クロスローズ by ラッド カベルネ ソーヴィニヨン オークヴィル エステート ナパ ヴァレー 2021 750ml 赤ワイン アメリカ カリフォルニア フルボディ

最高級ナパの風格を体現する珠玉のセカンド・セレクション

■商品について
ナパ・ヴァレーの心臓部、数々の伝説を生み出してきた銘醸地「オークヴィル」。

この地に、至高の自社畑を東西両サイドに構える名門ワイナリーが、ラッド・エステートです。

そのラッド・エステートが、持てる哲学と技術のすべてを注ぎ込んだセカンド・セレクションが、この「クロスローズ by ラッド」。

フラッグシップワインと同一の厳格なプロセスを経て生み出され、トップキュヴェの核心的なエッセンスを凝縮。

最高級ナパワインの風格を、より身近な価格で堪能できる至高のエントリーとして仕上げられています。

「クロスローズ by ラッド」が誘う、ナパ・ヴァレーの深遠な魅力をぜひご体験ください。

■ラッド・エステートについて
ラッド・エステートは、ナパ・ヴァレーの心臓部、オークヴィル・クロスロードのすぐ近くに位置し、テロワールの究極の表現を追求し続ける、家族経営の生産者です。

その物語は、創業者である故レスリー・ラッド氏の卓越したヴィジョンから始まりました。

創業者レスリー・ラッド氏の壮大なヴィジョンと貢献
飲食業界で数々の成功を収めてきたレスリー・ラッド氏は、「ボルドーのシャトー・オー・ブリオン」を目標に掲げ、1996年にこのオークヴィルの土地を購入しました。

氏のヴィジョンは明確でした。
それは、職人技、芸術性、卓越性を礎に、テロワールの個性を最大限に引き出すワインを生み出し、多世代にわたる遺産として継承していくことです。

この目標を実現するため、氏はボルドーのジャン・ベルナール・デルマス（シャトー・オー・ブリオン）、ロワールの故ディディエ・ダグノー、ペトリュスのオリヴィエ・ベルーエ、そしてデイヴィッド・レイミーといった、フランスとアメリカ両国の有識者から助言を得て、ワイナリーを磨き上げてきました。

また、氏は2014年までディーン&デルーカのオーナーであり、素晴らしいナパ・ヴァレー・ワインのライブラリーコレクションを持つPRESSレストランのオーナーとしても、ナパ・ヴァレーの発展に大きく貢献しました。

妻スーザン氏は、エステートの美しい庭園と果樹園の管理に心血を注ぎ、その温かい人柄はワイナリー全体に満ちています。

次世代への確かな継承とチーム体制
ナパ・ヴァレーにおいて、創業家が精神的・経済的な問題なくワイナリーを次世代に引き継ぐことは非常に困難であり、成功は稀です。

しかし、ラッド・エステートでは、父から娘への類まれな成功事例として、2019年1月の「ロブ・レポート」でも取り上げられました。

2015年、娘のサマンサ・ラッド氏が、ボルドーのシャトー・マルゴーやナパ・ヴァレーのスポッツ・ウッドでのインターンシップ、パリでの研修を終え、ワイナリーへと帰還しました。

幼少期からこのオークヴィル・エステートで育ったサマンサ氏は、父の情熱が注がれた至宝の土地とワインビジネスを、家族で未来へ引き継ぐ決意を固めました。

現在、サマンサ氏は最高の布陣を整えたチームと共に、ラッド・エステートのさらなる将来へと繋いでいます。

彼らの今後の動向は、ナパ・ヴァレーでも大きな注目を集めています。

自然との共生を追求するサステナブルな農法
ラッド・エステートのワイン哲学の根幹にあるのは土壌の健康。
ブドウの根が微生物を介して健康的に土壌の個性を吸い上げることが理想であると考え、オーガニックでサステナブルな農法を徹底しています。

外部からの肥料や農薬は避け、ほとんどを自社製造。
除草剤や殺虫剤は一切使用しません。有益な昆虫を放ち、ルリツグミやフクロウの巣箱、猛禽類の止まり木をブドウ畑に設置するなど、生態系との調和を重視しています。

また、夏の間は羊をブドウ畑に放ち、カバークロップや雑草を食べることで草刈りの手間を減らし、土壌を固めるトラクターの使用を最小限に抑えています。

さらに、羊の堆肥は土壌に窒素を養うという、自然のサイクルを活かした取り組みを行っています。

レスリー氏が築き上げた壮大な夢は、サマンサ氏と卓越したチームによって、このオークヴィルの土地と共に輝き続けています。

■このワインについて
「クロスローズ by ラッド」は、ボルドーの偉大なシャトーの伝統に倣い、その素晴らしいテロワールのポテンシャルを最大限に活かすために生み出したセカンド・セレクション。

ブランド名は、ラッドのブドウが育つオークヴィル・クロスロードという土地を象徴しています。

最高の品質を追求するため、綿密な追加熟成と瓶詰めを経てリリースされる、一切の妥協がない1本。

ホームパーティーや大切なディナーに持参すれば、温かいロースト料理や様々な料理と相まって、テーブルの雰囲気を格上げしてくれます。

ヴィンテージ情報
2021年は、自然に恵まれたヴィンテージでした。
冬の降雨は少なく、ナパ・ヴァレーでは前年に続いて乾燥傾向だったため、萌芽は早めに始まりました。

春の穏やかな気温により生育は順調に進み、夏にかけて気温が上昇し、収穫開始の後押しとなりました。

オークヴィル・エステートでは8月27日から収穫が始まり、バランスよく熟したカベルネ・ソーヴィニヨンが3週間にわたって順次収穫されました。

収量は少ないながらも、凝縮感と豊かな風味を備えたブドウが実り、厳選されたロットから親しみやすく見事なクロスローズ・カベルネ・ソーヴィニヨンが生まれました。

醸造・熟成
土壌・ブドウの個性に合わせた形の違うステンレスタンク、自社畑の岩を砕いて混ぜたコンクリートタンク、小樽（225L-500L、葡萄の撹拌を回転させて行う）など、数種類の発酵槽を使い分けています。

仏産数年使いの樽53%、新樽47%にて熟成させています。

テイスティング・コメント
グラスからは、砕いたドライフラワーや熟したブラックチェリーの豊かな香りが立ち上がり、軽やかなタバコの葉やセージのニュアンスが奥行きを添えます。

口に含むと、生き生きとした赤スグリやブラックチェリーが弾けるように広がり、伸びやかな酸が味わいをいっそう際立たせます。

ミネラル感やココアのニュアンスを伴うタンニンが丸みのある口当たりに複雑さと個性を与えつつ、ほのかな甘みとスパイスを感じる余韻が全体を美しくまとめ上げています。

飲み頃温度
16〜18℃

オススメ料理
牛ホホ肉の赤ワイン煮込みやビーフシチューなど、濃厚な牛肉料理とは格別な相性です。

また、鴨肉とごぼうの時雨煮やゴルゴンゾーラをはじめとするブルーチーズとも、複雑な風味が響き合います。

■原産地呼称
AVA. OAKVILLE（オークヴィル）

※インポーター資料より引用