ペリエ・ジュエ|1811年創業 フローラルなスタイルで愛される名門シャンパーニュ
ピエール・ニコラ・ペリエとローズ・アデル・ジュエは、同じ思いで自然と芸術への愛を感じていました。
ローズはノルマンの商人の家に生まれた文化的な若い女性で、ピエールは優れたワイン醸造家であり植物学者でした。
結婚から1年後の1811年に創業されたメゾン ペリエ ジュエは、他とは違うシャンパーニュのメゾンを作りたいという二人の願望から生まれました。
創業者の芸術、自然、そしてシャンパーニュへの情熱は、世代を超えて受け継がれています。
父と同じく植物学者であった息子のシャルル・ペリエは、1848年にメゾンを引き継ぎました。自由な創造性をもって、型にはまらずに自然を観察するという家族の哲学は、シャンパーニュの歴史の中で本質となっており、この価値観が現在のメゾン ペリエ ジュエを形作っています。
【歴史と象徴の継承】
1842年、ペリエ ジュエ初のブリュット・シャンパーニュであるキュヴェKを誕生させ、ブリュットスタイルを世に広め、多くの王侯貴族の間で人気となりました。
1902年、オクターブ・ガリスは、エミール・ガレにペリエ ジュエのキュヴェのボトルデザインを依頼し、メゾンの象徴となるジャパニーズ・アネモネ(秋明菊)が描かれた有名なボトルが誕生しました。
1964年、エミール・ガレが描いた4つの特注マグナムボトルが、セラーマスター(最高醸造責任者)のアンドレ・バヴェレによって再発見され「ベル エポック」と名付けられ、今や象徴となったフローラルなキュヴェが誕生しました。
1991年、メゾン ベル エポックは、19世紀末に建てられた邸宅で、アール・ヌーヴォー(19世紀末に流行した植物などをモチーフにする芸術様式)の巨匠による200点以上の作品が展示される、ユニークなアール・ヌーヴォー建物として再オープンしました。
2020年10月、セヴリーヌ・フレルソンは、メゾンの第8代セラーマスターとなり、メゾンの歴史上、初の女性の役職者となりました。
シャンパーニュ地方コート・デ・ブランの自然と共生する類まれなテロワール
【白亜の土壌が育むシャルドネ】
フランスのシャンパーニュ地方は、石灰質土壌と丘陵の地形に、海と陸の両方の影響を受ける気候が組み合わされたこのテロワールを備えています。
コート・デ・ブラン地区にあるペリエ ジュエのブドウ畑は、品質基準「エシェル・デ・クリュ(畑の格付け)」で99.2%の格付けとなっています。
19世紀、シャルル・ペリエは後に「グランクリュ」の称号を得ることになる類稀なブドウ畑への投資を開始しました。
白亜(石灰質)の土壌は、ブドウ本来のミネラル感、新鮮さ、酸味を引き出すのに役立ち、メゾンの多彩なシグネチャー キュヴェに、えも言われぬエレガントでフローラルな香りを吹き込んでいます。
【環境再生型ブドウ栽培への取り組み】
1811年の創業以来、自然と共生しながらシャンパーニュ造りに励んできたメゾン ペリエ ジュエ。
2020年からは、他に先駆けて環境再生型ブドウ栽培(リジェネラティヴ・ヴィティカルチャー:土壌の健康を回復させ生態系を豊かにする農法)に取り組んでいます。
地中深くまで土壌を思いやることで、元気な生態系を生み出し、気候変動への耐性を高めることに役立ちます。完熟したブドウを手摘みしたら、十分な注意を払ってプレス(圧搾:ブドウを搾ること)した後、エペルネにあるメゾンのセラーに迅速に運ばれます。
一つひとつの段階が、このユニークで繊細なブドウ品種のさまざまな側面を引き出し、際立たせるよう工夫が凝らされています。
ペリエ・ジュエのシャンパン造り|卓越したサヴォアフェールが生む美酒
【伝統を継承するブレンドの妙】
ペリエ ジュエでは、シャルドネならではの香り(アロマ)とフレッシュさを保つために、細心の注意を払ってプレスを行います。
最高醸造責任者のセヴリーヌ・フレルソンは、50のクリュ(区画)を自在に操り、以前の年から保管されているリザーブワインを完璧に組み合わせることで、毎年一貫したスタイルを保ちます。
200年以上にわたり培ってきたこの独自のサヴォアフェール(伝統の技)が、フローラルな香りやニュアンスのあるテクスチャーを無限のバリエーションで表現することを可能にしています。
セヴリーヌ・フレルソンは、非の打ちどころのないエレガントなメゾンならではのフローラルスタイルを忠実に守りながら、テクスチャーとフレーバーの絶妙な調和を達成することを目指しています。
【時間の魔法と泡の誕生】
シャンパーニュ造りに欠かせない要素が「時間」です。
最終的なブレンドが決定された後、酵母などを加えることで二次発酵(プリーズ・ド・ムース:瓶内で泡が生まれる工程)が始まります。
シャンパーニュはメゾンのセラーの中で熟成され、徐々に独自の個性と香りの複雑さを明らかにしていきます。
数年の熟成を経て、ボトルのネックに溜まった澱を取り除くデゴルジュマン(澱を取り除く作業)を行い、代わりにリキュール・ド・ドサージュ(糖度を決める仕上げの液体)を加えることで、伝説的なシグネチャースタイルである「ブリュット」の個性が生まれます。
最長8年もの間保管されるヴィンテージ・キュヴェは、複雑でフローラルな香りが前面に現れ、至福のテイスティング体験をもたらします。
【美食を彩るガストロノミックなシナジー】
ペリエ ジュエのシャンパーニュは、フレッシュでフローラルな複雑に絡み合う味わいを持つことで知られており、料理とのペアリングには非常に繊細なバランス感覚が求められます。
メゾンのシェフ・イン・レジデンス(専属料理人)であるセバスチャン・モレロンと最高醸造責任者のセヴリーヌ・フレルソンは、エレガンスと正確さをこよなく愛するという共通の想いに駆られ、互いに手を取り合ってニュアンス豊かな味わいを作り上げています。
本物の食材を選び抜いた正確無比な料理のアプローチが、最初に口にする前菜から最後のデザートの一口まで、忘れられない食事のひとときを演出します。
※公式サイトより引用