ドメーヌ ド テール ブランシュ サンセール 2023 750ml 白ワイン フランス ロワール 辛口

多様な土壌の魅力を融合させた優美なサンセール

■商品について
白ワインの銘醸地として知られるサンセールに本拠を置く「ドメーヌ・ド・テール・ブランシュ」。

その名の通り「白い土壌」を意味するこのドメーヌは、15年以上の歴史の中で、サンセールの多様なテロワールへの深い理解と、それをワインに映し出す情熱を育んできました。

ドメーヌ名が彼らの哲学をまさに表しているように、サンセールを代表する土壌への徹底したこだわりが、彼らのワイン造りの根幹にあります。

生み出されるワインは、一口飲めばロワールの風を感じられるような、透明感とテロワールへの敬意に満ちた逸品です。

食卓を豊かに彩り、特別なひとときを演出してくれるテール・ブランシュのワインを、この機会にぜひお楽しみください。

■ドメーヌ・ド・テール・ブランシュについて
サンセールの銘醸地、ビュエ村に2014年、彗星のごとく現れたのが「ドメーヌ・ド・テール・ブランシュ」です。

彼らのワイン造りは、ロワールへの深い敬意と、伝統を守りつつも絶えず進化を追求する革新への情熱に満ちています。

知られざるテロワールへの挑戦
物語は1998年、プイィ・シュール・ロワールで続くワイン家系のジャン・ルイ・サージュが、サンセールの醸造所を取得したことから幕を開けます。

この醸造所には、サンセール最上の畑「シェーヌ・マルシャン」に加え、まだ知られざるポテンシャルを秘めたコトー・デュ・ジェノワの畑も含まれていました。

多くの生産者がサンセールの畑だけを求める中、ジャン・ルイはコトー・デュ・ジェノワの石英が混ざった粘土質土壌が、ソーヴィニヨン・ブランに素晴らしいアロマとミネラルをもたらすことを見抜きます。

彼はその熱意と先見の明で、醸造所と全ての畑の所有権を得ました。

区画ごとの個性を追求する情熱
ドメーヌが所有する35haの畑のうち、15haがサンセール、18haがコトー・デュ・ジェノワに広がります。

サンセールの畑は「テール・ブランシュ」や「カイヨット」など、個性豊かな土壌が特徴です。

ジャン・ルイは息子たちと共に、「ワインはセラーではなく畑で生まれる」という信念のもと、殺虫剤や除草剤の使用を段階的に廃止。

各区画の個性を最大限に引き出すため、丁寧な畑仕事と収量制限を徹底しています。

収穫から醸造まで区画ごとに行い、それぞれのテロワールの個性を尊重したワイン造りを実践しています。

世界的な醸造家との革新を呼ぶ出会い
2013年、サージュ親子は、ワインにさらなる深みと個性を与えるため、世界的な醸造家ステファン・ドゥルノンクールにコンサルティングを依頼します。

ドゥルノンクールは、除草剤の完全中止に加え、ブドウ畑に穀物を植えるというユニークな「共生」のアプローチを導入。

これにより、ブドウの根は深く伸び、土壌の微生物活動が活性化されました。

ドゥルノンクールがもたらした改革により、それぞれのテロワールの個性がより一層クリアにワインに表現されることを実感したサージュ親子は、サンセールの主要な土壌の一つである「テール・ブランシュ」をドメーヌの名に冠しました。

フランスの主要ワインガイド「Bettane+Desseauve (ベタンヌ+ドゥソーヴ) 」もこの新生ドメーヌに注目し、「初ヴィンテージから、ワインは非常に出来が良い。まだこのドメーヌの新たな道は始まったばかりだが、ふくよかさ、緊張感が素晴らしい」と絶賛。

ロワール地方で大きく躍進する醸造所として、その未来に大きな期待が寄せられています。

■このワインについて
サンセールの代表的な土壌、カイヨットやテール・ブランシュなど、複数の区画をブレンドすることで生まれるバランスと奥行き。

その優美な佇まいは、日本の食卓にもしっくりと寄り添い、和食とも高い親和性を見せてくれる1本です。

醸造・熟成
ステンレスタンクで発酵、澱と共に6〜8ヶ月熟成。

テイスティング・コメント
フレッシュなハーブやシトラス、白い果実の瑞々しさを備えた香りが、グラスから清らかに立ちのぼります。

味わいは広がりがありながらも繊細で、各区画の個性が調和し洗練されたスタイルの白ワインです。

飲み頃温度
8〜10℃

オススメ料理
季節野菜の天ぷら（レモン塩）、白身魚のカルパッチョ、アスパラガスのレモンバターグリル、フレッシュなシェーブルチーズ、などと良く合います。

■原産地呼称
AOC. SANCERRE（サンセール）

※インポーター資料より引用