えた最高峰の造り手
赤いスパークリングワインとして有名なランブルスコは、これまで一般的にイタリアでは安ワインとして扱われてきました。

そんなランブルスコのイメージを完全に払拭し、名実ともにNo.1ランブルスコ・メーカーとして歴史を変えた造り手が「メディチ・エルメーテ」です。

フラッグシップである「コンチェルト」の2008年ヴィンテージが、ランブルスコとして初めてイタリアの権威あるワインガイド「ガンベロ・ロッソ」の最高評価「トレ・ビッキエーリ」を獲得。その後も高い評価を重ね、現在は17年連続受賞という歴史的な記録を打ち立てています。

また、2010年にはイタリア最大のワイン見本市にて「エミリア・ロマーニャ州最優秀ワイナリー(ヴィニタリー2010)」に輝くなど、世界的な名声を確固たるものにしています。

【メディチ家の正統なる血統と歩み】
そのルーツは、13世紀初頭にフィレンツェ郊外の土地を所有していた大地主であり、18世紀中頃まで権力をふるった高名なメディチ家。

数世紀にわたる歴史の中で、トスカーナ州のメディチ大公国から系列ファミリーがイタリア各地へ移り住む中、一人はイタリア中南部のサルノ地方、一人はミラノ領主エスフォルツァ家、そしてもう一人はワイン造りを志してエミリア・ロマーニャ州へと移住し、それから200年以上の時を経て現代のメディチ・エルメーテ家へと繋がっています。

ワイナリーとしての正式な始まりは1890年、イタリアで最も重要な商業街道であるヴィア・エミリア沿いのこと。
3軒の成功した居酒屋のオーナーであったレミージョ・メディチが、ヴィア・エミリアとエンツァ渓谷の丘陵地帯の間にある家族所有のブドウ畑を活かすために設立を決意しました。

その後、息子のエルメテが会社を拡大してその名声を確固たるものにし、続くヴァルテルとジョルジョが輸出を開始してブランドをさらに広げることで、メディチ・エルメーテの長い歴史が本格的に歩みを進め始めたのです。

メディチ・エルメーテの品質革命|コンチェルトが変えたランブルスコの評価

1970年代、アメリカで巻き起こった「ランブルスコ・ブーム」は、キャンティとともに最初に輸出されたイタリアワインの一つとして大きな注目を集めるものとなりました。

しかし1988年、本国エミリア地方のワイン業界全体で品質よりも量を重視する生産姿勢が強まったことで、低価格な工業製品としての甘口ランブルスコが市場に溢れ、わずか数年でその評判は地に落ちてしまったのです。

まさにその危機の年、メディチ家の4代目であるアルベルトとピエルルイージ・メディチが会社に加わり、直後にはホスピタリティを担当しているアレッサンドラも参入して、一家はランブルスコの生産方法に革命を起こす決意を固め、ブドウ畑の植え替えや「スパードコルドン」と呼ばれる剪定方法によって収量を規定よりも35%削減するという先駆的な哲学のもと、1993年にランブルスコ・サラミーノ・クリュ「コンチェルト」を誕生させました。

その後、トレ・ビッキエーリを継続的に獲得し、現在は17年連続受賞という歴史的な記録を更新しています。
その功績が認められ2015、2016年と2年連続で世界的に権威のある評価誌ワインスペクテーターが選ぶイタリアTOP100ワイナリーの授賞式&試飲会「オペラワイン」に選ばれる快挙を成し遂げ、現在はエミリア・ロマーニャ州の中でも特にブドウ栽培に適した地域にすべて有機栽培となる約80ヘクタールの土地を所有し、世界70カ国に輸出しています。

現在は第5世代のアレッサンドロを中心に、メディチ家がワイナリーを受け継いでいます。
ブドウ畑と醸造所における確かな経験のもと、土地とワインを密接に結びつけてブドウを厳選することでワインの価値を最大化するという課題を見事に達成し、その結果、1ヘクタール当たりの収穫量はDOCの規定より30~40%低くなったものの、比類のない品質を保証することに成功したのです。

この確かな品質を支えるのが、全面改装された施設での熟練したワイン醸造技術と、自然と環境を尊重したブドウ栽培であり、こうした徹底したこだわりによって完成されたワインは市場で即座に高い評価を獲得することとなりました。

そして、メディチ・エルメーテのワインは数々のワインガイドや権威ある賞で高く評価され、ランブルスコの品質と評価を大きく押し上げる存在となりました。

エミリア・ロマーニャのランブルスコ|多様な品種と食文化が育むイタリアワイン

ヨーロッパで最も繁栄している豊かな地域の一つであり、北イタリアの中心地に位置するエミリア・ロマーニャ州は、夏は暑く日差しが強い一方、冬は厳しく平野部が霧に覆われ丘陵地帯では雪が降ることもある非常に肥沃な気候風土を持ち、1797年にイタリア国旗である三色旗が誕生した場所としても知られるレッジョ・エミリアを擁しています。

「食の都」「食の女王」と世界的に称され、国内最高レベルの生活水準を誇るこの地は、ボロネーゼソースのラザニア、パルミジャーノ・レッジャーノ、パルマ産の生ハム、伝統的なバルサミコ酢をはじめ、クラテッロ、サラミ、モルタデッラ、トルテッリーニのスープ煮、カッペレッティ、タリアテッレ・アッラ・ボロネーゼといった世界的に有名な珍味や歴史的料理を生み出しており、そんな他では見られない食とワインの伝統が息づく場所で、長きにわたり食中酒として親しまれてきたのがランブルスコです。

【食の都と共に歩む多様性】
ここエミリア地方に古くから存在し、その痕跡が古代にまで遡るランブルスコ品種は特定の地域で生まれ育った在来種で、この地域のランブルスコの独自性と美しさは約15種類もの品種を持つ多様性にあります。

19世紀末には56品種が確認され、その約半分が白ブドウであった歴史がありますが、その内のメインとされる6種をメディチ・エルメーテの各ワイナリーでは栽培しています。

ワイン造りに使用されるのは、その中から選ばれた4品種。

・ランブルスコ・ソルバーラ
主にモデナ北部、ポー川近辺で栽培されており、ランブルスコの品種の中で一番酸が高い品種。雌雄異株の珍しい品種で、ソルバーラは色がかなり薄く、ソルバーラ100%で造ったランブルスコも透明感のある色合いになります。

・ランブルスコ・グラスパロッサ
主にモデナ南部、レッジョ・エミリア南部で栽培されており、タンニンが非常に強くアフターにほんのり苦味を感じる品種です。

・ランブルスコ・サラミーノ
モデナ、レッジョ・エミリアで栽培されており、フルーティさが特徴でバランスの良い品種。ボディーやストラクチャーをランブルスコに与えます。

・ランブルスコ・マラーニ
レッジョ・エミリア南部で主に栽培されており、サラミーノよりも酸が強めでストラクチャーのしっかりした品種です。

これら4種のほかに栽培されているメイン品種は、レッジョ・エミリア西部やパルマで主に栽培され、D.O.C.以上のワインでブレンド用品種として重宝される「ランブルスコ・マエストリ」や、レッジョ・エミリア北部で主に栽培され、生産量が少なく補助品種として使用される、酸とタンニンが低く甘味の強い「ランブルスコ・マントヴァーノ/ヴィアダネーゼ」の存在も見逃せません。

これら多様な個性がイタリアワインの奥深い伝統を形作っており、そこから生まれる赤やロゼの弱発泡性スパークリングワインは、通常のスパークリングワインに比べてガス圧が低いため、心地よい泡立ちを堪能できるのが大きな魅力。

甘口から辛口まで様々なタイプが存在するため、8℃ほどにしっかりと冷やすのが王道のスタイルですが、グラスに氷を浮かべるカチ割りや、カクテルとして自由に楽しむスタイルも人気を集めています。


※インポーターおよび公式情報を基に構成

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