コブ ワインズ ライス スピヴァック ヴィンヤード ピノ ノワール 2021 750ml 赤ワイン アメリカ カリフォルニア ミディアムボディ

猛々しい若さも優雅な落ち着きも、どちらも味わえるワイン

■商品について
1989年にブドウ畑を開墾し歴史が始まったコブ・ワインズは、現オーナーのロス・コブが両親と共に2001年に設立したワインブランドです。

昼夜の寒暖差が大きい冷涼な気候と、多様な土壌を持つソノマ・コーストのテロワールを最大限に生かし、ピノ・ノワール、シャルドネを中心に、高品質なワインを生み出しています。

コブ・ワインズのワインは、凝縮した果実味と、多様な土壌がもたらす複雑なミネラル感、心地よい酸味が調和した、複雑で深みのある味わいが特徴です。

コブ・ワインズが誇る、テロワールの個性が光る珠玉のラインナップを、ぜひ一度お試しください。

■コブ・ワインズについて
コブ・ワインズの起源は、1989年に最初の自社畑であるコーストランズのブドウを植えたことに遡ります。

オーナー、ロス・コブ（Ross Cobb）の父デイヴィッドは、海洋生物学者としてのキャリアの後、第2の人生を過ごす新しい場所を探していました。

長くワイン造りを夢見ていた彼は、カリフォルニアの海岸線をオレゴン州の境まで何度も旅しながら、1989年にソノマ郡の西端でレッドシダーの森林の近くにタマルパイス山からロシアン・リヴァー・ヴァレー河口までの眺望を持つ土地を見つけ妻のダイアンと共に移住しました。

電気も水道も通っていなかったため全てゼロからの挑戦でしたが、海洋学や生態学の知識を持っていたデイヴィッドはこの土地の土壌や気候から、世界に誇れる素晴らしいピノ・ノワールを作ることができると確信。

息子のロスや友人の協力を得て、最初の4エーカーのピノ・ノワールを植え、最初の自社畑である “ コーストランド・ヴィンヤード ” を誕生させました。

デイヴィッドの知識は、土壌の分析や、環境への配慮などワイン造りの様々な場面で生かされました。

現在、息子のロスは、父の意志を継ぎ、コーストランド・ヴィンヤードのブドウを使用し、テロワールを最大限に生かしたワインを生産しています。

すべてが始まった場所「コーストランド・ヴィンヤード」
コーストランド・ヴィンヤードは、ソノマ郡で最も古いピノ・ノワールの栽培地として知られています。

太平洋からわずか3マイル、標高1,150フィートに位置するこの特別な場所は、4つの区画に分かれた自家用ヴィンヤードです。

標高の高い場所には、驚くほど深く肥沃な海洋性土壌が広がり、昼夜の寒暖差が、凝縮感のあるブドウを育みます。

海岸に近い南西向きの斜面は、太陽の恩恵を最大限に受け、少ない収穫量ながらも、ブラックチェリーやスパイスのニュアンスを持つ、濃厚で複雑な果実を生み出します。

晴れた日には、レイズ岬、タマルパイス山、ジェナー沖のロシアン リバーが海に流れ込む岩山を一望でき、この美しい風景が、コーストランド・ヴィンヤードのワインに独特の風味を与えています。

■このワインについて
ライス・スピヴァック・ヴィンヤードは、セバストーポル・ヒルズのハイウェイ116の西側に位置している、ラッセル=ライスとヘレン・スピヴァックが、栽培家のエリック・ニールと共に2000年に植えた畑です。

コブ・ワインズでは、2003年からブドウを分けてもらっており、契約している畑の中では最も東に位置するロケーションですが、比較的に標高の低い位置にあり、西寄りの畑と収穫期はほぼ同じ。

ソノマ・コースト特有のゴールドリッジ土壌ですが、ライス・スピヴァック特有の口当たりは、土壌に火山灰の層がおり重なっているところから由来しています。

栽培
・畑：ライス・スピヴァック・ヴィンヤード
・面積：6.25エーカー
・標高：350フィート
・土壌：火山灰を含むゴールドリッジ
・クローン：スワン、667、115
・樹齢：21年

熟成
フレンチオーク（新樽30%）樽にて22か月
・生産量：375ケース

評価
ヴィノス：96
ロバート・パーカー：94

テイスティング・コメント
魅惑的なレッドチェリー、ブラッドオレンジ、パイプタバコにアーシーな下地。

ミディアムボディが感じられる部分は、今の時点で飲み頃で、ギュッと詰まったチェリーのフレーヴァーが爆けます。

キメ細やかなチョーキーな質感と、鮮やかで途切れることのない酸、そして長くスパイシーなフィニッシュ。

若さゆえの固さと、これからほどけて行く期待、どちらも楽しめるワインです。

飲み頃温度
13〜15℃

オススメ料理
鴨のスモーク、鹿肉のロースト・ベリーソース、牛ホホ肉の煮込みなどと良く合います。

■原産地呼称
AVA. SONOMA COAST（ソノマ・コースト）

※インポーター資料より引用