マックヘンリー・ホーネン McHenry Hohnen

世界的にも有名なカリスマ醸造家が手掛けるワイナリー

オーストラリア随一のプレミアムワイン産地として名高い、西オーストラリア州マーガレットリヴァー地区に2004年デイヴィット･ホーネンとその家族によってマックヘンリー・ホーネン・ヴィントナーズは設立されました。

創立者であるデイヴィッド・ホーネンはオーストラリアでも有名な｢ケープメンテル(マーガレット リヴァー)｣を創設し、国際的にオーストラリアワインを知らしめた凄腕醸造家の一人です。さらにニュージーランドを代表する｢クラウディ・ベイ｣を手掛けるなど、世界的にも有名なカリスマ醸造家です。

2003年にこれらの2ワイナリーを手放し、家族と共に新しいワイナリーを立ち上げたのがこのワイナリーであり、その噂は瞬く間に広まり、設立されたばかりにもかかわらず、高い評価を得ています。

創業以来、その土地ならではの個性を最大限に引き出すワイン造りに一貫して情熱を注いできた、マックヘンリー・ホーネン。

ブドウの樹々が成熟し、土壌がゆっくりと変化していくにつれて、その土地が持つ個性と美しさは、彼らのワインの中に絶えず現れ続けています。彼らは、土地の守り手としての自覚を持ち、長年にわたる有機農法の実践を通じて、土壌の健全性と収穫されるブドウの品質にとって最適な環境を整えてきました。

彼らのワイン醸造チームは、産地に深い敬意を払いながら、環境への負荷を減らす手法と細部にまでこだわった丁寧な作業を組み合わせることで、その土地が持つ最高の特性を表現したワインを造り上げています。

マックヘンリー・ホーネンのワイン哲学と持続可能な農法

より良い環境からより良いワインが生まれます。

マックヘンリー・ホーネンのワイン造りは、生態学的に健全であるだけでなく、経済的に実行可能で社会的に責任のあるさまざまな慣行を使用して、ブドウ園の持続可能性を管理することを目指しています。

ブドウの木を取り巻く土壌微生物学と、健康な作物に引き付けられる昆虫や動物の両方の中で生物多様性を育みます。

マックヘンリー・ホーネンのブドウ園は、土壌の活力と健康を改善するように設計された100%バイオダイナミックの手法を使用して管理されています。バイオダイナミック農法は、どちらも化学薬品を使わずに行うという点で有機農法に似ていますが、バイオダイナミック農法ではブドウ園を生態系としてとらえる考え方を取り入れ、占星術の影響や月の周期も考慮に入れています。

時間の経過とともに、方法と準備により表土がより深くなり、根の量と深さが増加し、土壌の炭素吸収力と保水力が高まり、その結果、植物の健康状態が改善され、害虫や病気に対する耐性が劇的に向上します。敷地内で天然の堆肥と肥料茶が作られ、化学薬品は使用されず、バイオダイナミック農法の実施においては主に月の周期が考慮されています。

「私は、ただ美味しいだけでなく、心を豊かにし、インスピレーションを与えてくれるワインに、ずっと魅了されてきました。素晴らしいワインは、五感を満足させるだけでなく、ブドウの木が深く根を張る場所へと誘う旅へと誘う力を持っていると信じています。そして、その土地と、そこで働く人々の真のエッセンスを捉えるべきなのです。」

こう語るのは、ヘッドワインメーカーの「ヤコポ・ダリ・カニ」。

ヘッドワインメーカー・ヤコポ・ダリ・カニの経歴とワイン造り

ヤコポ（オーストラリアの仲間からは「ジャポ」と改名されました）は、イタリア北東部のソアーヴェで生まれました。
ブドウ畑とワイナリーに囲まれて育ったジャポが、ワイン造りの道を志したのは当然のことでした。

イタリアのコネリアーノ大学（ブドウ栽培・醸造学）を卒業し、地元の著名なワイン生産者イナマで貴重な経験を積んだ後、ジャポはヨーロッパと新世界の他のワイン産地を旅することで知識を広げることを決意しました。

ジャポはボルドー、バロッサ・バレー、マーガレット・リバー、そしてニュージーランドでインターンシップを経験しました。ワインの品質と息を呑むほど美しい風景に感銘を受けた彼は、西オーストラリアに戻り、マーガレット・リバーに永住しました。

マックヘンリー・ホーネンの一員として、ジャポは最小限の介入によるワイン造りの原則を共有し、誠実で真の手作りによる独特の特徴を持つ単一畑のワインを造ることを楽しんでいます。

※インポーター資料より引用