フィリポナ クロ デ ゴワセ 2013 750ml 箱なし エクストラ ブリュット シャンパン

※ボトル画像はイメージです。ラベルやキャップシール等の色、デザインが変更となる場合がございます。※

■商品について
フィリポナ家はシャンパーニュ地方で最も古い歴史をもつ家系のひとつ。

16代にわたりアイ村に居を構えるフィリポナ家の歴史は、この地方のワイン造りの歩みと共に刻まれてきました。

こちらは、メゾンが所有するモノポール（単独所有畑）のブドウが生むプレスティージュ・キュヴェ「クロ・デ・ゴワセ」。

シャンパーニュ地方初の“クロ”のブドウだけを醸造し、アッサンブラージュした最初のシャンパーニュです。

8年の瓶内熟成を経てリリースされるその味わいは、全ての素晴らしい要素が調和し、深みを増した究極の逸品です。

■シャンパーニュ地方のアイコニックなモノポール
5.83ヘクタールのクロ・デ・ゴワセの畑では、ピノ・ノワールとシャルドネを栽培しています。

マルイユから、東に向かって800メートルほどの長さに広がる特に横長な畑で、奥行きは100メートルほどしかありません。

高さ約45メートルの丘の斜度は、30度～45度にも及ぶ急斜面です。

真南に面していることから太陽が90度の角度で畑にあたり、温度と光度の恩恵を最大限に受けるだけでなく、ピュアなチョーク土壌が太陽の熱を蓄えるという利点も備えています。

そのため、果実の成熟期のクロ・デ・ゴワセの気温は、シャンパーニュ地方の平均よりも1.5度高く、400キロほど南の地域の気温に等しいほどの暖かさです。

■醸造長のコメント
全体的に寒く、日照時間も少なかった冬、特に11月中旬から3月にかけては頻繁に霜が降り、年明け1月から3月までは降雪も頻繁に見られました。

遅く訪れた春は、穏やかで温かく、芽吹きに適した気候でした。

5月は冷え込み、異常な寒さと驚異的な降雨量を記録しました。

このような環境下で、通常は発育の早いクロ・デ・ゴワセ、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、そしてコート・デ・ブラン地域の最良の畑でもブドウの成長は遅く、6月中旬に冷たい雨の降る中、花をつけました。

これらの畑の収穫量は例年並みかそれ以下となりました。

アヴネイの自社畑など成長の遅い畑では、気温と日差しが改善した6月下旬に開花しました。

7月も雨天が続きましたが、ベト病の発生は抑えることができました。

8月の暑さとやや乾燥した天候は、フィリポナのマルイユ・シュル・アイの畑で収穫が始まった10月5日まで続きました。

そのおかげでブドウはよく熟し、地球温暖化以前の時代を彷彿とさせるフレッシュでエレガントなヴィンテージに仕上がりました。

・生産量：13,296本

■栽培
急斜面のクロ・デ・ゴワセでは、畑の管理を人の手で行っています。

殺虫剤や、化学物質の含まれる除草剤は使わず、鍬などの道具と、昔ながらのシンプルな機械を使って雑草をコントロールしています。

■醸造
≪発酵≫
47%は木樽で発酵し、ワインの複雑味を引き出します。
マロラクティック発酵を行わないため、クロ・デ・ゴワセの力強いテロワールの個性に相応しい自然な酸が保たれています。

≪熟成≫
12℃に温度管理されたマルイユ・シュル・アイの歴史的なセラーで、澱とともに8年間“プリーズ・ド・ムース”(瓶内二次発酵)。

≪ドサージュ≫
エクストラ・ブリュット（4.25g/L）の極辛口にドザージュすることにより、この特別なワインの特徴とミネラル感が最大限に発揮されます。

■評価
ワイン・エンスージアスト：99
ワイン・アドヴォケイト：98
ヴィノス：98

■テイスティング・ノート
深みのある鮮やかなゴールド、美しい泡が立ち上ります。
トップにエレガントな花々のアロマ。エルダーフラワーの繊細な香りから、レッドカラントなど、赤い果実の力強い香りへと徐々に変化します。

フィニッシュには心地よいトースト香も。
味わいはリッチでミネラルが感じられます。

ブラックベリーや小さな赤い果実を思わせる心地よい風味が印象的です。

ヴィンテージ特有の特徴は、フレッシュでエレガントな長い余韻に強く表現されています。

■食事とのマリアージュ
クロ・デ・ゴワセは、素晴らしいシャンパーニュであり、また同時に非常にクオリティの高い“ワイン”です。

香りや味わいのしっかりとした美食と共に味わうと、その完璧なペアリングがきっと記憶に残ることでしょう。

魚介類やソフトチーズも素晴らしい組み合わせです。

カラフェでデキャンタ―ジュすると、さらにワインの素晴らしさが発揮されます。

※インポーター資料より引用

■原産地呼称
AOC. CHAMPAGNE（シャンパーニュ）