長濱蒸溜所

長濱蒸溜所とは
長濱蒸溜所は、2016年に長濱浪漫ビール施設内で稼働を開始した、日本最小規模のクラフトディスティラリーです。琵琶湖と伊吹山に囲まれた長浜の風土が、この蒸溜所の個性的なウイスキーを育んでいます。スコットランドのクラフト蒸溜所に着想を得たアランビック型ポットスチルと、極細のラインアームから生み出される原酒は、リッチでフルーティー、そして穀物由来の豊かな甘みが特徴です。
「一醸一樽」というコンセプトのもと、1回の蒸溜で約200リットルの原酒、すなわち一樽分を丁寧に造り上げています。一樽一樽に情熱を注ぎ、創意工夫を重ねて作られる個性豊かな味わいを、心ゆくまでお楽しみください。
日本最小クラスの蒸溜所ウイスキー造りへの想い
長濱蒸溜所の母体である企業は、1996年に地元長浜市の企業や市民の支援を受けて設立され、近畿で3番目となるクラフトビールの製造を開始しました。以来20年以上、クラフトビールを作り続けています。
併設されたレストランでは、地元の方々に繰り返し訪れていただけるよう、ビールを定番品に絞り、その味を磨き続けてきました。その過程で出会ったのが、『命の水』とも称されるウイスキー。その魅力に強く惹かれたことが、長濱蒸溜所誕生のきっかけとなりました。

琵琶湖畔の長浜で作られるクラフトウイスキー。その魅力を多くの人に届けたいという想いを胸に、ウイスキー事業がスタートしたのです。
100年後に愛されるウイスキーを目指して
湖北・長浜の小さな蒸溜所ですが、その夢は大きく広がっています。日本国内のみならず、世界中のウイスキーファンに100年後も愛されるクラフトウイスキーを届けたいという強い願いがあります。
長浜ならではの風土が生み出す味わい、そして長濱ウイスキーの持つ浪漫を、ぜひ感じていただきたい。そんな想いを込めて、長濱蒸溜所では日々、特別なウイスキーが造られています。