記事: ウイスキーのおすすめ32選!人気の高いものから、安くてコスパの良い初心者向けまでご紹介【2024年12月】
ウイスキーのおすすめ32選!人気の高いものから、安くてコスパの良い初心者向けまでご紹介【2024年12月】
目次
【初心者必読!】そもそもウイスキーってどんなお酒?
ウイスキーの選び方
初心者におすすめのウイスキー7選!
人気が高いウイスキー5選!
コストパフォーマンスが高いウイスキー10選!
プレゼント用におすすめのウイスキー5選!
ウイスキーの売れ筋ランキングTOP5
ウイスキーのおすすめの飲み方
まとめ
【初心者必読!】そもそもウイスキーってどんなお酒?
近年大人気のウイスキー。ひとことでウイスキーといっても、さまざまな種類があることをご存じでしょうか。知れば知るほど面白いウイスキーの基礎知識からご紹介します。
ウイスキーとは?
ウイスキーとは、穀物を原料とし、樽で熟成させる蒸留酒のこと。一般的なアルコール度数は40%前後です。生産している国によって細かい定義は異なりますが、それぞれの特徴が味わいに大きな変化をもたらし、さまざまな表現が可能なお酒です。使用する原料や樽から生まれる芳醇な香りが魅力のひとつで、美しい琥珀色が、大人なエレガントさを演出してくれます。自分に合うウイスキーを見つけることができると、虜になること間違いなし。世界中で愛されているお酒です。
ウイスキーにはどんな種類がある?
ウイスキーは人気があるが故に、日本で販売されている種類も豊富です。味わいを大きく分けるとすると、「フルーティーで口当たりがさっぱりしたもの」、「甘くてリッチ感があるもの」「スモーキーでクセが強いもの」の3タイプ。
・フルーティーで口当たりがさっぱりしたもの
香りが控えめで、口当たりもすっきりしているため、食事にも合わせやすくゴクゴク飲めるのがこのタイプ。いわゆるクセが強めのウイスキーを飲んで苦手意識を持っている方も、印象が変わるはずです。
・甘くてリッチ感があるもの
華やかな風味と、甘さが特徴でありながら、濃厚な飲みごたえを感じられます。いわゆるバランスのとれたウイスキーで、万人受けするタイプです。
・スモーキーでクセが強いもの
燻製のような香ばしさとアルコール感が強めのこのタイプは、ウイスキー通だけでなく、一度飲んだらやみつきになってしまうという人も。中には飲みやすいウイスキーでは物足りない、という意見があるほどです。同じタイプでも、原料や蒸溜所の違いで味わいは大きく変わります。ひとつのウイスキーで苦手かどうかを判断せず、飲み比べてみて下さい。別のタイプを飲んだら美味しかった! ということもあるのがウイスキーの面白さです。
5大ウイスキーとは?
世界5大ウイスキーと呼ばれるウイスキーの生産国は、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本。それぞれの国の特徴があり、どの国のウイスキーも世界的に人気があります。同じ国で生産されていても、銘柄によって味わいや特徴は異なります。あくまで味わいの傾向として5大ウイスキーを比べてみましょう。
・スコッチウイスキー
イギリス北部のスコットランドでつくられているウイスキー。世界で最も生産量が多く、ウイスキーづくりの歴史も長いです。燃料に泥炭を使用していることから、ピート香と呼ばれるクセの強い香りが特徴。もちろん香りが強すぎない銘柄もあるため、飲み比べができるのも生産量が多いスコッチならではです。
・アイリッシュウイスキー
スコットランドと同様に、ウイスキーの歴史が長いアイリッシュウイスキーは、アイルランドで生産されています。泥炭(ピート)を使用せず、原料本来の豊かさや香りを感じることができる、さっぱりとまろやかなウイスキーです。アイリッシュウイスキーをベースに、コーヒー・砂糖・生クリームを加えるホットカクテル、アイリッシュコーヒーが有名です。
・アメリカンウイスキー
生産されている種類が多いことが特徴のアメリカンウイスキー。中にはアメリカが発祥のウイスキーもあります。トウモロコシを主な原料としたバーボンウイスキーは一度耳にしたことがある方も多いはず。甘さが特徴のものから、スパイシーさを感じられるものまで幅広い種類が生産されています。
・カナディアンウイスキー
5大ウイスキーの中で最もクセが少なく軽い口当たりなのが、カナダでつくられているカナディアンウイスキーです。規定範囲内の香味添加が認められているため、やわらかな味わいで飲みやすくなっています。日本で販売されている銘柄は少ないですが、この飲みやすさが初心者にもおすすめで、カクテルなどのベースにも使用されています。
・ジャパニーズウイスキー
日本でつくられているウイスキーは、5大ウイスキーの中で最も歴史が浅く、まだ100年も経っていないという驚きの事実。しかしながら世界的評価を受けるなど、注目度の高いウイスキーです。スコッチをお手本としつつも、日本人の舌に合うよう独自の発展を遂げ、クセが少なく繊細な味わいのものが多いです。
ウイスキーの選び方
種類が豊富なウイスキー。値段もさまざまで、ウイスキー好きでも選びきれません。初心者ならなおさらです。ここでは選び方のポイントを4つご紹介しますので、参考にしてみて下さい。
原材料から選ぶ
ウイスキーは、原材料によって味わいが大きく変化するお酒です。まずは原材料が異なるウイスキーの種類から見ていきましょう。
ブレンデッドウイスキー
モルトウイスキーとグレーンウイスキーの原酒をブレンドしたものをブレンデッドウイスキーといいます。大麦を原料とした風味が豊かで個性的なモルトウイスキーと、大麦以外の穀物を原料としたすっきりと飲みやすいグレーンウイスキーを、ブレンダーが巧みな技でブレンディング。この調合により、味わいや香りが繊細に引き出され、バランスの良いウイスキーが生まれます。いわゆる万人受けするタイプのウイスキーであるため、初心者の方はブレンデッドウイスキーから選んでみるとよいでしょう。
モルトウイスキー
モルトウイスキーは、大麦麦芽を原料としたウイスキーです。大麦を発芽させたものを麦芽(モルト)と呼び、スコッチやアイリッシュ、日本では、原料として100%使用したものをモルトウイスキーとしています。しっかり原料の風味や味わいを感じることができ、各蒸溜所によって個性が引き立つのもモルトウイスキーの魅力です。モルトの個性の強さは、スモーキーな香りからクセの強さとして捉えられていますが、愛好家も多く人気があります。ウイスキーに慣れている人は、違いを楽しむことができるでしょう。
グレーンウイスキー
グレーンウイスキーは、大麦以外の穀物をブレンドしてつくられています。小麦やライ麦、トウモロコシなどを使用しており、クセがなくすっきりと、軽い味わいが特徴です。このライトな酒質から、「サイレントスピリッツ」との愛称がついています。単体での販売は少なく、ブレンデッドウイスキーの原酒として製造されることが多いグレーン。しかし近年では、このマイルドさがハイボールに合う! と注目が集まり、消費量も増えてきています。食事と相性のよいウイスキーとして選んでみるのもいいかもしれません。
ライウイスキー
ライウイスキーは、原料の51%以上ライ麦を使用することが定義とされている、アメリカンウイスキーの一種。特徴は独特のスパイシーさで、ほのかな苦味と甘味がクセになる味わいです。香りはピートよりもクセが少なく、ライ麦の比率が高くなればなるほど香ばしさが強くなります。クラシックカクテルのベースとして使用されていたライウイスキー。このクラシックカクテルの再ブームなどから注目度が高まり、生産量を増やし続けています。スパイシーなウイスキーでカクテルを楽しんでみたい方におすすめ。
コーンウイスキー
原料の80%以上トウモロコシを使用することが定義化されている、コーンウイスキー。アメリカンウイスキーの一種で、アルコール感が強くパンチのある味わいを好む方におすすめのウイスキーです。いわゆる上級者向け、といわれるウイスキーですね。一般的なウイスキーは、熟成によってまろやかさを出したり液体の色付けを行いますが、コーンウイスキーは熟成年数の決まりがありません。多くの銘柄が熟成をさせないため、液体にほとんど色がついていない、無色透明なことが特徴です。
ピート香や度数の強さから選ぶ
ウイスキーの特徴ともいえる、泥炭(ピート)の香りの強さや、アルコール度数の強さから選ぶこともおすすめです。この泥炭のピート香は、スモーキーでクセが強く初心者の方には受け入れられにくいことがあり、食事に合わせるには香りが強すぎるとの声も。もちろん銘柄によって強さは異なるため、ピートを使用していないものや香りが控えめのものから挑戦するといいでしょう。アルコール度数についても同様、平均は40%前後ですが、30%台の銘柄もあるため、軽いものから始めてみるのもいいかもしれません。
熟成期間から選ぶ
長期熟成された商品は、角がとれたまろやかな味わいのものが多く、複雑かつ繊細。流通量が少ないことから希少性もあり高価であるため、ストレートやロックで味わう方向けです。ウイスキーに慣れてくると、一度は飲んでみたい! と感じさせる高貴さがあります。短期熟成の商品は、リーズナブルで気軽にウイスキーを楽しむことができます。カクテルベースやアレンジにもおすすめで、飲み比べも魅力のひとつです。
価格から選ぶ【安く済ませたい人向け!】
ウイスキーの価格は幅広く、700〜750mlで1000円以下のものから数万円、さらには数十万円以上のものまでさまざまです。ここで勘違いしてほしくないことは、安価だからといって、価値がないわけではないということ。飲む頻度や場合によって価格帯をうまく使い分けてみて下さい。毎日飲む方におすすめの低価格なウイスキーはこちら。
CMでもお馴染みの銘柄です。まずはハイボールからいかがでしょうか。
プレゼント用ならボトルデザインも踏まえて選ぶ
お店にずらりと並んでいるウイスキー。ボトルデザインもさまざまで、おしゃれな銘柄も多いです。味や種類だけでなく、見た目で選んでみることも新しい出会いにつながるかもしれません。ウイスキーは箱入りで販売されているものもあり、見栄えが各段に良くなります。高級な銘柄になると木箱入りも。また、飲み比べセットのミニチュアボトルや、デザインがめずらしいおしゃれなボトルはインテリアとしても活躍します。
初心者におすすめのウイスキー7選!
初心者におすすめのウイスキーをそれぞれの魅力とともにご紹介します。
バッファロー・トレース
バーボンの印象を変えるような、トウモロコシの甘さとまろやかさを感じられる一本。トウモロコシ80%、ライ麦10%、大麦モルト10%というバーボンの中でも主原料のトウモロコシの割合が多く、初心者の方にも飲みやすいバーボンといえるでしょう。
生産しているバッファロートレース蒸留所は、アメリカ最古の蒸留所としても知られており、少量生産の高級バーボンから量産型、手間のかかるスモールバッチ生産までも手掛けている大規模な蒸留所です。2005年には「Distillery of the year」(ディスティラリー・オブ・ザイヤー)を全米初受賞。その後も数ある賞を受賞しています。
ケンタッキー州の冬は-20℃になることもありますが、バッファロートレース蒸留所の全熟成庫にはヒーターが備え付けられています。庫内の気温が13℃以下になるとスチームが入る設定により、8年とは思えない熟成感を実現しています。
看板商品であるバッファロー・トレースは万人受けする、飲みやすい甘みのあるバーボンに仕上げています。バーボンのワイルドさもありつつ、比較的刺激が少ないバッファロー・トレースの味わいは、ストレートやロックでも挑戦しやすい銘柄です。品質が良く贅沢さを感じられる商品としては価格帯も良心的で、初心者の方にはハイボールもおすすめ。ハイボールにすると酸味も際立ち、爽やかに味わえます。バランスが良く飲み飽きない味わいは、毎日の晩酌にも◎。ぜひ一度お試し下さい。
商品名 | バッファロー・トレース 750ml |
希望小売価格 | オープン価格3,300円(税込) |
アルコール度数 | 45% |
種類 | アメリカンウイスキー |
製造法 | バーボンウイスキー |
生産国 | アメリカ・ケンタッキー州 |
熟成期間 | 8年以上 |
ピート | なし |
飲みごたえ | ミディアム |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、ハイボール |
詳しくはこちら
新里 WHISKY
沖縄最古の蔵元の新里酒造が生産している新里は、独特の味わいで知られるウイスキーです。その理由は樫樽貯蔵泡盛13年古酒をベースにしたスピリッツをブレンドしていることにあります。スコッチのブレンデッドをベースにしており、そこへ泡盛がブレンドされているのです。米由来の繊細で柔らかな甘みがプラスされ、間違いなく他の商品では味わえないウイスキーといえるでしょう。
沖縄らしいウイスキーを造りたいという思いで生まれた新里は、ウイスキーとスピリッツの比率にこだわり、ウイスキーらしさを守りつつ、泡盛の風味も感じられる一本に仕上げました。1846年に創業した新里酒造は現在七代目。創業当時、琉球王府は首里に住む30人〜40人のみに泡盛造りを許可していました。ここで造られた泡盛は、中国や日本への献上品として珍重されていたとのこと。その当時からの伝統を170年以上守り続けています。その伝統的な泡盛がウイスキーとブレンドされ、なんともユニークな商品が完成したのです。
変わり種ウイスキーとして話題のネタにもなるこの新里は、様々な飲み方で楽しめます。初心者の方にも飲みやすいのは、やっぱりハイボール。食事との相性もよく、すっきりと芳醇な味わいを感じられます。ロックで泡盛の風味をダイレクトに味わうこともおすすめ。ウイスキー初心者はもちろん、ちょっと変わったウイスキーを探している方にもぴったりな新里 WHISKYは、比較的手頃な価格で手に入れることができます。ぜひ沖縄らしいウイスキーを堪能してみて下さい。
商品名 | 新里 WHISKY 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 3,488円(税込) |
アルコール度数 | 43% |
種類 | ジャパニーズウイスキー |
製造法 | ブレンデッド(グレーン・モルト・スピリッツ) |
生産国 | 日本 |
熟成期間 | 3年以上 |
ピート | なし |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ロック、水割り、ハイボール |
詳しくはこちら
YAMAZAKURA 安積蒸溜所&4(アンド フォー)
毎月3000本限定のワールドブレンデッドウイスキー。安積蒸溜所原酒をキーモルトとし、世界5大産地(スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ)のウイスキー原酒をブレンドしています。ハーブや蜂蜜のような甘い香りが印象的で、スパイシーさもありつつ、ややスモーキーな余韻も楽しむことができる一本です。
東北最古のウイスキーメーカーである笹の川酒造は日本酒や焼酎などでも有名です。その敷地内に建てられた安積蒸溜所では山桜をはじめとしたウイスキーを生産しています。安積蒸溜所で生産されるウイスキーのこだわりのひとつが、福島県郡山の自然に湧き出る地下水。バランスの良い味わいを生み出すのに不可欠な要素となっており、日本酒造りの技術を活かしながら丁寧に造られています。
まろやかな口当たりで飲みやすいことから人気の高い山桜シリーズはラインナップも多く、中でも安積蒸溜所&4は2023年1月に発売されたばかりです。スタンダードといえるのは、日本人好みに仕上げられた味わいの黒ラベル。黒ラベルのワンランク上ともいえる少しリッチなプレシャスも販売されています。プレシャスも安積蒸溜所&4と同様、毎月3000本限定。その他にも、スモーキーエディション、ピュアモルト、ピュアモルトリミテッドエディションなどがあります。
様々な飲み方で楽しめる安積蒸溜所&4。ストレートでは若干のクセがありながらも、爽やかな香りで飲みやすく、ロックにすると甘さも引き立ち、ほのかにピート香も。食中酒として楽しむならハイボールですね。爽快な飲みごたえですっきり味わえます。
商品名 | 笹の川酒造 YAMAZAKURA 安積蒸溜所&4 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 4,400円(税込) |
アルコール度数 | 47% |
種類 | ジャパニーズウイスキー |
製造法 | ワールドブレンデッド(モルト・グレーン) |
生産国 | 日本 |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり |
飲みごたえ | ミディアム |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、ハイボール |
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ザ グレンリベット 12年
ウイスキー初心者から上級者まで幅広い層に愛されているザ・グレンリベット。種類が豊富なグレンリベットシリーズの中でも人気が高く、代表作ともいえるのが12年です。果実のフルーティーな香りとキレと甘さのバランスが抜群で、全てのシングルモルトの原点ともいわれています。グレンリベットの特徴ともいえるこのフルーティーさは、蒸留所の敷地内から湧き出る硬水を使用することによって引き出されています。(通称:ジョージの湧水)ミネラルを豊富に含んでいることからウイスキー造りに非常に適した水であり、恵まれた土地環境でグレンリベットは生産されているのです。
ザ・グレンリベットは史上初のスコットランド政府公認蒸留所。スコッチウイスキーの歴史を作った蒸留所として知られており、創業当時から200年以上経った今でも製法と伝統を守り続けています。そのため品質にも安定感があり、世界中で愛されているのでしょう。
グレンリベットシリーズは、熟成年数にこだわらないファウンダーズリザーブの他、14年、15年、18年、21年、25年など種類も豊富です。どれもクセが少なく飲みやすい、バランスのとれたラインナップのため、飲み比べもおすすめです。
ザ・グレンリベット12年は、どんな飲み方でも楽しめる万能さを持っているため、まずはストレートで飲んでみてほしい銘柄。なめらかな口当たりを堪能できます。より芳醇な香りを楽しみたいのなら、少しずつ加水しながら飲むのもおすすめです。特徴であるフルーティーさはハイボールとの相性も◎。どの飲み方でも良いバランスに仕上がっているのが”世界トップクラスのウイスキー”の証明なのでしょう。
商品名 | ザ・グレンリベット12年 700ml 箱付 |
参考小売価格 | 7,502円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 12年 |
ピート | あり |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、水割り、ハイボール |
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シーバス・リーガル 匠 リザーブ 12年
シーバス・リーガルの豊富なラインナップの中でも代表的な一本がシーバス・リーガル12年です。高いシェア率を誇り、日本でも多くのスーパーや飲食店で見かける銘柄です。華やかでフルーティーな香りが印象的で、クセが少なくまろやかな飲み心地は、初心者の方にも愛好家にも好まれる味わいです。定番の一本として、家に常備されてると嬉しい万能ウイスキーといえるでしょう。
シーバスリーガル 匠 リザーブ 12年は、シーバスリーガルのマスターブレンダーが、日本の伝統と文化に敬意を表して生み出した一本です。シーバスリーガルの原酒に使用されていたオーク樽に、富山県の銘酒「満寿泉」を寝かせるというスコットランドと日本の伝統のコラボレーションにより「日本酒カスク」が造られました。この特別な「日本酒カスク」をスコットランドへ送り返し、シーバスリーガルの一部を再度熟成させることで、甘く爽やかな味わいのシーバスリーガル 匠 リザーブ 12年が生まれました。
万能なスコッチでありながら、比較的安価に手に入れることができるシーバス・リーガルは、どんな飲み方でも美味しく飲むことができます。本来の味を楽しみたいならもちろんストレートやロックがおすすめ。ハイボールで爽やかに味わうのも良し、カクテルでおしゃれに飲むのも良しです。
商品名 | シーバス・リーガル 匠 リザーブ 12年 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 5,500円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | ブレンデッド(モルト、グレーン) |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 12年 |
ピート | あり(弱め) |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、ハイボール |
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クロナキルティ シングルバッチ ダブルオーク
アイルランドのクロナキルティ蒸溜所で生産されているクロナキルティ。2018年に設立され、アイリッシュウイスキーの中では比較的新しいブランドでありながら、2019年にSFWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)でダブルゴールド賞を受賞。さらに2020年には、WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)で「ベストブレンデッドアイリッシュウイスキー」に選ばれています。
10年以上熟成されたグレーンウイスキーと、4年以上熟成されたモルトウイスキーをブレンドしているシングルバッチダブルオーク。アメリカンオークの新樽とワインオーク樽で後熟させる珍しいダブルオークが特徴のウイスキーです。ワイン樽由来のフルーティーな果実の甘さとスパイス香の余韻が長く続くことが魅力の一本。アイリッシュらしい味わいをぜひストレートで、余韻の長さを楽しんでもらいたい銘柄といえます。少しずつ加水しながら、よりフルーティーな香りを感じるのもおすすめです。
創業者であるスカリー家は、9世代に渡りこの土地で農業を営んでおり、原料である大麦麦芽もこの農家で造られたものを使用しています。伝統的な大麦の品種と、自然の恵みを最大限に活用し、より良い独自のウイスキーを造りあげることを掲げています。
ボトルのラベルにも描かれている「クジラの尾」。クロナキルティはクジラやイルカの保護活動もしており、蒸溜所の外には大きな尾ヒレのオブジェもあります。新生アイリッシュウイスキーブランドの今後が気になる方は、ぜひテイスティングツアーへの参加も考えてみてはいかがでしょうか。
商品名 | クロナキルティ シングルバッチ ダブルオーク 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 7,590円(税込) |
アルコール度数 | 43.6% |
種類 | アイリッシュウイスキー(ポットスチル) |
製造法 | ブレンデッド(モルト・グレーン) |
生産国 | アイルランド |
熟成期間 | モルト:4年以上、グレーン:10年以上(ブレンド前)ブレンド後:3~6か月後熟 |
ピート | なし |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、水割り |
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ハイコースト エルヴ
ウイスキー愛好家が多い地域でありながら、ウイスキーの生産国としては珍しいスウェーデン。ハイコースト蒸溜所は2010年創業以降、スウェーデン国内で圧倒的な人気を誇り、世界的にも注目を集め始めています。
エルヴは、ノンピート麦芽を原料としているためスモーキーさがなく、バニラ香やフルーティーさが特徴となります。様々な地方のウイスキー造りを参考にしているハイコーストは、ジャパニーズウイスキーに多く用いられる製法も取り入れていることから、日本人の舌に合う味わいともいわれています。ちなみにスウェーデン語で川という意味を持つ「エルヴ」は、仕込み水として使用されているオンゲルマン川に敬意を込めて名付けられています。
ハイコースト エルヴは100%ノンピート麦芽を使用していますが、ハイコースト蒸溜所はノンピートとピーテッドの原酒を造り分けているため、種類によって味わいが異なります。例えばハイコースト ダルヴはピーテッドモルトのシングルモルトであり、ハイコースト ハヴは25%のピートモルトと75%のノンピートモルトをブレンドしています。比較的日本人の舌にも合いやすいともいわれていますが、初心者の方やピート香がきついと感じる方には、エルヴをおすすめします。果実のフレッシュさや、華やかな味わいを堪能してみて下さい。
まずはストレートでじっくりと、香りの引き立つトワイスアップもおすすめです。もちろんハイボールでも美味しく味わえます。日本では珍しいスウェーデンのウイスキーを初めて飲むにはぴったりの銘柄ですので、ぜひ一度試してみて下さい。
商品名 | ハイコースト エルヴ 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 7,000円(税込) |
アルコール度数 | 46% |
種類 | ヨーロピアンウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | スウェーデン |
熟成期間 | 6年 |
ピート | なし |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ストレート、トワイスアップ、ハイボール |
詳しくはこちら
人気が高いウイスキー5選!
ここでは、数あるウイスキーの中でも、人気が高くファンも多い銘柄をご紹介いたします。
マッカラン 12年
「シングルモルトのロールスロイス」と称される、スコッチウイスキーの代表格、ザ・マッカラン。中でも、12年以上熟成させた原酒のみを使用したマッカラン12年は、日本でも定評があるシリーズです。このダブルカスクは、その名の通り2種類の樽を用いて熟成させたもの。マッカランで伝統的に使用されるヨーロピアンオークとアメリカンオークのシェリー樽をヴァッティングした、まろやかで調和のとれたシングルモルトに仕上がっています。
ザ・マッカランは、1824年にスコットランド・ハイランド地方で2番目に蒸留ライセンスを取得し、政府登録蒸溜所として発足しました。蒸留所を構えるスペイサイドは、ハイランド地方の中心に位置するモルトウイスキー最大産地の一つ。そこで育てられる大麦やミネラル豊富なイースト菌、蒸留所付近のスペイ川のそばで採れるピュアな湧水を原料としています。世界の人々を魅了する品質は、これら原料のみならず、蒸留窯や樽、職人たちの卓越した経験と技術によって裏付けられており、中でも重要なのが樽と熟成へのこだわり。樽はその独特のアロマや風味、色合いの決め手として、大きく貢献しています。自社製造した樽にシェリー酒を詰めて熟成させたのち、厳選したシェリー樽でウイスキー原酒をゆっくりと眠らせる。原料から熟成にわたる一貫したこだわりが、世界中から愛される所以となっています。
ダブルカスク12年は、2種類の樽の特長をバランスよく感じることができる一本です。伝統的なヨーロピアンオーク樽由来の芳醇さと、アメリカンオーク樽ならではのバニラのような滑らかでまろやかな甘味を楽しめます。王道シングルモルト、ぜひ一度お試しください。
商品名 | ザ・マッカラン ダブルカスク 12年 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 9,040円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 12年以上 |
ピート | なし |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、水割り |
詳しくはこちら
ロッホローモンド 12年
ロッホローモンド蒸溜所のフラッグシップとされる、シングルモルトウイスキー。世界のウイスキー&スピリッツを審査する日本唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」で、6年連続金賞(2019年〜2024年)を獲得している一級品です。2021年には、3年連続で金賞を受賞したものだけが許される「殿堂入り」を果たしたほど。全英オープンゴルフ公式ウイスキーとしても知られており、その名に聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
ロッホローモンドの蒸留所は、スコットランド最大の淡水湖・ローモンド湖の岬であるアレクサンドリアに位置します。その歴史は1814年にさかのぼりますが、頭角を現し始めたのは1987年の蒸留所改革です。それまでのストレートネックのポットスチル1基のみから、スワンネックのポットスチルや連続式など蒸留器を充実させ、敷地内に樽工場をも保有。蒸留から樽詰めにいたるまで一貫して管理を行える組織へと成長しました。多彩な蒸留器から生まれる様々なユニークな原酒を使いわけ、シングルモルト、シングルグレーン、ブレンデッドなど多様なウイスキーを造り出しています。
このロッホローモンド12年は、ストレートネック蒸留器とスワンネック蒸留器で蒸留したノンピート、ミディアムピートの2種の原酒を、3種の樽(リフィルカスク、リチャーカスク、バーボンカスク)で熟成しヴァッティング。桃や洋梨のようなフルーティーで芳醇な香りと樽由来のバニラの甘味が絶妙のバランスで広がり、濃厚な旨味と上品なピート香が特徴です。まずはストレートでバランスの良さを味わってみてください。少し加水すると甘さが引き立ってくるので、ストレートでは飲みにくいと感じる方にはトワイスアップもオススメです。
商品名 | ロッホローモンド 12年 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 4,900円(税込) |
アルコール度数 | 46% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 12年 |
ピート | あり |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、トワイスアップ |
詳しくはこちら
ラガヴーリン 16年
ウイスキー愛飲家には必須のスコッチウイスキー。蒸留所があるアイラ島にちなみ、「アイラの巨人」や「アイラモルトの決定版」と呼ばれています。ラガヴーリンシリーズの定番ボトルであり、世界中で愛されるモルトウイスキーのひとつです。定番ボトルにして16年熟成というのは比較的長いとされますが、その完成度からは強い熱意を感じるほど。アイラモルトの中でも最もリッチなウイスキーで、アイラならではのスモーキーなピートに濃厚な風味、シェリー樽の優しくも深みのある甘みと、海や塩、木の香りが続きます。ストレート、または少量の水を加えるワンドロップで楽しむのがベストでしょう。トワイスアップでは隠れたアロマと風味が引き出され、よりまろやかで飲みやすくなります。
ラガヴーリン蒸留所の最大の特長はポットスチル。くびれのない玉ねぎ形で、小型ながら背が高く、ラインアームは急角度で斜め下を向いています。このスチルの形状と、時間をかける蒸留工程によって、リッチで力強い風味が産み出されています。また、熟成にはバーボン樽とシェリー樽を使用。長い樽熟成によって舌触りはまろやかに、味わいはリッチになるのです。
昨今のウイスキー原酒不足の影響を受け、ラガヴーリン16年も2022年4月より値上がりし、今後また上昇する可能性も否定できません。加えて、終売の噂が流れたことで品薄に拍車がかかっているのが現状です。ですが、定価購入ができないわけではありませんので、飲んでみたい方は酒屋に通ったり、抽選販売を試してみることをオススメします。
商品名 | ラガヴーリン 16年 シングルモルトウイスキー 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 12,849円(税込) |
アルコール度数 | 43% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 16年 |
ピート | あり |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ワンドロップ、トワイスアップ |
詳しくはこちら
アードナッホー 5年
アイラ島9番目の蒸留所、アードナッホー初のシングルモルト・スコッチウイスキー。2018年10月の蒸留開始から2024年で丸6年が経過し、ついにウイスキーファン待望のオフィシャルボトルが発売されました。正式なリリース前にもかかわらず、世界中から見学に訪れる人が多くいるほどの注目ぶり。わずか80,000本での限定リリースともあり、非常に希少価値の高い一本となっています。
蒸留所オーナーはハンターレイン社で、オールド・モルト・カスク(OMC)やオールド&レア、スカラバスやジャーニーシリーズなどのウイスキーのボトラーとして著名な企業です。アードナッホー蒸留所は、代表スチュワート・レイン氏により2013年に設立されました。スチュワート氏は、アイラ島独特のピートウイスキーへの強い敬意を持ち、「自分たちの手でアイラウイスキーを作る」という夢のもと、伝統と個性を生かしたウイスキー造りを行っています。
このアードナッホー5年は、伝統的ピーテッドスタイルの正統派アイラモルトで、バーボン樽80%とオロロソ・シェリー樽20%のコンビネーションで5年間熟成し造られます。ショートブレッドや焼きリンゴを想わせるアロマに、アイラ島ならではのピートの香り。口に含むと、ジンジャースパイスや柑橘感、カスタードや焼きリンゴのような甘味を感じられ、長くスモーキーなフィニッシュへと続きます。熟成期間5年で比較的若いということもあり、アルコールの刺激感は少ないのが特徴のひとつ。アイラモルトらしいピート香がありながらも、フルーティーな要素も兼ね備えているので、同系統のウイスキーの入門としてオススメの一本です。
商品名 | アードナッホー 5年 ファーストリリース BY SEA 箱付 |
希望小売価格 | 14,520円(税込) |
アルコール度数 | 50% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 5年 |
ピート | あり |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、トワイスアップ |
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ロイヤルブラックラ
世界最古の蒸溜所のひとつ、ロイヤルブラックラのシングルモルトウイスキー。歴史上最初に英国王室御用達に選ばれたことから、「王のためのウイスキー」とも言われています。ロイヤルブラックラは、熟成されたモルトウイスキーを、熟年数ごとに違ったシェリー樽でフィニッシュさせているのが特徴のひとつ。この12年熟成は、アメリカンオーク樽で熟成後、オロロソシェリー樽でフィニッシュ。フレッシュで華やか、かつ夏の果実の風味とスパイシーさを感じる味わいとなっています。
ロイヤルブラックラ蒸留所は、1812年にスコットランド・ハイランド地区に設立。1833年にウィリアム4世によって英国王室御用達と「Royal」の称号を与えられました。この称号を与えられた蒸留所は3カ所のみ。そのうち1カ所は既に閉鎖しているため、現在ロイヤルを名乗ることのできる数少ないシングルモルトのひとつなのです。
ロイヤルブラックラでは、可能な限りピュアな味わいを楽しんでほしいとの考えから、カラメル色素やチルフィルターを使用しない製法を採用。黄金に輝く美しいその色合いは、樽由来の色がそのまま反映されています。そうして仕上がるリッチな風味と奥行きのある味わいは、スコッチウイスキーのビギナーから愛好家まで、多くの人々を魅了しています。
ロイヤルブラックラのフラッグシップとされる12年熟成。ライチやリンゴなどのフルーティーな香りに、チョコレートやシュガーのような甘味。ナッツの風味を感じる長いなめらかな余韻が特徴的で、初心者にも優しい一本とされています。年間数量限定販売され人気の高い銘柄ですが、完売となってもすぐ再入荷されることもあるので、こまめに在庫をチェックしておきましょう。
商品名 | ロイヤルブラックラ 12年 シェリーカスク フィニッシュ 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 14,390円(税込) |
アルコール度数 | 46% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 12年 |
ピート | なし |
飲みごたえ | ミディアム |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、トワイスアップ、ソーダ割 |
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コストパフォーマンスが高いウイスキー10選!
コスパがよくて美味しいのが一番最高ですよね。ここからはリーズナブルで親しみやすいウイスキーをご紹介します。
ロッホローモンド リザーブ
ウイスキー蒸留に独自の手法を持ち、バラエティ豊かなウイスキーをリリースし続けているロッホローモンドは、「全英オープンゴルフ公式ウイスキー」にも選ばれています。ロッホローモンド リザーブは、蒸留所の豊富な設備や多種多様の高品質な原種、長年に渡り継承されてきた職人技により造られた一本。
オリジナルの形である"ストレートネックスチル"と伝統的な"スワンネックスチル"により製造されたバラエティ豊かなモルトウイスキーと、軽やかなグレーンウイスキー、そして麦芽100%のリッチなグレーンウイスキーをブレンドしました。蒸溜所内の製樽工場でリチャー(樽内面への焼き付け)を施したアメリカンホワイトオーク樽で熟成された「ロッホローモンド リザーブ」は、フルーティーでなめらかな甘味が特徴です。2021年には、ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)にてゴールド賞を受賞しました。
ロッホローモンド リザーブの香りは、まず麦芽の豊かなアロマが広がり、ライトでソフトなフルーツの甘さが穏やかに感じられます。味わいは甘みがありシャープなセビルオレンジ(マーマレード用オレンジ)、モルト由来のクリーミーなニュアンスから、中盤にかけてジンジャーの風味、後半はフルーツフレーバーもみずみずしく感じられ、また砂糖漬けの印象も強くなります。余韻は煮詰めたフルーツとスパイス、穏やかに消えていく甘みとほのかなフローラルが感じられます。
ロッホローモンド蒸溜所は、ハイランド地方のスコットランド最大の湖である「ローモンド湖」の畔に位置しています。今の場所で蒸留が開始されたのは1966年ですが、蒸留所自体の歴史は古く、1814年にまでさかのぼることができます。シングルモルト、シングルグレーン、ブレンデッドといったあらゆるウイスキーが造られています。多彩な原酒の造り分けにより、複層的かつバランスの取れたウイスキーを生み出し続けています。
ロッホローモンド リザーブは、ストレート、ロック、トワイスアップとどのような飲み方でも、余すことなく味わいを楽しめるウイスキー。初心者の方にも、癖がなく飲みやすいと感じるでしょう。ストレートで香りを楽しみながら、少しずつ水を加えて、自分にとって最高の割合を見つけていくのも楽しいのではないでしょうか。
商品名 | ロッホローモンド リザーブ 700ml |
希望小売価格 | 2,178円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | ブレンデッド(モルト・グレーン) |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | なし |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、トワイスアップ |
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ブッシュミルズ ブラック ブッシュ
1608年に創業したとの記録もある、アイリッシュウイスキーの最古の歴史を誇るブッシュミルズ。軽やかでスムースな口当たりの中に感じられる、しっかりとしたモルトの味わいが特徴です。複数の樽の原酒を巧みにブレンドし、それぞれの個性が光るアイリッシュウイスキーが誕生しました。
オロロソシェリー樽とバーボン樽で最長7年長期熟成させたモルト原酒を80%以上使用し、少量生産のグレーンウイスキーとブレンドしました。シェリー樽熟成由来の熟した果実の香りと重厚な味わいが際立つ一本です。
ブッシュミルズ ブラック ブッシュの香りは、円熟した濃厚な香りからすぐに軽やかでスパイシーなフルーツケーキのような香りへの変化を楽しめます。次に奥深い味わいが舌の上で湧き立ち、喉の奥へと広がり、シルキーでスムースな口当たりを楽しめます。そして最後に、芳醇で甘い余韻が長く続き、シェリー樽由来の力強さとモルト自体のやわらかさの調和を感じることができます。
ブッシュミルズ蒸溜所は、モルトにこだわるアイリッシュの雄とも呼ばれ、アイルランド島の北端のイギリス領北アイルランド・アントリム州に位置しています。3回蒸溜というアイリッシュウイスキーの伝統的な製造方法を守り続け、モルト原酒の原料には100%アイルランド産のノンピート麦芽を使い、軽やかでスムースな口当たりを実現しています。軽やかでありながら、しっかりとしたモルトの味わいが特徴です。ブッシュミルズ蒸溜所は現在も大麦麦芽(モルト)にこだわったウイスキーを造り続けています。
初めてブッシュミルズ ブラック ブッシュを口にするのであれば、ストレートで味わうのがおすすめ。3回蒸溜により、初心者の方にも飲みやすい味わいとなっています。ハイボールでは、シェリー樽の香りを楽しめるでしょう。フルーティな味わいが好みの方におすすめのウイスキーです。
商品名 | ブッシュミルズ ブラック ブッシュ 700ml |
希望小売価格 | 2,728円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | アイリッシュウイスキー |
製造法 | ブレンデッド(モルト・グレーン) |
生産国 | アイルランド |
熟成期間 | 7年 |
ピート | なし |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ハイボール、コーラ割り |
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グレンフィディック 12年
世界中で親しまれ、長年飲まれ続けているシングルモルトウイスキーであるグレンフィディック。古くからの製法を受け継いで造られたフルーティで爽やかな味わいは、世界各地で愛され続けています。
なめらかで芳醇な余韻が続くグレンフィディック 12年 スペシャル リザーブは、グレンフィディック独自のスペイサイドスタイルにおける完璧な逸品ともいわれ、最高の味わいとの称賛を集めています。
2014年にISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)でゴールド賞を受賞。同年のIWSC(ンターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)でもゴールド賞を受賞しています。
創業から一貫してハイランドの湧水を使い、高品質なヨーロピアンシェリー樽とアメリカンオーク樽で、12年間以上丁寧に熟成されたモルト原酒で造られています。恵まれたロビー・デューの湧水、スペイサイドの豊かな土地がもたらした良質な大麦、ハイランド地方の澄んだ空気と小型蒸溜釜で生み出された、極上のモルトウイスキーです。
グレンフィディック 12年 スペシャル リザーブの香りは、洋梨やレモンを思わせるようなフルーティーな熟成香が特徴で、飲むと口の中に甘くフルーティーでクリーミーな味わいが広がります。そして、やわらかな甘みや繊細で軽やかな香りが余韻として残ります。
ストレートでフルーティな香りを味わうのも良いですが、初心者の方には水割りもおすすめ。水割りでは、口当たりの良さが際立ち、苦味も感じにくくなるでしょう。ウイスキーの入門としてもおすすめしたい一本です。
商品名 | グレンフィディック 12年 スペシャル リザーブ 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 5,566円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 12年 |
ピート | あり |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、水割り |
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ザ ディーコン
ザ ディーコンは、伝統やジャンル、年代といった今までのウイスキーの常識を超えて、革新的な味わいを実現した新世代のブレンデッドウイスキーです。スコットランドのアイラ島とスペイサイドのモルトウイスキーを含む、選び抜かれたウイスキーを使い、一般的なスコッチウイスキーとは異なる今までにない味わいとなっています。アイラ島のピート香のあるモルトウイスキーとスペイサイドのスモーキーなモルトウイスキーのブレンドに、オレンジの香りをプラスし、スモーキーでありながらフルーティーさもある一本。
ボトルは、由緒正しい銅製ポットスチル(蒸留器)のようなブロンズ色に輝く美しいデザイン。“DEACON(ディーコン)”はスコットランドの言葉で「経験豊富で熟達した職人」の意味があり、ボトルのデザインは銅製ポットスチルと職人の技への尊敬の気持ちを表現しています。
ザ ディーコンは、焦がしたオレンジや甘く麦を感じられるビスケット、ウッドスモークの香りが、ジューシーなオレンジのような香りへと変化していきます。口に含むと、繊細なスパイスがピリッとしたピートと呼応して味わいが広がります。最後に甘くスモーキーな余韻が長くなめらかに続きます。
おすすめの飲み方はハイボール。スモーキーでありながら甘い味わいの親しみを感じられる風味に変化します。オレンジのようなフルーティな甘みと炭酸のシュワッとした感覚がマッチして、ウイスキー初心者の方も飲みやすく感じるでしょう。柑橘系の果実を思わせる甘みが炭酸の爽快感と相性が良く、ウイスキーを飲み慣れていない方も気軽に飲めます。ぜひ、一度その味わいを試してみてはいかがでしょうか。
商品名 | ザ ディーコン 700ml |
希望小売価格 | 4,180円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | ブレンデッド(モルト・グレーン) |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ハイボール、モダン・クラシックカクテル |
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グレンジストン ハイランド
グレンジストンは、蒸溜所についての情報を開示せずに販売するボトラーズブランド。「謎のモルト」として人気を集めています。これまでに、ハイランド、アイラ、シェリーカスクの3種類を発売してきました。
グレンジストン ハイランド シングルモルト シェリーカスクは、日本でも大人気のシェリー樽熟成で、シングルモルトの果実のようでややピリッとした風味、シェリーカスクによる干しぶどうのような成熟した甘く深みある味わい。シェリー樽とアメリカンオーク樽のダブルカスク熟成で、モルトの深みと複雑で奥行きのある風味が特徴です。シェリーカスクの人気を先導してきた山崎やマッカランが、価格も高騰し入手が難しい状況の中で、手に届きやすいシェリーカスクのウイスキーとして注目が集まっています。
グレンジストン ハイランド シングルモルト シェリーカスクの香りは、チェリーパイを思わせる穀物感と、ベリーや柑橘の甘酸っぱくフルーティな香りが広がります。味わいは強めの甘さがベースとなり、最初にベリー系の甘酸っぱさが感じられ、その後に黒蜜のような深いコクが続きます。余韻には、フルーティな甘さが残ります。
様々な楽しみ方がありますが、ハイボールもおすすめです。ハイボールとしては香りも比較的強めに感じられ、フルーティーでスパイシーな風味が炭酸水の感触ともマッチし、飲みやすく感じられるでしょう。
商品名 | グレンジストン ハイランド シングルモルト シェリーカスク 750ml 箱付 |
希望小売価格 | 4,708円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 不明 |
ピート | あり |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、トワイスアップ、ハイボール |
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笹の川酒造 ブレンデッド ウイスキー
選び抜いたウイスキーの原酒にグレーンを調合し、軽やかな口当たりが心地よい笹の川酒造のブレンデッドウイスキー 山桜 黒ラベル。穀物のような風味があり、麦チョコや青リンゴのような甘みが特徴となっています。古典的な日本らしいウイスキーを思わせる、穏やかで親しみやすい味わいです。
笹の川酒造は1765年に福島県郡山市で創業しました。戦後の米不足や欧米文化の進出の流れを受けて、1946年からウイスキー造りを開始します。笹の川酒造の所有している安積蒸溜所では、自社蒸留のモルトウイスキーも製造しています。山桜 黒ラベルは、自社蒸留の原酒は使用せず、輸入した原酒を用いたブレンデッドウイスキーです。
安積蒸溜所は、冬になると磐梯おろしと呼ばれる風が磐梯山から吹き込んでくることにより、「風の蒸溜所」と呼ばれることもあります。寒暖差の大きい気候がウイスキーの熟成を促進させて、安積蒸溜所ならではの独自性を培っています。
山桜 黒ラベルは、山桜ブランドの中で定番として多くの人に認知されている銘柄といえます。ダークな色合いのボトルが特徴的で、柔らかな口当たりとカカオやレーズンを思わせる甘い香り、ほのかなスモーキーさを感じられます。日本人の嗜好に合うように造られたウイスキーなので、ハイボールや水割りなどの飲み方がおすすめです。
商品名 | 笹の川酒造 ブレンデッド ウイスキー 山桜 黒ラベル 700ml |
希望小売価格 | 2,310円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | ジャパニーズウイスキー |
製造法 | ワールドブレンデッド(モルト・グレーン) |
生産国 | 日本 |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ロック、水割り、ハイボール |
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ノーブル レブル ヘーゼルナッツ ハーモニー
ブレンデッドモルトの新ブランドであるノーブル レブルは、ロッホローモンド蒸溜所の原酒とグレンスコシア蒸溜所の原酒を混ぜ合わせて造られたウイスキー。幾多のボトルをリリースした経験を持つ、ロッホローモンド蒸留所のマスターディスティラーである、マイケル・ヘンリー氏が造り出したブレンドモルト。個性的で大胆な味わいを楽しめます。
ノーブル レブルには3つの種類があり、それぞれ全く別のコンセプトとなっています。ノーブル レブル ヘーゼルナッツ ハーモニーは、トーストしたアメリカンオーク樽で熟成された一本。甘いハニーコムと焼き上げた温かいナッツの完成されたバランスのブレンドに、微妙な洋ナシのほのかなトーンと軽い花の香りを感じられる、少し甘めのウイスキーとなっています。
ロッホローモンドの天才マスターブレンダーであるマイケル・ヘンリー氏は、若い頃から蒸留に対して情熱を持ち、業界で有名なエディンバラのヘリオットワット大学へ進み、醸造と蒸留を学びました。ヘンリー氏は、際立ったシングルモルト、シングルグレーン、上質なブレンデッドウイスキーを生み出し続けてきました。
ノーブル レブルという名前は「高貴な反逆者」を意味しています。このウイスキーが、受け継がれてきた製法を守りながら、今までにない香りや味わいを探求していることを表現しています。ボトルデザインは一般的な形でありながら、表面に凹凸で模様が刻まれているのが特徴的。香りや味わいを表した色鮮やかなイラストが目を惹きます。
どのような飲み方でも楽しめますが、その中でも特におすすめなのがロック。深いバニラの香りやバーボンのような味わいを好む方にぜひお楽しみいただきたいウイスキーとなっています。
商品名 | ノーブル レブル ヘーゼルナッツ ハーモニー 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 5,280円(税込) |
アルコール度数 | 46% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | ブレンデッド(モルト) |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | なし |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、炭酸割り |
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カバラン ディスティラリー セレクト No.1
カバラン ディスティラリーセレクト No.1は、台湾のカバラン蒸留所で製造されたシングルモルトウイスキー。革新的な蒸留所でこだわり抜いた豊潤でやわらかく重層的な広がりのある飲み心地の一本です。
カバラン蒸留所は、台湾の宜蘭県(ぎらんけん)に2005年に設立されました。宜蘭県は亜熱帯気候でありながら季節による温度差がスペイサイドと類似しています。さらに平均気温が寒冷地であるスコットランドより約15℃ほど高いので、熟成スピードも3〜5倍の速さになります。カバラン蒸留所は、そのような気候条件から、今までにない深みや味わいのあるウイスキーを生み出すことができるようになりました。
その中でもカバラン ディスティラリーセレクト No.1は、エクスシェリーとアメリカ産ホワイトオークの樽で熟成させた、豊かな風味が持ち味です。香りは成熟したトロピカルフルーツ、バニラ、トフィーの風味が漂います。口の中では、熟した果実やキャラメル、そして繊細でスパイシーな味わいが広がります。長くなめらかな余韻の中で、甘さと温かみを感じられます。
熟練の醸造技術とこだわりを持って選び抜かれた樽によって、やわらかく深みがあり、幾重にも広がる口当たりのウイスキーが誕生しました。カバランの持ち味であるトロピカルフルーツ、懐かしさを感じるお菓子のチェルシーの香りが広がり、バニラの風味が全体に華を添えています。
カバラン ディスティラリーセレクト No.1のおすすめの飲み方はストレート。特有の南国のような香りを存分に味わうことができるでしょう。台湾のシングルモルトの品質を実感できる一本。初心者の方からウイスキーに精通している方まで、全てのウイスキーファンにお試しいただきたい銘柄です。
商品名 | カバラン ディスティラリー セレクト No.1 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 5,740円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | 台湾ウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | 台湾 |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | なし |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、カクテル |
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クロナキルティ ポートカスク フィニッシュ
クロナキルティは、アイルランドのコーク州南部に2018年に設立された伝統的な製法で造られたウイスキーのブランドです。バーボン樽で熟成されたグレーンウイスキーの原酒とアイルランド特有のポットスチルで蒸留したモルト原酒を、2種類のポルトガルのポートワイン樽でさらに熟成させた、フレッシュな香りのウイスキーです。
クロナキルティ蒸留所の設立者はスカリー(Scully)家で、この土地で8代に渡り農業を営んできました。ウイスキーの原料にも同家の農場で造られた大麦麦芽が使われています。2019年3月に、クロナキルティ蒸溜所でニューメイクスピリッツの蒸留が始まりました。アイルランドの製法の特色であるポットスチルでの3回蒸溜の伝統を受け継ぎ、なめらかな口当たりの高品質で新しいアイリッシュウイスキーを製造しています。
2020年には、WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)で「Best Irish New Make」のCategory Winnerに選ばれ、また同じく2020年のIOW(アイコンズ・オブ・ウイスキー)では、「Craft Producer of the Year」にも輝いきました。今世界中から注目されているアイリッシュウィスキーといえそうです。
クロナキルティ ポートカスク フィニッシュは、まず熟れたピーチやフレッシュで甘いリンゴの香り、ほのかでクリーミーな木の香りを感じることができます。口に含むと、チェリーやレーズンを連想させるフルーティーな味わいやカルダモンの柔らかなスパイス感が広がります。余韻には、軽やかなスパイスの風味とかすかなチョコレート感が続きます。
クロナキルティはストレートで飲むのもおすすめです。アイリッシュウイスキーらしい、フレッシュでなめらかな飲み心地の良さをぜひお楽しみ下さい。
商品名 | クロナキルティ ポートカスク フィニッシュ 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 7,260円(税込) |
アルコール度数 | 43.6% |
種類 | アイリッシュウイスキー |
製造法 | ブレンデッド(モルト・グレーン) |
生産国 | アイルランド |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | なし |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック |
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リンドーズ シングルモルト フライアー ジョン コー チャプター1
修道士ジョン・コーの名を冠したシングルモルトシリーズの第一弾。バーボン樽、STR樽、シェリー樽で熟成された原酒に、フランスのモンバジャック樽の原酒を加えてブレンドしています。リンドーズの持ち味であるシルキーで果実の香りが豊かに広がる風味に、モンバジャックの豊潤な甘みと複雑さが調和した一本。
1494年のスコットランド王室の文献に、スコッチウイスキーの歴史上最も古い記述が登場します。それは、当時のスコットランド王が修道士ジョン・コーにアクアヴィテ(蒸留酒)の製造を命じたという内容となっています。アクアヴィテという単語はラテン語で「命の水」という意味があり、ウイスキーだけでなくあらゆる蒸留酒の語源といわれています。修道士ジョン・コーが仕事をしていた場所がリンドーズ修道院であり、土地の所有者であるドリュー・マッケンジー・スミス氏は調査により蒸留器の跡を発見した後に、その場所にリンドーズ・アビー蒸溜所を設立しました。
リンドーズ・アビー蒸溜所では、蒸留システムやSTR樽での熟成、長時間の発酵など、こだわりと独自の技術でトロピカルな香りの重厚な味わいのウイスキーを生み出しています。ボトルのデザインは、ブラックボトルを採用し、その当時の修道士が着ていた服の色をイメージしています。ボトルの形は、その時代の修道院の建物の華麗なデザインを再現したものです。
こちらのウイスキーの香りは、まず完熟のバナナやあんず、ハニーコム、そして焼きたてのパイの香りが漂います。その次にモモやリンゴようなフルーツ、鮮やかなワインの香りが広がり、リッチでフルーティな味わいを楽しむことができます。余韻には、甘いハニーとかすかなスパイスやナッツの香りが残ります。おすすめの飲み方は、ストレート。フルーティで複雑な香りをお楽しみ下さい。
商品名 | リンドーズ シングルモルト フライアー ジョン コー チャプター1 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 9,900円(税込) |
アルコール度数 | 60.2% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | なし |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、炭酸割り |
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プレゼント用におすすめのウイスキー5選!
大切な人や仲間に贈るプレゼントはこだわりたいですよね。少しリッチな銘柄を揃えました。迷った時の参考にしてみて下さい。
倉吉 12年
ウイスキー愛好家から高い人気を誇る、マツイピュアモルトウイスキー倉吉。ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)やSFWSC(サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション)、WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)で数多くの賞を受賞し、世界的にも高い評価を得ています。
ホワイトオーク樽で12年以上熟成させたモルト原酒を使用した倉吉12年は、ナッツの芳醇な香りとほのかなスモーキーさが特徴。12年熟成の贅沢な一本といえるでしょう。口当たりが良くコクが広がるバランスのいい味わいは、自分へのご褒美や贈り物としてもおすすめです。
ウイスキーを造る上で欠かせない、やわらかく上質な水がある鳥取県倉吉市。日本海側の気候は寒暖差が大きいことから熟成が早く進むため、ウイスキー造りに適した環境であり、自然とともに日々研究、生産されています。
ジャパニーズウイスキーとしては比較的新しいブランドではありますが、“皆様に愛されるようなウイスキーを”という信念のもと造られた倉吉は、ラインナップも豊富です。ノンエイジのピュアモルト倉吉をはじめ、シェリーカスク、8年、18年、シングルモルトやブレンデッドも。免税店限定ボトルも存在するため、コレクションとしても楽しい銘柄です。
おすすめの飲み方はストレートです。ロックで味の変化を楽しんだり、トワイスアップで香りを引き立たせることもおすすめですが、長期熟成ならではのまろやかな口当たりとすっきりとした味わいを、ぜひ一度ストレートで飲んでみて下さい。
商品名 | マツイピュアモルトウイスキー 倉吉12年 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 11,000円(税込) |
アルコール度数 | 43% |
種類 | ジャパニーズウイスキー |
製造法 | ピュアモルト |
生産国 | 日本 |
熟成期間 | 12年 |
ピート | あり |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、トワイスアップ |
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シーバス リーガル ミズナラ 12年
シーバス・リーガル ミズナラ12年は、日本原産のミズナラ樽を使用し、日本の愛好家に向けて造られた一本。シーバス・リーガルのマスターブレンダー「コリン・スコット氏」が手がけた特別なスコッチウイスキー。日本の伝統やウイスキー造りへの敬意を表して、12年以上熟成したモルトとグレーンウイスキーを、日本原産の貴重な樹木であるミズナラの樽で再度熟成した原酒を使用しています。日本原産のミズナラ樽により、ユニークでありながらバランスの取れたスコッチウイスキーに仕上がりました。
シーバス・リーガルのウイスキーに、ジャパニーズウイスキーのような繊細でフローラルな風味が加わり、スコッチウイスキーの愛好家へもおすすめできる逸品となっています。スコットランドと日本の文化や伝統が調和し、またとない味わいのウイスキーを生み出しました。
ミズナラ12年は、オレンジと西洋ナシのような甘くフルーティーな香りに、タフィーと、ほのかなナッツの香りが重なります。口に含むと繊細でなめらかな味わいで、オレンジ風味のお菓子とわずかにリコリス(甘草)の味が感じられます。そして軽やかでバランスのとれた余韻が長く続きます。
こちらのウイスキーは、ハイボールで飲むのがおすすめ。繊細で香りが良いので、ぜひ上質でワンランク上のハイボールの味わいをお楽しみ下さい。
商品名 | シーバス リーガル ミズナラ 12年 700ml 箱付 |
参考小売価格 | 6,105円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | ブレンデッド(モルト、グレーン) |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 12年 |
ピート | あり(弱め) |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ストレート、トワイスアップ、ハイボール |
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ボウモア 12年
”アイラの女王”と呼ばれるボウモア12年。ボウモアという名称はゲール語で「大きな岩礁」を意味しています。生産しているボウモア蒸溜所はスコットランドのアイラ島で最も古く、伝統的な手作業でウイスキー造りを続けている歴史ある蒸溜所です。海に面した場所に建てられているため、ピートには海藻が多く含まれ、海の香りが漂う中で熟成されることから個性的な潮の香を感じられるのが大きな特徴です。ドライなスモーキーさが目立ちますが、その中に優しい甘みも感じられるリッチな一本です。有名な定番の銘柄でもあるため、プレゼントにもおすすめです。
個性的でスモーキーな味わいが特徴のボウモアは苦手意識を持つ方もいますが、”クセになる”とアイラならではの味わいを求める愛好家も多いです。個性が強いアイラ地域のモルトウイスキーの中では非常にバランスが良く、長年愛されている銘柄。スタンダードな12年をはじめとして15年、18年、25年と長期熟成のシリーズが並びます。ボウモアの沼にハマってしまった方は、試さずにはいられないかもしれません。
特徴である潮の香をより感じられる飲み方はロックです。”アイラの女王”と呼ばれる、強く優しいバランスをじっくり味わってみて下さい。そして、海に合うのはやっぱりハイボール。潮風を感じながら、海辺の蒸溜所の風景を思い浮かべて飲む贅沢なハイボールは格別。ボウモアでしか味わえない、海の香り漂うウイスキーをぜひご堪能下さい。
商品名 | ボウモア 12年 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 6,600円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 12年 |
ピート | あり |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ロック、ハイボール |
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アードベッグ ウーガダール
アードベッグ ウーガダールは、スコットランドのアイラ島のアードベッグ蒸溜所で造られています。ウーガダールの意味は「暗くて神秘的な場所」という意味を持ち、仕込み水に使用している湖の名前でもあります。スタンダードボトルの10年に続いて、ウーガダールも2009年「ワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
スモーキーでクセが強い銘柄の中でも特に個性的といわれているのがアードベッグ。熟成年数が明記されている商品もありますが、基本的にはウイスキーの個性で商品を分けていることも特徴です。実際にアードベッグ10年よりも、ノンエイジのウーガダールの方が価格が高くなっています。
一言でスモーキーといっても、どの程度なのでしょう。気になるアードベッグのピートレベルは50〜65ppm。スコッチの定番ウイスキーの中では最も高い値であり、同じアイラモルトでピートが強めと有名なボウモアでも20〜25ppmほど。倍以上のスモーキーフレーバーをガツンと感じることができます。アードベッグの人気はこのスモーキーさだけでなく、繊細な果実のような甘さとのバランスにあり、この個性的なアードベッグに魅了された熱狂的なファンのことを、アードベギャンと呼びます。一時は閉鎖にまで追い込まれたアードベッグ蒸留所を復活させたのも、このアードベギャンたちの存在が大きく影響したといわれています。
せっかくの個性を一度はストレートで味わってみて下さい。しっかりとした味わいは、加水やハイボールにしてもその風味は負けることがありません。「アイラ中のアイラ」といわれるパワフルなウイスキーを一度手に取ってみて下さい。
商品名 | アードベッグ ウーガダール 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 11,000円(税込) |
アルコール度数 | 54.2% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | ブレンデッド(モルト・グレーン) |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、ハイボール |
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シーバス リーガル アルティス 20年
世界中で愛飲され続けている、スコッチウイスキーの有名ブランド「シーバスリーガル」。その豊富なラインナップの中でも最上位ともいえる銘柄であり、使用されている6種類の原酒の全てが20年以上熟成されています。商品名のアルティスは、究極を意味する英語の「ULTIMATE」と、力を意味するラテン語の「FORTIS」を組みわせた言葉で、「究極の力」という意味があります。シーバスリーガル アルティス 20年は、伝統によって培われた卓越したブレンディング技術によって生み出された、特別な逸品です。
使用されている原酒は、スペイサイド地方の著名な5箇所の蒸留所をセレクト。「ストラスアイラ」「ロングモーン」「トーモア」「アルタベーン」「ブレイヴァル」の希少なシングルモルトウイスキーに、シーバスリーガルブランドの象徴的なグレーンウイスキーである「ストラスクライド」を加えてブレンドし、今までにないシーバスリーガルのスタイルを確立しました。
2017年には、ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)でトロフィー賞を受賞し、同年のTSWM(ザ・スコッチ・マスターズ部門)では最高賞マスター賞に、IWC(インターナショナル・ウイスキー・コンペティション)では第1位のゴールド賞に輝きました。
シーバスリーガル アルティス 20年は、ラズベリージャムや赤りんご、バニラビーンズ、バタートフィーを思わせる芳醇で爽やかな香り。口に含むとやわらかな甘い口当たりで、花のハチミツ、ミルクチョコレート、シロップ漬けの洋梨の味わいを感じられます。次第に、オレンジの皮やクリーミーなモルトへと変化します。そして、甘くなめらかな余韻が長く続きます。華やかで重層的な味わいを、ぜひストレートやロックで存分に味わってみてはいかがでしょうか。
商品名 | シーバス リーガル アルティス 20年 700ml 箱付 |
希望小売価格 | 18,150円(税込) |
アルコール度数 | 40% |
種類 | スコッチウイスキー |
製造法 | ブレンデッド(モルト・グレーン) |
生産国 | スコットランド |
熟成期間 | 20年 |
ピート | あり(弱め) |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、ハイボール |
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ウイスキーの売れ筋ランキングTOP5
1位 サントリー 山崎 NV
山崎蒸溜所が所有する約140万もの樽の中から、ブレンダーが選び抜いた原種を使用したシングルモルトウイスキー山崎。蒸溜所の伝統であるミズナラ樽で熟成されたモルト原酒やワイン樽で熟成された新しい味わいのモルト原酒が使用されています。やわらかく華やか、深みとコクのある味わいで、山崎シリーズのルーツを感じられる一本となっています。
山崎蒸溜所は、国産モルトウイスキーの歴史の出発点。1923年に、サントリーの創業者である鳥井信治郎氏は、日本人の味覚に合うウイスキーを実現しようと、きれいな水と自然のある山崎の地に蒸留所を作り始めました。以後、山崎蒸溜所は、ジャパニーズウイスキーの歴史を牽引し、サントリーウイスキー角瓶やサントリーオールドなど、数々の名作ウイスキーをリリースし続けて来ました。
山崎の軽やかで華やかなどこかイチゴを思わせるような香りは、ワイン樽熟成のモルト由来のもの。甘くなめらかに広がる香りは、ミズナラ樽熟成のモルトによるもので、主にその2つが、山崎の味わいを特徴づけています。まず、いちごやさくらんぼの香りが広がり、口に含むとハチミツのようななめらかな甘みを感じられます。最後にバニラやシナモンなどの余韻が心地よく続きます。
多彩な楽しみ方ができるのも山崎の魅力。ロックでは、時間の経過とともに繊細で複雑な香りを体感できます。ストレートでは、ぎゅっと凝縮された山崎の芳醇な香りを味わうことができるでしょう。ハイボールでは、爽やかな芳ばしさや樽熟成由来の香りを楽しめます。ぜひ、自分に合う飲み方を見つけてみて下さい。
商品名 | サントリー 山崎 NV 700ml |
市場参考価格(2024.11.28現在) | 14,916円(税込) |
アルコール度数 | 43% |
種類 | ジャパニーズウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | 日本 |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、水割り |
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2位 山崎 12年
ジャパニーズウイスキーを代表する銘柄、山崎。サントリーから日本初のシングルモルトウイスキーとして発売されました。世界的評価も高い大人気ウイスキーで、定価で手に入れることが難しいとされる銘柄のひとつです。特に1984年に誕生した山崎12年は、国際的なISCコンペで日本企業として初の金賞を受賞したことで、ブランドの原点ともいえる代表的なウイスキーとなりました。上級者向けではありますが、一度は味わってみたい、最高級ジャパニーズウイスキーです。
モルト原酒のみで造られるシングルモルトウイスキーで、ホワイトオーク樽・シェリー樽・ミズナラ樽由来の多彩な原酒がバランスよく組み合わさることで、繊細でありながら力強く、ほのかな甘味と果実の香りが楽しめる仕上りになっています。非常に完成度が高く、世界的に人気を集めることに納得できる味わいといえるでしょう。
2003年・2010年・2018年のISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)で定期的に金賞を受賞してることもあり、今では需要に対して供給が間に合っていないのが現状です。定価が最安値であり、ネット通販では倍近くの値段になっていることも。18年や25年になってくると、さらに希少価値も高くなります。このまま需要が増え続け、供給が追いつかないとすると、増々値段も高くなっていくことが予想されるため、飲んでみたい方は早めに入手することをおすすめします。
商品名 | サントリーシングルモルトウイスキー 山崎 12年 700ml |
市場参考価格(2024.11.28現在) | 27,592円(税込) |
アルコール度数 | 43% |
種類 | ジャパニーズウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | 日本 |
熟成期間 | 12年 |
ピート | あり |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、トワイスアップ |
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3位 響 ジャパニーズハーモニー
1989年、サントリーの創業90周年に誕生したプレミアムブランドである響。国産ブレンデッドウイスキーの最高峰ともいえる銘柄です。日本人の繊細な味覚に合うように造られたこの響は、プレゼントにぴったり。ウイスキー好きなら誰もが知っている、世界的人気も高い銘柄のため、喜ばれること間違いなしです。
山崎蒸溜所、白州蒸溜所、知多蒸溜所の原酒をブレンドしたもので、アルコール刺激が少なく、ストレートでもやわらかい飲み口。繊細な甘みと香り、そして華やかで上品な美しい味わい。ボトルの形も特徴的で、高級感が溢れます。
響が初めて商品化されたのは1989年のこと。サントリーの創業90周年を記念しての発売でした。それが、響17年です。世界的なコンペで金賞受賞経歴もある17年ですが、2018年9月以降、現在に至るまで販売を休止しています。
需要が多く、希少性が高い響シリーズはどれも価格が高騰しており、定価での購入が難しいのが現状です。ジャパニーズハーモニーをはじめ、ブレンダーズチョイス、21年、30年すべての価格が高騰しています。しかし終売しているわけではないため、購入できないということではありません。「人と自然と響きあう」というサントリーの企業理念が込められた響は、人生で一度は味わうべき、ジャパニーズウイスキーといえるでしょう。
商品名 | サントリーウイスキー響 JAPANESE HARMONY 700ml |
市場参考価格(2024.11.28現在) | 13,943円(税込) |
アルコール度数 | 43% |
種類 | ジャパニーズウイスキー |
製造法 | ブレンデッド(モルト、グレーン) |
生産国 | 日本 |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱め) |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、トワイスアップ |
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4位 サントリー 白州 NV
山崎と同じく、サントリーから発売されている白州。数々の世界的な賞を受賞していることから、こちらもまたジャパニーズウイスキーといえば、といわれる銘柄です。白州蒸溜所で製造されており、複雑さや奥行きを感じる様々な原酒を併せることによって、重層的な個性のある新たな風味を堪能できる一本となっています。日本だけではなく世界的人気もあり、定価で入手することが困難でもあります。山崎と同様、価格が高騰しているためなかなか購入の決断がしづらいというのが現状です。購入はできずとも、ストレートで一杯だけでも飲んでみたい! と思うのが正直なところ、という方も多いのではないでしょうか。
人と自然の共同作業から生まれるものと謳っている通り、白州蒸溜所は森の中にあり、自然の中で白州が造られています。水や空気、そしてゆったりとした空間、そこに人間の知恵が混ざり合い、白州は生まれています。創設当時から掲げるコンセプトは「森林公園工場」。ボトルカラーの緑がぴったりですね。
もし白州 NVを手に入れることができたのなら、ぜひストレートやロックで本来の味わいをじっくりと堪能してみて下さい。みずみずしくフレッシュでスモーキーな香り、柔らかな甘み、すっきりとしたキレの良さも感じられます。ストレートが苦手という方はハイボールでも美味しく飲めます。軽やかで爽やかな口あたり、ほのかに酸味を感じるすっきりとした味わいをお楽しみ下さい。
商品名 | サントリー 白州 NV 700ml |
市場参考価格(2024.11.28現在) | 12,107円(税込) |
アルコール度数 | 43% |
種類 | ジャパニーズウイスキー |
製造法 | シングルモルト |
生産国 | 日本 |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり |
飲みごたえ | リッチ |
おすすめの飲み方 | ストレート、ロック、ハイボール、水割り |
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5位 知多
明るい黄金色が美しいシングルグレーンウイスキーの知多。和紙ラベルに墨で書かれた知多の文字も、ジャパニーズウイスキーらしさが感じられます。
グレーンウイスキーは、個性の強いモルトウイスキーとブレンドされるために造られていることがほとんどです。知多蒸溜所では、そんなグレーン原酒を長年にわたり研究し続け、シングルグレーンウイスキーの知多を誕生させました。クセがなく、グレーンらしいほのかな甘味や香り。そして軽さの中にしっかりとウイスキーらしさも感じられます。すっきりとした味わいで人気が高まり、初心者の方にも親しみやすく、今までにないシングルグレーンは一気に広まりました。
風のように軽やかな飲み心地、と表現されるほど飲みやすさが特徴であるため、ストレートでダイレクトに味わってみてほしいです。水割りやトワイスアップでは、グレーンらしさが失われてしまうため、物足りなく感じるという声も。ストレートが苦手な方は、ぜひハイボールで飲んでみて下さい。爽やかで甘味やフルーティーさが本当に美味しいですよ。
値段は少々張りますが、山崎や白州シリーズに比べると手に入りやすいため、ちょっといいハイボールでお祝い事などにいかがでしょうか。和食にもぴったりで、多くの人が飲みやすいと感じられるはずです。また、知多のロゴが入ったハイボールグラスも販売されているので、より雰囲気を味わいたい方にはおすすめです。
商品名 | サントリーウイスキー 知多 700ml |
市場参考価格(2024.11.28現在) | 6,298円(税込) |
アルコール度数 | 43% |
種類 | ジャパニーズウイスキー |
製造法 | シングルグレーン |
生産国 | 日本 |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱め) |
飲みごたえ | ライト |
おすすめの飲み方 | ストレート、ハイボール |
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ウイスキーのおすすめの飲み方
ウイスキーのおすすめの飲み方やポイントをご紹介します。飲み方によってどのように味わいが変化するのか、試してみて下さい。
ハイボール
近年のウイスキーブームは、ハイボールから始まりました。爽快なのどごしと飲みやすさが魅力で、若い方から愛好家まで定番の飲み方です。
1.冷やしたグラスに氷をたっぷりと入れる
2.グラスの3分の1を目安にウイスキーを注ぎ入れる
3.炭酸を氷に当てずに注ぐ
4.マドラーで氷を下から1回持ち上げる
ポイントは3つ。1つはグラスを冷やしておくこと、もう1つは氷に当てずに炭酸を注ぐこと。最後にかき混ぜすぎないこと。これだけでいつもよりワンランクアップしたハイボールを楽しめます。
ストレート
ストレートはその名の通り、ウイスキーをそのまま常温で飲む方法です。ウイスキー本来の味わいを楽しむために、ウイスキー上級者が好む飲み方です。ウイスキーはアルコール度数の平均が40度と高いため、ゆっくりとチェイサーと一緒に飲まれることがほとんど。香りや複雑な味わいをダイレクトに感じることができます。高級ウイスキーや入手困難なウイスキーを飲めるチャンスが来た時には、まずストレートで飲むことをおすすめします。
ロック
オン・ザ・ロックは、ロックグラスに大きめの氷を入れ、ウイスキーを注いで飲むシンプルな方法。ストレートと同じく、ゆっくりとチェイサーと一緒に飲まれることが多いです。ウイスキーを冷やすだけで、ストレートとは異なる風味や味わいを楽しめます。飲み始めはストレートに近く、だんだん氷が溶けて加水されていく味の変化が魅力の飲み方でもありますが、時間をかけすぎると薄まりすぎてしまい、本来の味わいを失ってしまいます。美味しく飲める量と時間でじっくり味わって下さい。
水割り
水割りは、氷を入れたグラスにウイスキーと水を注いで飲む方法です。初心者の方におすすめで、ウイスキーのクセやアルコール感がやわらかくなり飲みやすくなります。ポイントは、濃すぎず、薄すぎず。ウイスキーは種類も豊富なため、その銘柄に合った自分の好みの割合を見つけてみましょう。1:1で割ると、ハーフロックという呼び名に変わります。
お湯割り
寒い季節やリラックスしたい時におすすめなのがウイスキーのお湯割り。ホットウイスキーとも呼ばれている飲み方です。
1.耐熱グラスにお湯を入れて温める(このお湯は捨てます)
2.ウイスキーを注ぎます。
3.お湯を注ぎます。(ウイスキーの仕込み水と同じ硬水か軟水かを選ぶのがおすすめ)
4.軽く混ぜて完成
お湯割りにすると香りがさらに引き立ち、まろやかで飲みやすくなるのを実感してみて下さい。
まとめ
ウイスキーについて、基礎知識からおすすめの銘柄までたっぷりとご紹介しました。リーズナブルな銘柄から手の届かない値段のものまで幅広いですが、さまざまな個性がウイスキーの面白さであり、魅力といえるでしょう。好みは人それぞれ分かれますが、そのウイスキーの価値や歴史を考えながら飲み方を変えてみると、少し違った味わい方ができるかもしれません。日常に取り入れるウイスキーをたまには違う銘柄にしてみたり、少し贅沢な銘柄でじっくり味わってみたり、商品棚に並んだウイスキーを眺めて選ぶ時間から、楽しんでみて下さい。