ドメーヌ エマニュエル ジブロ ブルゴーニュ オート コート ド ニュイ アン グレゴワール 2019 750ml 赤ワイン フランス ブルゴーニュ ミディアムボディ

テロワール本来の香りや味わいを楽しめるワイン

■商品について
ドメーヌ・エマニュエル・ジブロは、ブルゴーニュで100年以上の歴史を持つ家族経営のドメーヌです。

1972年から有機農法を取り入れ現在はビオディナミを実践しており、自然との共生を大切にし、ブドウ樹のポテンシャルを最大限に引き出すことを目指しています。

エマニュエル・ジブロ氏の情熱と哲学が込められたワインは、テロワールの個性を鮮やかに表現し、複雑で奥深い味わいが特徴です。

こちらの「アン・グレゴワール」は、8世紀の記録に「Meuilley（ムイエ）」のブドウ畑が寄進されたとある、歴史ある畑です。

コート・ド・ニュイを見下ろすような、コート・ド・ニュイの西にある台地の端に位置しており、その畑はコート・ドール県の19ヶ村の標高300～400メートルにある日照に優れた斜面に広がっています。

フィロキセラの被害により一時荒廃したものの、1961年にアペラシオンとして認められて以降に再興され、これにより、この地のワインの個性が広く認められることとなりました。

■ドメーヌ・エマニュエル・ジブロについて
計10.3haの畑を所有する、ボーヌに本拠を置くドメーヌです。

当主のEmmanuel Giboulot/エマニュエル・ジブロ氏は1985年からビオロジックやビオディナミの哲学に則した有機農法を開始し、1996年からビオディナミを採用（ECOCERT認証取得済み）。

なおエマニュエル氏の父は穀類と野菜類の農家でしたが、1972年から当時としては珍しい有機農法を行なっていたといいます。

ドメーヌでは動物質、植物質、鉱物質のビオディナミ用プレパラシオンを使用し、ブドウ樹が本来持つ病害虫への耐性をより強めています。

また鋤き返しと堆肥により、土中微生物を活性化させており、より健康で熟度の高い果実が適正な収量で得られ、ブドウのもつ酸度と糖度の良好なバランスから、そのテロワール本来の香りや味わいを持つワインが生まれています。

ドメーヌの醸造
収穫は全て手摘みで行われ、醸造はテロワールが最大限発揮されるよう、人為的操作をほとんど行いません。

自然酵母を使用し、キュヴェごとに必要最小限のSO2のみを添加しています。

白ワインでは木樽で発酵を行い、赤ワインではブドウや果汁の冷却を行わず、年によって異なるものの一部または全てを全房のまま、伝統的な木製の開放桶で発酵を行なっています。

白ワイン、赤ワインともに木樽で12〜14ヶ月間の熟成。
新樽については、ワインのバランスとその年の出来により使用率は異なりますが、最高でも12%を超えない程度となっています。

これはエマニュエル氏自身が、焦点の定まったピュアなワインを好むからに他ならず、その結果ドメーヌの全てのワインは、アペラシオンとミレジム、双方の特徴をより引き出したワインとなっています。

■このワインについて

栽培
ニュイ・サン・ジョルジュ村の西5kmほどに位置するMeuilley（ムイエ）村の区画より。

区画の2/3が粘土質石灰土壌、1/3が泥土に白色泥灰土が交じる土壌（樹齢：42年）。

醸造
手摘みで収穫後に選果した後、大部分を除梗し、木製の開放樽で発酵。

アロマやタンニン、色素の抽出は酵素処理や熱処理をせず、伝統的なピジェアージュとルモンタージュによってこれを行っています。

キュヴェゾンは計21日。
フリーランと一度目のプレスジュースをアッサンブラージュし樽へ移し、ワインのピュアさとミネラル感を損なわぬよう3年樽で18ヶ月間熟成します。

飲み頃温度
14〜16℃

オススメ料理
ジャンボン・ペルシエ
赤身マグロのグリル ハーブソルト添え
牛肉の赤ワイン煮込み
エダム（ハードチーズ）

■原産地呼称
AOC. BOURGOGNE HAUTES COTES DE NUITS
（ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ）

■格付
地域名（レジオナル）

※インポーター資料より引用