ドメーヌ ド トレヴァロン ルージュ 2021 IGP アルピーユ 750ml 赤ワイン フランス プロヴァンス フルボディ

プロヴァンス屈指の高品質を誇る珠玉の赤ワイン

■商品について
ドメーヌ・ド・トレヴァロンは、独自のスタイルを貫き、プロヴァンスのワイン界に革新をもたらした、伝説のカルト・ワイナリーです。

元々建築家であったエロワ・デュルバックが、名だたるワイナリーで研鑽を積み、この地でワイン造りを始めたのがドメーヌ・ド・トレヴァロンの始まりです。

土地の個性を生かしたワインは、若いうちから魅力にあふれ、熟成を重ねることで無限の複雑さと深みを増していきます。

毎年ごく少量しか生産されないため、入手困難なことでも知られるトレヴァロンのワインの唯一無二の味わいを、この機会にぜひご堪能ください。

■ドメーヌ・ド・トレヴァロンについて
プロヴァンスで最も知られたワイナリーのひとつドメーヌ・ド・トレヴァロンは、1973年、両親が1960年に購入し別荘としていた土地にエロワ・デュルバックが創立しました。

シャトー・ヴィニュローのジョルジュ・ブルネがブドウ樹の選定を手助けし、シャトー・ヴィニュローのカベルネ・ソーヴィニヨンとシャトー・ラヤスのシラーが植えられました。

1985年にAOCの規定が変更され、カベルネ・ソーヴィニョンの使用が制限されましたが、エロワはAOCに固辞することなく、土地の個性を生かしたワイン造りを選び、ヴァン・ド・ペイを名乗ることを選びました。

2021年11月、創設者エロワ・デュルバックは亡くなりましたが、3人の子供たちが彼の情熱を受け次いでワイン造りを続けています。

栽培と醸造
現在、作付されているのは17haで、15haが黒ブドウ（シラーとカベルネ・ソーヴィニョン）、2haが白ブドウ（マルサンヌ、ルーサンヌ、シャルドネ、グルナッシュ・ブラン、クレレット。マルサンヌとルーサンヌはボーカステルの古樹から接木したもの）です。

アルピーユ山脈の北端に面する畑はブドウ樹の成熟に最適とは言えず、トレヴァロンの白ワインは非常に希少なものとなっています。

石の多い石灰岩の土壌、収量を低く抑え、化学物質は使わず、4〜5の芽までのギヨーサンプル、天然酵母のみを使用し、温度は酵母の限界温度35度、場合によっては40度に達することまであります。

品種ごとに醸造し、区画ごとに3,000リットルのフードル熟成した後ブレンドします。

一般的にエルミタージュよりもアルコール度数や動物的な特徴が少ない仕上がりとなります。

また、ヴィンテージごとに変わるラベルは、画家・彫刻家でレジェやピカソといったアーティストと親交のあったエロワの父ルネが生前に残したデザインを、ヴィンテージの特性に合わせて使用しています。

■このワインについて

ヴィンテージ情報
ここ数年、夏の降雨量はゼロでした。
しかし、2021年は7月に20mm、8月に25mmの降雨量があり、少量ではあるもののブドウ畑にとって有益な雨となりました。

近年で最も涼しい夏の一つで、7月と8月の平均気温は24℃、2022年は27℃でした。

シラーの収穫は9月8日に始まり、カベルネ・ソーヴィニヨンの収穫は9月21日に終了しました。

テロワール
非常に石が多い石灰岩と粘土質の土壌。

醸造
除梗、酵母、硫黄は使用せず、フードルと樽で24ヶ月熟成。
新鮮な卵白で清澄し、瓶詰め前の濾過は行いません。

評価
ベタンヌ+ドゥソーヴ：97
レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス：96

テイスティング・コメント
ワインの色は濃く、紫がかった深みのあるカーマインレッド。

力強くもエレガントな香り。
よく熟した赤や黒の果実の奥から、トレヴァロンの特徴である白コショウとリコリスのニュアンスが顔を出します。

滑らかな口当たりで余韻が長く、フィニッシュには熟したタンニンが心地よく残ります。

フレッシュさとタンニン、そしてリッチさのバランスが素晴らしく、20年以上の熟成が期待できるポテンシャルを秘めています。

飲み頃温度
16〜18℃

オススメ料理
鴨肉の治部煮、マグロの赤身のステーキ バルサミコソース、仔羊のロースト ローズマリー風味、ウォッシュチーズやブルーチーズ、などと良く合います。

■原産地呼称
IGP. ALPILLES（アルピーユ）

※インポーター資料より引用