ルシアン ル モワンヌ ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ ヴォークラン 2022 750ml 赤ワイン フランス ブルゴーニュ ミディアムボディ

異彩を放つ名ネゴシアンが手がける熟成の真髄を味わう1本

■商品について
ブルゴーニュには多くの生産者がいますが、その中でもルシアン・ル・モワンヌはひときわ異彩を放ちます。

自らをネゴシアンと称しながらも、その哲学と醸造技術、ワインの品質は一般的なネゴシアンの枠を超え、まさに唯一無二の存在です。

ブドウの選定から熟成まで一切の妥協を許さず、徹底した品質追求ゆえに生産量はごくわずかのため、世界中のワイン愛好家がリリースを待ち望む垂涎の的となっています。

ルシアン・ル・モワンヌの魅力は、グラン・クリュやプルミエ・クリュといった名だたる畑のワインから村名ワインまで、幅広いラインナップにもあります。

力強さの中にエレガンスが息づき、それぞれのテロワールを美しく表現した比類なき味わいを、ぜひこの機会にご堪能ください。

■ルシアン・ル・モワンヌについて
「最高のワインは最高のブドウから生まれる」──この信念を胸に、ムニール・サウマ氏とロテム夫人によって1999年に設立された、ブルゴーニュの小さなワイナリー「ルシアン・ル・モワンヌ」。

彼らがブルゴーニュで築き上げたのは、単なる取引関係ではありません。

長年培ったブドウ栽培家たちとの深い絆と信頼関係があるからこそ、ルシアン・ル・モワンヌはコート・ドールの一級畑、特級畑の中から、それぞれのテロワールを最もよく表現する区画のブドウを厳選して入手できるのです。

サウマ氏夫妻は、その類稀なるブドウの個性を最大限に引き出すため、醸造の全工程を自らの手で行い、徹底した品質管理のもと、毎年ごく少量しか生産しません。

これにより、それぞれのキュヴェが持つポテンシャルを余すことなくボトルに閉じ込め、飲む人にブルゴーニュの偉大なテロワールと彼らの真摯なワイン造りを伝えています。

ネゴシアンとは
ネゴシアン（Negociant）とは、フランス語で「卸売業者」や「卸売商」を意味する言葉。

特にワインの流通に携わる業者を指すことが一般的です（Negociant en vins）。

その中でもブルゴーニュなどの小規模生産者が多い地区では、自社ではブドウの栽培は行わずに、農家から仕入れたブドウやブドウ果汁でワインを醸造。

自社ブランドとして出荷する生産者のことを指し、日本でもこの意味合いで使われることが多くなっています。

■このワインについて

抜栓時は炭酸ガスを抜くために必ずデキャンタージュをしてください。

ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ヴォークランは、ブルゴーニュのコート・ド・ニュイ地区に位置する、ニュイ・サン・ジョルジュ村を代表する一級畑です。

村の南部に位置し、隣接する一級畑レ・サン・ジョルジュと並び、この村の最も力強く、最も筋肉質なワインを生み出すことで知られています。

テイスティング・コメント
このワインは、一般的にニュイ・サン・ジョルジュの典型的な特徴である力強い骨格、凝縮感、そして熟成ポテンシャルの高さを最も顕著に体現しています。

味わいはブラックベリー、カシス、プラムといった黒系果実の凝縮したアロマが支配しており、そこに革、土、森の下草、スパイス、タールといった力強く複雑なニュアンスも感じられます。

口に含むと、非常に力強く、がっしりとしたタンニンが感じられ、果実味は凝縮しており酸はしっかりとしていて、ワイン全体に力強い構造を与えています。

また、粘土石灰質土壌に由来するチョークや鉄分のような、やや硬質で力強いミネラル感が特徴で、このミネラル感がワインの強固な骨格を形成しています。

飲み頃温度
14〜16℃

オススメ料理
香ばしいローストチキンや、甘辛いタレを絡めた鶏の照り焼きは、ワインの力強い風味と絶妙なハーモニーを奏でます。

また、キノコのリゾットのような土のニュアンスを持つ料理や、タレの濃厚さがワインの果実味とタンニンに寄り添う鰻の蒲焼もオススメです。

■原産地呼称
AOC. NUITS SAINT GEORGES（ニュイ・サン・ジョルジュ）

■格付
1級畑（プルミエ・クリュ）

※インポーター資料より引用