セント ジェームス ブラン フリュール ド カンヌ 50% 700ml 箱なし スピリッツ アグリコール ラム フランス マルティニーク

まるでサトウキビをそのままかじったような凝縮感

■商品について
マルティニーク産アグリコールラムの名門、セント・ジェームス。

マルティニーク・ラムの中でも群を抜く豊富なラインナップを誇り、世界的な品評会でも数々の金賞に輝いています。

サトウキビ本来の繊細で豊かなアロマとフレーバーが最大限に引き出されたラムを口に含めば、マルティニークの照りつける太陽、肥沃な大地、そして潮風が織りなす情景が目に浮かぶかのよう。

その芳醇な香りは、まさにカリブ海の豊かな自然と伝統が息づく唯一無二の味わいです。

この機会にぜひ、セント・ジェームスが織りなす特別なラムの世界をご堪能ください。

■セント・ジェームズ蒸留所について
1765年、マルティニーク島サン・ピエールに創設されたセント・ジェームス蒸留所。

その名は英国貴族に由来するとされ、当初は英国への輸出を想定していました。

1882年には商標登録され、世界で初めてスクエアボトルを使用したことでも知られています。

1902年のペレ山の噴火後、蒸留所はサン・マリーへ移転。
現在、同蒸留所が所有する750エーカーの農地のうち、687エーカーが自社畑です。

サトウキビはペレ山の東側斜面で栽培され、火山灰の肥沃な土壌から良質なものが育ちます。

収穫は2月に始まり5〜6ヶ月間続き、年間生産量は300万リットルを誇ります。

アグリコールラムとは
アグリコールラムは、ラム酒の中でも特に個性が際立つタイプです。

一般的なラム酒が砂糖の精製過程で生まれる副産物「糖蜜（モラセス）」を原料とするのに対し、アグリコールラムはサトウキビを搾りたてのジュースを100%発酵・蒸留して造られるのが大きな特徴です。

この製法により、アグリコールラムはサトウキビが持つ豊かな風味や、土壌由来のテロワールをより強く感じられます。

まるで、畑で育ったサトウキビそのものの味わいがボトルに詰まっているかのように、フレッシュで青々しい香りや、時にスパイシーなニュアンスも感じられるなど、複雑で奥行きのある香味が魅力です。

■このラムについて
この「フリュール・ド・カンヌ」は、2009年に取り扱いを開始し、今回新たなパッケージで再登場した、ラムブランの奥深さを体感できる逸品です。

こだわりの原料で造られる、まさにラムブランの先駆けとも言える存在です。

特に乾燥が厳しかった2003年と2005年、サトウキビの収穫時期の終盤である5月頃に糖度がこれ以上ないほどに高まった「極限凝縮」サトウキビのみを用いてラムブランとして当時発売を開始し、その品質に大変ご好評をいただきました。

現在のロットは収穫時期の特定はできませんが、商品コンセプトは変わらず、糖度が極限まで高まったサトウキビが使用されています。

サトウキビの糖度がどれほど味わいや香りに影響するのか、ぜひ皆さまにも体感していただきたいと願っています。

テイスティングノート
【外観】
水晶のように輝く透明感。

【香り】
芳醇で豊かな香り立ち。
熟したサトウキビ、ハチミツ、オレンジの花、南国果実のニュアンス。

【味わい】
バランスが良く、とてもなめらか。
ヴェズー（サトウキビワイン）や熟したサトウキビのアロマが広がり、心地よい余韻が続きます。

オススメの飲み方
【ストレート】
常温でグラスに注ぎ、ゆっくりと味わうことにより、時間とともに変化していく風味を堪能できます。

【オン・ザ・ロック】
氷が少しずつ溶けるにつれて味わいがまろやかになり、ヴェズー（サトウキビワイン）のニュアンスもより一層感じやすくなります。

【少量の加水】
ミネラルウォーターを数滴、または小さじ1杯程度加えることで、香りの成分が揮発しやすくなり、より複雑なアロマを感じられます。

【その他】
ヴェズー（サトウキビワイン）のニュアンスや南国果実のブーケを活かした、フローズン・ダイキリなどのカクテルもオススメです。

オススメ料理
シュリンプカクテル、セビーチェ、フルーツトマトとモッツァレラのカプレーゼ、シンガポール風チキンライスなど、幅広い料理と好相性。

また、フロマージュブランのようなフレッシュチーズ、柑橘系やトロピカルフルーツ、ココナッツミルクを使ったデザートとのペアリングもオススメです。

■原産地呼称
AOC. MARTINIQUE（マルティニーク）

※インポーター資料より引用