カ マルカンダ ヴィスタマーレ 2023 750ml 白ワイン イタリア トスカーナ ミディアムボディ ガヤ

イタリアワインの帝王がボルゲリで手掛ける唯一の白ワイン

■商品について
イタリアワイン界の帝王として、トップクラスの地位を不動のものとしているガヤ。

ボルゲリの新たなスタイルを確立し、ガヤの真髄を次なる世代へと繋いだワイナリーが、カ・マルカンダです。

ワイン評論家のロバート・パーカー氏は、「アンジェロ・ガヤ氏は、自身のワインに関して常に意欲的な姿勢をみせるが、ボルゲリで手掛けている『カ・マルカンダ』のことになると、特別な愛着と情熱をうかがわせる。この『カ・マルカンダ』は、ガヤ単体で実現・完成させた『究極のワイン造り』を表現していると言っても過言ではない。」と高く評しています。

「イタリアワインの帝王」が探し求めた理想の地、カ・マルカンダのワインを、この機会にぜひお楽しみください。

■カ・マルカンダについて
1996年にイタリアワイン界の絶対王者ガヤがトスカーナ州の沿岸部ボルゲリで設立したワイナリー、カ・マルカンダ。

カ・マルカンダとは、ピエモンテの方言で「果てしない交渉の家」という意味です。

アンジェロ・ガヤ氏はボルゲリの地でワインを造るため、最高の土壌を求めた末に、一部のトップワイナリーにしか見られない土壌が入り混じる、個性的な土壌を発見。

ついに見つけた理想の畑を手に入れるべく何度も交渉するものの、その土地の所有者はなかなか首を縦に振らず、18回に及ぶ交渉の末、やっとその念願の土地に畑を取得しました。

カ・マルカンダに込められているのは、ガヤの真髄を次の世代に伝え「更なる繁栄を期待したい」というアンジェロ氏の想い。

その想いは次世代へ受け継がれ、現在はアンジェロ氏の子供たちを含めた家族全員で運営しています。

ワイナリーでは、未来を見据え、地球温暖化対策や生物多様性への取り組みに尽力。

本拠地ピエモンテで培った感性を生かし、ボルゲリならではの解釈を与えた「控えめでオルタナティヴな」スタイルの表現を目指しており、ヴィノスでは「ボルゲリを現代的に表現」(2024)していると評価されています。

■このワインについて
カ・マルカンダで生み出される唯一の白ワインが、2009年に初めてリリースされたヴィスタマーレ。

それぞれのブドウ品種の特徴が見事に融合した、まさにエレガンス溢れるスタイルです。

ワイン名の「ヴィスタマーレ」とは、イタリア語で「オーシャンビュー、海を臨む」を意味し、眩しい太陽と青い海、明るい海岸の光景からインスピレーションを受けて名づけられています。

ヴィンテージ情報
2023年は例年と比べて品質が非常に高く、生産量も2022年比で15%増となった素晴らしいヴィンテージ。

最初は多くの房がつきましたが、ベト病と日焼けにより生産量が減少。
しかし、夏のような気候が10月まで続いたおかげで、フェノール類が完璧に成熟するのを待ち、急がずにブドウの収穫を進めることが出来ました。

ブドウはカリウムが少なく、窒素が多かったので、全ての品種の発酵は順調に進行。

ワインは極めて優美で、アルコール度数は低く、酸が多い見事な出来栄えです。

ボルゲリらしい濃厚なスタイルではなく、カ・マルカンダが表現したいスタイルとなりました。

醸造
ステンレスタンクと樽にて発酵後、ステンレスタンクとオーク樽を用いて6カ月間熟成。

その後、ブレンド行い、各ブドウ品種の個性を調和させます。

テイスティング・コメント
外観は、透明感のある鮮やかなレモンイエローの色調。
グラスからは、カモミールやライム、レモングラスの爽やかなアロマが立ち上ります。

口に含むと、爽やかな果実味とフレッシュで洗練された酸味がバランスよく調和。

樽のニュアンスが美しく溶け込み、心地良い潮風を思わせるミネラル感を伴った余韻へと導きます。

飲み頃温度
10〜12℃

オススメ料理
ホタテのマリネ、海老とブロッコリーのソテー、鶏肉の香草パン粉焼き、プリニー・サン・ピエールのようなシェーブルチーズ、などと良く合います。

■原産地呼称
IGT. TOSCANA（トスカーナ）

※インポーター資料より引用