Almaviva アルマヴィーヴァ 2023 750ml 赤ワイン チリ マイポヴァレー フルボディ

商品について

チリ最高峰、世界が認めるプレミアムワインとしての地位を確立したアルマヴィーヴァ。

このワインは、チリの卓越したテロワールと、フランス・ボルドー地方の揺るぎない伝統とノウハウという、二つの偉大な文化の幸運な出会いから生まれました。

チリ屈指の銘醸地プエンテ・アルトの、恵まれた土壌、理想的な気候、そして丹念に管理されたブドウ畑。

ここに、ボルドー品種の王であるカベルネ・ソーヴィニヨンを主体とする伝統的なブレンド技術が融合しました。

その結果、類まれなエレガントさと複雑性、そして息をのむような深みを兼ね備えた、唯一無二のチリ・プレミアムワインが誕生したのです。

このワインの誕生と発売は、チリ国内のみならず国際市場においても、チリワインの品質と可能性を示す歴史的な節目となりました。

最新ヴィンテージである「アルマヴィーヴァ 2023」は、その傑出した血統と精神を確かに受け継ぎ、チリのブドウ栽培とフランスの醸造技術が到達した、新たな高みを示しています。

この一本がもたらす、時を超えて愛される真のボルドー様式のエッセンスと、アンデス山脈の麓で育まれたチリ固有の力強さを、ぜひご堪能ください。

ヴィンテージ情報

冬は非常に乾燥しており、プエンテ・アルトの2022年6月〜9月の降水量はわずか119mmでした。

これは、1996年から2022年の期間の平均降水量203mmと比べ、41%少ない値ですが、前年の51mmよりは多い雨量に恵まれました。

冬は暖冬と寒冬が交互に訪れましたが、10月は気温が平年より高かったため、ブドウの芽吹きは例年並みとなりました。

10月～12月は暖かく、開花と結実の重要な時期の天候は不安定だったため、カベルネ・ソーヴィニヨンのほとんどの樹にクルール（花振い/結実不良）が発生しました。

春は乾燥しており降雨量はわずか7mmでしたが、夏は非常に暑く、平年より+2℃という記録的な高温となり、チリ史上最も暑い3月となりました。

4月（平年より+1.4℃）～5月（平年より+1.0℃）も例年より暖かく、ブドウの生育は早まり、果実味と酸味を保つために収穫を早めました。

カベルネ・ソーヴィニヨンの収穫は3月13日より開始。これは2022年より8日早く、平年より2週間早い時期でした。

プエンテ・アルトでは4月24日に収穫が終了し、プエウモ産のカルメネールも4月25日から5月5日の間に収穫を完了いたしました。

2023年は乾燥し暑いヴィンテージであったにもかかわらず、プエンテ・アルトのフレッシュな特徴を維持した見事なワインが生み出されました。

カベルネ・ソーヴィニヨンは素晴らしくしっかりとしたストラクチャーを持ち、傑出した仕上がりとなっています。

熟成

フレンチオーク樽で20カ月熟成、内73%新樽。

評価

• ジェームス・サックリング：97
• ヴィノス：96
• ワイン・アドヴォケイト：95
• ジェーン・アンソン：95

テイスティング・コメント

深く濃いルビーレッドの色合い。美しく層をなす香りは広がりと複雑さを帯び、カシス、イチゴ、デューベリーなどの果実のフレッシュで繊細なアロマに思わず魅了されます。

その後、タバコ、シーダー、土、オリーブ、柔らかいスパイスのエレガントで控えめなノートが続きます。

口に含むと、バランスと滑らかさが心地よく広がり、エレガントで柔らかい酸味が続き、際立ったタンニンはまろやかで洗練されており、ジューシーで親しみやすいヴィンテージを見事に表現しています。

しっかりとしたストラクチャーと高い精度が感じられ、ボリューム、フィネス、フレッシュさが見事に調和し、プエンテ・アルトのユニークなテロワールを忠実に表現した傑出した逸品です。

飲み頃温度

16～18℃

オススメ料理

濃密な果実味と力強い骨格が、ローストビーフなどの肉料理や、牛ホホ肉の赤ワイン煮込みのような濃厚な煮込み料理、熟成ハードチーズと抜群の相性をみせます。

また、芳醇なアロマと上質なタンニンは、すき焼きや北京ダックのような甘辛く複雑な風味を持つ和食やエスニック料理とも見事に調和します。

生産者情報

Vina Almaviva（ヴィーニャ・アルマヴィーヴァ）

ヴィーニャ・アルマヴィーヴァは、フランス・ボルドーの名門シャトー・ムートン・ロスチャイルドと、チリ最大のワインメーカーであるコンチャ・イ・トロが手を組み、1997年に設立されたジョイントベンチャーです。

「チリ最高のプレミアムワインを造る」という揺るぎない共通の目標のもと、ボルドーの伝統的な醸造技術と、チリ・マイポ・ヴァレーの唯一無二のテロワールが見事に融合。設立以来、その卓越した品質で世界に通用する、トップクラスのワインを生み出し続けています。

【伝説のテロワール:プエンテ・アルト】

ワイナリーが居を構えるのは、ボルドーの第一級シャトーにも匹敵するといわれる銘醸地「プエンテ・アルト（Puente Alto）」。

アンデス山脈のふもと、マイポ川の古く乾いた河床に広がるこの土地は、水はけに優れた痩せた土壌と、昼夜の寒暖差が大きい気候に恵まれています。

ここで育まれるカベルネ・ソーヴィニヨンは、凝縮した深みのある果実味と、ベルベットのように滑らかな最高品質のタンニンを兼ね備え、アルマヴィーヴァの骨格を形成しています。

【自然と文化を尊重する哲学】

ワイナリーの建物は、周囲の雄大なアンデス山脈の景色と調和するように細部にまでこだわって設計されています。

また、内部の装飾には、この土地の歴史と文化への敬意を示すチリの先住民族であるマプチェ族のモチーフが取り入れられています。

この土地の自然と文化を深く尊重する哲学こそが、ワインの味わいに複雑性、エレガンス、そして深遠なる魂を吹き込み、世界中のワイン愛好家を魅了し続けています。

テクニカル情報

生産者/ワイナリー

（生産者:ジョイントベンチャー）

コンチャ・イ・トロ & バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド

（ワイナリー:醸造元）

ヴィーニャ・アルマヴィーヴァ

原産地呼称

DO. PUENTE ALTO（プエンテ・アルト）