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シャトー・モンテュス CHATEAU MONTUS

ナポレオンにも愛されたフランス南西部の名門シャトー

シャトー・モンテュスは、フランス南西部マディラン地区に位置する歴史あるシャトー。かつてはナポレオンにもワインを提供していたとされる由緒ある場所です。
このシャトーに強い縁を持つのが、アラン・ブリュモン。子どもの頃からこの土地に親しんでいた彼が再びここを訪れたのは、シャトーの家財がオークションに出されていた時のこと。城館を囲むテロワール(土地の個性)に、強く心を引かれたといいます。

1980年、アランはこのシャトーを買い取り、荒れ果てていた建物を修復。ガレ(丸い石)に覆われた粘土質の斜面という理想的な土壌を活かし、長期熟成型の高品質ワイン造りに着手しました。
1982年には、タナ種80%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%という当時としては革新的なブレンドで初ヴィンテージを発表。高評価を得て、モンテュスの名は一躍注目を集めます。

西向きの丘が秘めていた、新たなグラン・ヴァンの可能性

1990年、アラン・ブリュモンは自身の夢であった“理想の区画”をついに見つけます。そこは、なんとブドウ栽培には不向きとされてきた真西向きの斜面。誰も手をつけていなかったこの10ヘクタールの丘は、ACマディランで最も標高の高い場所でした。

挑戦の末、この地で造られた初めてのワインは、従来の南向き斜面から造るワインとはまったく異なる風味を持ち、驚きをもって迎えられます。
この新たなキュヴェは後にラ・ティル(La Tyre)として知られ、ブドウ1株あたり房をわずか5〜6つに制限するなど、極端な低収量で育てられています。
その徹底した手入れと希少性から、「ラ・ティル」はマディランを代表するグラン・ヴァンとしての地位を確立しました。

歴史・風土・挑戦が織りなす、訪れる価値のあるシャトー

2003年にはシャトーの建物をリノベーションし、ラグジュアリーな迎賓館として再生。
さらに、ラ・ティルの丘の頂には樹齢200年のオークの木が立ち、そこには木造の展望台が設けられています。畑を見渡すその場所からは、涼しい風が吹き抜け、眼下には美しいブドウ畑が広がります。

今ではシャトー・モンテュスは、ワイン愛好家が集うワインツーリズムの名所にもなっており、アラン・ブリュモンの情熱と探究心が形となって表れた場所として高く評価されています。
フランス南西部のテロワールを最大限に表現した、魂のこもったワインを求めて、多くの人がこの地を訪れます。

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