商品について
グラン シエクルを貫くのは、自然だけでは決して生み出せない「パーフェクトヴィンテージ」というヴィジョンです。
その飽くなき追求という思想は、グラン シエクルの生みの親、ベルナール・ドゥ・ノナンクールがもたらしました。
プレステージシャンパンの既存の価値観では、ヴィンテージシャンパンこそが優れた品質の証であることが定説です。
しかしローラン・ペリエは、「アッサンブラージュの芸術」という人間の技を重ねることで、シングルヴィンテージだけでは決して生み出せない完成した領域を創造できると確信しています。
この究極のブレンドを求める製法哲学を、ローラン・ペリエは「イテラシオン(Iteration)」と呼びます。
「グラン シエクル」の核となるのは、最高のシャンパーニュに不可欠な3つの要素—フレッシュネス、力強さ、そしてフィネス—を完璧なバランスで実現すること。
こちらの「ローラン ペリエ グラン シエクル No.26」は、メゾンが誇る最高のヴィンテージを厳選し、その黄金比を追求した26番目の試み。熟練の技とたゆまぬ探求の結晶が、このボトルに凝縮されています。
約10年ものセラーでの長期熟成が、ワインのアロマにさらなる深みを与え、繊細な口当たりと凝縮感を充実させ、新しい「イテラシオン」の表現が生まれるのです。
1959年以降、グラン シエクルの醸造が可能になったのは26回のみです。
「グラン シエクル」の由来
「グラン シエクル」とは、フランスが歴史上最も栄華を極めた17世紀を指す表現です。
この時代を彩るのは、自然の力だけでは実現不可能な、人による偉業の数々です。
太陽王ルイ14世は、調和、均衡、理想のひとつの完成形を追い求める中で、ヴェルサイユ宮殿とその庭園を完成させました。
人間の力が自然の産物を昇華させた例には、左右対称や遠近法を取り入れたフランス式庭園をはじめ、遠方を水源とする大運河や噴水、貯水池の建設などが挙げられます。
また、ローラン・ペリエが所有するルーヴォワ城の、オレンジ園で行われた温暖な地中海性気候の植物栽培もその一例です。
ローラン・ペリエがプレスティージキュベに「グラン シエクル」という名を選んだのは、このような「自然の産物のみでは実現不可能な理想を達成する」という意志を同じくしているからなのです。
「パーフェクトヴィンテージ」とは
時の経過とともに深みや力強さ、香りの複雑さを増した偉大なシャンパーニュを目指した表現です。
グラン シエクルは時を経てもフレッシュでシャープな酸を保ち、そのことで長期熟成の大きなポテンシャルを引き出します。
ヴィンテージのアッサンブラージュ
【2012年(約65%)】
冬と春に重なった霜によって、いち早く収穫量の見込みが落ち込む年となりました。
春には降雨が続きましたが、好天に恵まれた夏が功を奏し、偉大な緻密さが宿ったヴィンテージが生まれました。
エレガントで端正なバランスを備えたシャルドネと、赤い果実のアロマを印象づけるピノ・ノワールが特長です。
【2008年(約25%)】
シャンパーニュ地方らしい低温と日照量が少ない夏が、複雑味と美しいストラクチャーを備えた稀代のヴィンテージを生み出しました。
偉大なシャルドネと、豊潤なアロマを際立たせるピノ・ノワールがブドウの真価を感じさせます。
【2007年(約10%)】
春には初夏を思わせる暑さがあったものの、夏には晴天が多くなく、高温の影響が和らぎました。
このような気候が、上品なフレッシュさと長期熟成のポテンシャルを備えた、率直なヴィンテージを生み出しました。
白い果実と柑橘類のニュアンスが複雑に絡み合うシャルドネと、ピノ・ノワールが引き出す黄色い果実のニュアンスが印象的です。
使用ブドウの産地(グランクリュのみ)
【シャルドネ(約58%)】
- ル・メニル・シュル・オジェ
- オジェ
- クラマン
- アヴィーズ
【ピノ・ノワール(約42%)】
- トゥール・シュル・マルヌ
- アンボネー
- ブージー
- ヴェルズィ
熟成
セラーで約10年の瓶内熟成。
評価
- ジェームス・サックリング:100
- ベタンヌ+ドゥソーヴ:100
- ジャンシス・ロビンソン:19.5/20
テイスティングノート:五感で楽しむ特長
【外観】
ベージュを帯びたゴールドの色合いに、緻密な泡が長く長く持続します。
【香り】
トップノートは非常に複雑で、スイカズラ、レモン、クレメンタインやフレッシュバターを彷彿とさせる印象が響き合い、ほのかなハチミツとヘーゼルナッツのニュアンスが香り立ちます。
【味わい】
精密なフィネスが誘うフレッシュな口当りに息をのむうちに、レモンコンフィやフレッシュのヘーゼルナッツを思わせるアロマが口を包み込んでいきます。
さらに続くシルキーかつミネラリーな余韻は、スイカズラやアーモンドスライス、クレメンタインを彷彿とさせる香りの広がりに満たされます。
食材とシャンパンのマリアージュ
トリュフ、カニ・エビ類、上品な旨味を備えた白身魚、繊細な味わいの肉、などの食材を使った料理と好相性です。
【三ツ星「ル・サンク」エグゼクティブシェフのパーフェクト・ペアリング】
厚切りイシビラメの鉄板焼き、クレソンソースと洋梨のビネガー漬け添え