ドメーヌ ツィント フンブレヒト リースリング ロッシュ ルレ 2020 750ml 白ワイン フランス アルザス 辛口

商品について

「アルザスの至宝」と称されるドメーヌ・ツィント・フンブレヒトは、世界のワイン専門誌で1,000回以上90点超を獲得する、まさにアルザスワインのトップ生産者です。

ワイン界のミシュランガイドと称される『ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』で最高評価の4つ星に輝く、その卓越した品質は、世界中のワイン愛好家を魅了し続けています。

「ロッシュ・ルレ」はフランス語で「丸い小石」を意味します。このワインはテュルクハイム村のヘレンヴェッグの畑の樹齢の高いブドウ樹から造られます。

畑は、フェヒト川の堆積土壌のテロワールに広がり、川の蛇行に沿って、砂質砂利質土壌と、炭酸塩を含まないレスタイプのシルト土壌が見られます。

樹齢の高いブドウ樹は、主に第四紀堆積土壌のより肥沃な部分に植えられています。

リースリングは、この地で規則的な生育を見せ、何よりコルマールの乾燥したミクロクリマにおいて、水分ストレスの影響を受けにくい品種です。

ヘレンヴェッグのワインは、いつもとても芳醇で、早いうちから開いていて、熟した酸味と豊かな果実味があるのが特徴です。

栽培

• 土壌：砂礫混じりのシルト
• 平均樹齢：54年
• 収穫：手摘み

醸造

• 発酵：オーク樽（フードル）
• 熟成：オーク樽（フードル）にて澱とともに熟成
• 瓶詰め：2022年1月

評価

ワイン・スペクテイター：91

テイスティング・コメント

美しく豊かなフルーツとライムの花のアロマが広がります。2020年の乾燥した晴天の気候により、魅力的で表現力豊かな凝縮したワインとなりました。

口当たりはしなやかでまるみのあるテクスチャーですが、フィニッシュでは引き締まり、熟したストラクチャーのある酸味が現れます。

豊かな果実味とともに、塩味を感じる美しい余韻が長く続きます。

すでに開いていてとても表現力豊かですが、熟成も可能なワインです。

オススメ料理

白身の刺身や焼き魚、甲殻類（ホタテガイ、カニ、ロブスター）、野菜を使った料理、などと良く合います。

ドメーヌ・ツィント・フンブレヒトについて

アルザス地方ゲベールシュヴィールのフンブレヒト家は、1620年からワイン造りを手掛けてきた由緒ある家柄。

1959年にレオナール・フンブレヒトは同じアルザス地方ヴィンツェンハイムの造り手ジュヌヴィエーヴ・ツィントと合同で、テュルクハイムにドメーヌ・ツィント・フンブレヒトを設立しました。

自社畑全てをビオディナミ農法に転換し、極限まで品質を追求したワイン造りを実践することで、至高のテロワールとブドウ品種の個性が最大限に表現された、純粋で凝縮した味わいのワインを生み出しています。

現在所有する約40ヘクタールの自社畑の中には、長い歴史と伝統を持つ、ランゲン・ド・タン・クロ・サンテュルバンをはじめとする、高名な5つのグラン・クリュの畑が含まれています。

12代目当主「オリヴィエ・フンブレヒト」

経営者であり醸造家でもある12代目当主のオリヴィエ・フンブレヒトは、フランス人として初めて、またワインメーカーとしても二人目となる " マスター・オブ・ワイン（MW）" を、1989年に26歳の若さで取得しました。

彼のアルザスワインとビオディナミ農法に対する情熱は、他のワイン生産者からも敬意を持って評価されており、2002年からは国際ビオディナミ生産者組合会長となり、2011年からはアルザス・グラン・クリュ協会会長としても、ワイン産業全体の発展に寄与しています。

原産地呼称

AOC. ALSACE（アルザス）