ワイヤーワークス
WIRE WORKS
2016年設立 ホワイトピーク蒸留所
ホワイトピーク蒸留所は、イギリス・ダービーシャー初の本格的なクラフト蒸留所。ダービーシャー独自の風土と伝統的な製法で、複数の世界的な賞を受賞したウイスキー『ワイヤー・ワークス』、『シャイニングクリフ・ジン』、ラムなどを製造しています。
2016年に設立されたホワイトピーク蒸留所のウイスキー作りはまだ始まったばかり。
2022年2月にリリースしたワイヤー・ワークスで獲得した大きな反響をきっかけに、さらなる新製品開発を行っています。
ホワイトピーク蒸留所の夢のスタート地点はダービーシャーそして、ピークディストリクト。
その中でも、スピリッツづくりに最も適した場所を見つける必要がありました。
やがて見つけたのは、川のそばにあり、古くから続く森に囲まれた、元ジョンソン&ネフューのワイヤー工場跡地。
彼らがスピリッツづくりに選んだこの場所は、2001年に世界遺産に登録されたほど歴史が深く、豊かな自然に囲まれています。
ホワイトピーク蒸留所はウイスキーの味とクオリティを追求するために、製造における全てのプロセスに細部までこだわりを持っています。
蒸留所の基礎となるこだわりと味の追求
ホワイトピーク蒸留所がウイスキーづくりにおいてこだわったのは独自の風味と製法を追求すること。
具体的には、イギリス(ダービーシャー)の大麦を使用し、ダービーシャーの伝統的な醸造方法を用いた特別な生酵母のブレンドを開発。
長時間の発酵を行い、自らがデザインした手作りの銅製ポットスチルを使うことで、スピリッツに魔法をかけています。
これらはオリジナルの製法は受け継がれてきた伝統を捨てるという意味ではなく、ウイスキーづくりの各工程をじっくりと見直した末の創意工夫と言えます。
また、拠点である19世紀の元ワイヤー工場には、適切な方法での物づくりとイノベーションを両立させてきたという伝統があります。
この場所への強いこだわりと味の追求が、ホワイトピーク蒸留所の基礎となっています。
蒸留所の運営は、少人数ながら献身的なチームによって行われています。
彼らはウイスキー、ジン、ラムづくりにおいて、誠実にスピリッツづくりと向き合い、現場で熟成、瓶詰め、ラベル付けという一つひとつの工程を丁寧に行っています。
創設者「マックス&クレア・ヴォーン」
【マックス・ヴォーン】
幼い頃から父親譲りのウイスキーへの情熱を持つマックスは、本格的なイングリッシュウイスキーを造り、蒸留技術の魅力を発信する場所を作りたいと考えていました。
その後、ホワイトピーク蒸留所を設立し、最初のウイスキーが熟成を迎えてからもマックスは成長するチームを牽引し続けています。
マックスのお気に入りのホワイトピークのウイスキーは、ワイヤー・ワークス・バーボンバレル。
樽出しのままのストレートを、氷なしで楽しむのが好みです。
【クレア・ヴォーン】
20年間教師として勤めた後、クレアはインテリアデザイナーとして再訓練を受ける傍ら、ウイスキーへの興味と情熱を育んできました。
そして彼女は、マックスと共にダービーシャー初のクラフト蒸留所「ホワイトピーク蒸留所」を設立します。
現在、クレアはホワイトピークのブランド構築やパッケージデザイン、マーケティングや広告など、多くの業務を担当しながら、成長するスタートアップを支えています。
クレアのお気に入りのホワイトピークの一杯は、ワイヤー・ワークス・オーバースモーク・ウイスキーです。
氷なしのストレートで楽しむのが彼女のスタイルです。