マックヘンリー ホーネン アピアリー ブロック シャルドネ 2024 750ml 白ワイン オーストラリア マーガレットリヴァー 辛口

商品について

世界的にも有名なカリスマ醸造家が手掛けるワイナリー、マックヘンリー・ホーネン・ヴィントナーズ。その卓越した品質で高い評価を得ている稀少なワインは、年間生産量わずか約9,000ケースと少ない為、日本への入荷は限定数量となっています。

伝説的な醸造家、デイヴィッド・ホーネンが手掛ける「アピアリー・ブロック・シャルドネ」は、磨き抜かれた技術と情熱が生み出す1本です。マーガレットリヴァーのテロワールを深く映し出すこのワインは、蜜のようなテクスチャーと洗練されたエレガンスを兼ね備えています。

「ナチュラルワイン」と呼ばれることもありますが、これはワイン造りにおいて人工的な操作をしない純粋でピュアなワインという意味です。こちらのワインの名前は、マーガレットリバー南部にあるバイオダイナミック農法で栽培されたヘーゼルヴィンヤードにある蜂の巣に由来しています。

ヴィンテージ情報

2024年のヴィンテージは、マックヘンリー・ホーネンで最も早い収穫開始年として記憶に残りました。冬、十分な降雨があった後、ブドウの木は土壌の優れた水分レベルと春の暖かい気候により、早い時期に健全な樹冠を形成し、早い収穫に繋がりました。

夏は降雨量ゼロで、日中の気温は例年より高くなりました。シャルドネの収穫は非常に短期間で、チームは多忙を極めました。果実の豊かな風味、テクスチャー、豊かさを備えながらもフレッシュさを損なうことなく、そのハイライトとなるヴィンテージです。

醸造

マーガレットリヴァー南部にある、バイオダイナミック農法の認証を受けたヘーゼルヴィンヤードのアピアリーブロック地区のブドウを、夜間の涼しい時間帯に丁寧に手摘みで収穫。ブドウを厳選し、亜硫酸を添加せずに房ごと700Lのコンクリート製卵型容器で直接プレスしました。

果汁は野生酵母により完全なマロラクティック発酵を経て、そのまま澱と一緒に8ヶ月間熟成。ワインは移動を極力抑え、瓶詰め前日にワイナリーに移動、SO2添加、清澄、ろ過なしで瓶詰めされました。

テイスティング・コメント

レモンパイ、マンダリンオレンジの皮、白い花を伴う深く複雑なノーズが、白いネクタリンの要素に満ちたフレーバーとともにあります。味わいは、絡み合う風味、蜜蝋のテクスチャー、クリーミーな複雑さで活気に満ちており、魅力的なフェノール類に囲まれ、ワインを長い後味へと導きます。

味わいチャート

• 酸味：★★★☆☆
• 果実味：★★★☆☆
• ボリューム：★★★☆☆

飲み頃温度

6～12℃

オススメ料理

前菜には、生牡蠣、フレッシュチーズとハーブのブルスケッタ、帆立とアスパラガスのソテーなどがオススメです。メインディッシュには、レモンバターソースの白身魚のムニエル、オマール海老のポワレ、鶏肉のハーブグリルなどが好相性。食後には、柑橘系のフルーツを使ったタルトや、白桃のコンポートなど、軽やかで上品な甘さのものが良く合います。

生産者情報

McHenry Hohnen Vintners(マックヘンリー・ホーネン・ヴィントナーズ)

オーストラリア随一のプレミアムワイン産地として名高い、西オーストラリア州マーガレットリヴァー地区に2004年デイヴィット・ホーネンとその家族によってマックヘンリー・ホーネン・ヴィントナーズは設立されました。

創立者であるデイヴィッド・ホーネンはオーストラリアでも有名な「ケープメンテル(マーガレット・リヴァー)」を創設し、国際的にオーストラリアワインを知らしめた凄腕醸造家の一人であり、さらにニュージーランドを代表する「クラウディ・ベイ」を手掛けるなど、世界的にも有名なカリスマ醸造家です。2003年にこれら2つのワイナリーを手放し、家族と共に新しいワイナリーを立ち上げたのがこのワイナリーであり、その噂は瞬く間に広まり、設立されたばかりにもかかわらず、高い評価を得ています。

ワイン造りへの情熱

マックヘンリー・ホーネンのワイン造りへの情熱は、30年以上マーガレット・リヴァーでバイオダイナミクス農法を用いて行うブドウ栽培と醸造に反映されています。畑では土壌の健康や樹の活力が最も大切であり、醸造所では添加するものは最小限に抑え、最低限の介在がワインの純粋な個性を造る、というシンプルで伝統的な原理に従っています。

ワインメーカー「ヤコポ・ダリ・カニ」

ヤコポ(オーストラリア人からは「ジャポ」と改名)は、イタリア北東部のソアーヴェで生まれました。ブドウ園やワイナリーに囲まれて育ったジャポが、ワイン造りの道を志したのは当然のことです。

イタリアのコネリアーノにあるブドウ栽培・醸造大学を卒業し、有名な地元の生産者であるイナマで貴重な経験を積んだ後、ジャポはヨーロッパと新世界の他のワイン産地を旅して知識を広げることを決意しました。ジャポはボルドー、バロッサバレー、マーガレット・リバー、ニュージーランドでインターンシップを完了し、ワインの品質と息を呑むほど美しい風景に感銘を受けた彼は、西オーストラリアに戻り、マーガレット・リバーに永住しました。

チームの一員として最小限の介入によるワイン造りの原則を共有し、誠実で真の手作りによる独特の特徴を持つ単一畑のワインを造ることを楽しんでいます。

原産地呼称

GI MARGARET RIVER(マーガレット・リヴァー)