ドン ペリニヨン シャンパン(Dom Pérignon)|ヴィンテージ・オンリーが生むハーモニー
フランス・シャンパーニュ地方を代表する高級シャンパン「ドン ペリニヨン(Dom Pérignon)」。
単一年のブドウのみを使用するヴィンテージ・シャンパンとして知られ、シャルドネとピノ・ノワールのアッサンブラージュ、長期熟成による複雑な味わいで世界中のワイン愛好家を魅了しています。
ドン ペリニヨンの創造ビジョンは、感情の源であるハーモニーの探求です。
その理想の味わいは、緻密さ、力強さ、触感、ミネラル感、複雑さ、そして完全性という6つの感覚的要素で表現されます。
【ヴィンテージ・オンリー】
すべての創造プロセスには制約があります。
ドン ペリニヨンにおいて、それはヴィンテージ・オンリーへの絶対的なこだわりであり、すべてのシャンパーニュが単一年に収穫されたブドウのみから製造されます。
どんなに困難な状況においてもヴィンテージを完成させる揺るぎない覚悟、そして年によって優れたワインができない場合はヴィンテージを発表しないというリスクを背負いながらシャンパーニュ作りに挑んでいます。
- ドン ペリニヨン ヴィンテージは、3つの異なる側面で表現されます。
ヴィンテージ:その年の特徴
- プレニチュード:澱と共に長い時を重ね、進化する「熟成のピーク」
- 色:ブラン または ロゼ
これら3つの側面はどの組み合わせも他に類を見ない独自性を持ち、ドン ペリニヨンの創造において切り離せない大事な要素。
それぞれが独自の空間と時間を持ち、ドン ペリニヨンの過去と未来のヴィンテージを繋ぎ合わせます。
すべてのヴィンテージごとに新しい価値を生みだすことがドン ペリニヨンの創造のレガシーであり、ドン ペリニヨン ヴィンテージはその緻密な創造プロセスの神髄を体現しています。
ドン ペリニヨン シャンパンの醸造|アッサンブラージュと長期熟成
卓越した醸造技術と時の流れ
アッサンブラージュはドン ペリニヨンの独自性の礎です。
それは時代を越えた原理であり、ワイン製造技術の進化よりも優先されるものです。
ブドウの品種とテロワールのブレンドによりのみ誕生します。
目標は常に緊張感、リズム、完成度そして複雑性を増すことで全体の味わいのバランスを高め、理想のハーモニーを追い求めることです。
アッサンブラージュは黒ブドウと白ブドウの完璧なバランスにより成り立っています。
シャルドネとピノ・ノワールの相反し、補い合う要素がそのパラドックスに躍動感や力強さを生み出します。
【長期熟成】
ドン ペリニヨンは “ 時の流れ ” がもたらす影響を考慮された上で設計され、ブランも、ロゼも、その素晴らしい熟成のポテンシャルが広く認められています。
酵母の澱の神秘により、澱とともに熟成を重ねるワインはゆっくりと繊細に進化を遂げ、ドン ペリニヨンの特徴的なスタイルが完成します。
このような長期のプロセスを経て、数ある素晴らしいワインの中でもドン ペリニヨンの複雑性が際立つものとなります。
ドン ペリニヨンが最初の「プレニチュード」に到達するまで、セラーで8年以上の熟成を要します。
ドン ペリニヨン シャンパンの歴史|修道士ドン・ピエール・ペリニヨンから現在まで
17世紀、ドン・ピエール・ペリニヨンは『世界最高のワイン』を造るという意思を掲げました。
現在もなお、ドン ペリニヨンのシャンパーニュには、1つ1つのヴィンテージにその創造の意志が込められており、感情の源であるハーモニーを探求し続けています。
【先駆者:ドン・ピエール・ペリニヨン】
1668年、ベネディクト会修道士ドン・ピエール・ペリニヨンがオーヴィレール修道院の責任者に任命されます。
ドン・ピエール・ペリニヨンは、ブドウ栽培とワイン醸造においてすべて経験が頼りであった時代に、正確な規則に基づく革命的な技術を開発しました。
ペリニヨン神父は修道院を近代化し、ブドウ畑を整え、「世界最高のワイン」を造る決心をしたのです。
「ペリニヨン神父のワイン」はフランス随一のワインとして誉れ高く、ヴェルサイユ宮廷でも振る舞われ、かのルイ14世も嗜んだという逸話が残っています。
彼のビジョンはワイン製造に革命をもたらし、現在もなおすべてのシャンパーニュ作りの礎となっており、ドン・ピエール・ペリニヨンの遺産が、今もなおドン ペリニヨンの創造のビジョンをたゆみなく育んでいるのです。
【ドン ペリニヨン誕生の地】
オーヴィレール修道院がすべての始まりでした。
伝説によれば、650年頃、丘を歩いていた聖ニヴァールを1羽の鳩がそこへ導いたとされています。
鳩がやがてブナの木にとまります。
鳥の神秘的な羽ばたきに導かれた聖ニヴァールは、そこに神の意志を認め、そこにオーヴィレール修道院を建立することにしたのです。
1668年以降、ドン・ピエール・ペリニヨンの素晴らしいワインで修道院は脚光を浴びます。オーヴィレール修道院が佇むのは、シャンパーニュ地方でも最も美しい村のひとつ。
高台から渓谷を見下ろす村は、ブドウ畑が一面に広がる丘に囲まれています。
修道院の静謐で厳かな美しさと、この場所が受け継いでできた精神は、今なおドン ペリニヨンのインスピレーションの源となっています。
【醸造最高責任者:ヴァンサン・シャプロン】
現在のドン ペリニヨン醸造最高責任者であるヴァンサン・シャプロンは、1999年にモエ・エ・シャンドンに入社したことをきっかけに、シャンパーニュ地方での長きにわたる冒険をスタートしました。
そして、シャンパーニュ地方でも北寄りに位置するブドウ畑に興味と愛着を感じ、この新たなテロワール(土壌)にワイン造りの根を下ろしました。
彼は、ブドウ畑やテロワール、地元のワイン醸造に関する知識を深め、シャンパーニュにおける独自の美学を確立することを目標に掲げました。
その後、2005年にヴァンサン・シャプロンはドン ペリニヨンに入社。
前任の醸造最高責任者であるリシャール・ジェフロワと出会いをきっかけに、13年にわたる修行-相互理解のための継続的な対話や自然環境とのコミュニケーションを通じて、信頼関係を育んでいきました。
そしてついに迎えた2019年1月1日、ヴァンサン・シャプロンにバトンが手渡され、今に至るまでドン ペリニヨンの醸造最高責任者を務めています。
そんな彼の創造ビジョンは、「卓越したハーモニーを生み出すアッサンブラージュは、ブドウ畑とワインを細部にわたるまで熟知し、育み、そして愛することによってはじめて完成します」。
ドン ペリニヨンが持つビジョン「感情の源であるハーモニーをクリエイティビティの中心に据えること」をよく理解し、彼自身の解釈に落とし込んでいるこのビジョンこそが、彼の創造力をかきたて、ドン ペリニヨン 醸造最高責任者としての使命を導きます。
彼にとってのインスピレーションの源は、ドン ペリニヨンの誕生のルーツや、海外での経験です。
またその年ごとの特色と、ドン ペリニヨンの確立されたスタイルの間でバランスを取りながら、卓越したヴィンテージ シャンパーニュを生み出し、メゾンが理想とする美学を体現しています。
こうしてドン ペリニヨンが受け継いできた、クリエイティビティの遺産はヴィンテージがもたらすインスピレーションに溢れた体験によりさらに高められます。
※公式サイトより引用