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マヤ、スクリーミング・イーグルなど、数々の伝説的ワインを生み出したハイジ・バレットが、ワインと食の業界で25年以上のキャリアを誇るジョン・シュワルツと共に立ち上げたワイナリーがアミューズ・ブーシュです。「よくわからないものに自分の名前を貸したくない」という責任感の強い醸造家である彼女は、納得した仕事しか引き受けません。また、彼女の仕事にはコンサルタント業と醸造家業の2種類があり、コンサルタント業では既に醸造家がいるワイナリーの総監督や、何か問題があった時の相談役として関わるのみですが、醸造家業では、収穫時期の決定から瓶詰めまで、ワイン造りの全行程を彼女自身が担っています。そんなハイジ・バレットが、醸造だけではなく、オーナーとしてもアミューズ・ブーシュに深くかかわることを決めたのは、ある畑のメルロに非常に優れたワインとなるポテンシャルを見出したからなのです。ハイジが絶大な信頼を置くジム・バーバーを栽培責任者に迎え、ポムロール最上のワインに対抗すべくアミューズ・ブーシュを初めて生み出したのは2002年のこと。セキュリティの問題上、ナパ・ヴァレーの東側にあるとしか明かされていない畑から生まれるこのワインは、今やナパ・ヴァレー最高のメルロのひとつに数えられます。そして2005年、他に類を見ないハイジ・バレット究極のナパ・ヴァレーの表現となるヴァン・ペルデュが誕生。ワイン・アドヴォケイトが「ハイジ・バレットの真骨頂が発揮されている」と賞賛する通り、彼女のワインを語るならば必ず飲むべき新たな代表作です。
一方で、この偉大なトリオが手掛ける偉大なカベルネ・ソーヴィニヨンが、オー・ソメです。構想から数年、満を持して2008年に初ヴィンテージが造られたこのワインの畑は、ナパ・ヴァレーの東側のヴァカ山脈にあるナパ・ヴァレーで最も標高が高いアペラシオン、アトラス・ピークに位置しています。約18haの所有地の内、ブドウ畑は2.8haほど。羊や馬が戯れる美しい景色の中、ブドウは独特のミクロクリマの下で育ちます。ラベルに記されている通り、この畑は標高2100フィート(630m)の西向き斜面にあります。太平洋からの霧が届かない高地となるため、谷床の畑よりも日照量に恵まれ、特に日中から夕方にかけて西日に強く照らされます。一方で、高地の冷涼な気候が過度の暑さを和らげることから、ブドウはゆっくりと時間をかけて成熟し、パワフルな果実と堅固なタンニン、そして涼しげなニュアンスを備えたワインとなるのです。更に、薄い表土を持つ強い火山性土壌はブドウの樹勢を抑え、傑出した品種のキャラクターを備えた低収量の果実を育むだけでなく、独特のミネラル感がワインを特徴づけています。オー・ソメは、ハイジ・バレットが得意とするカベルネ・ソーヴィニヨンの中に、アトラス・ピーク特有の山のキャラクターが凝縮された、山系カベルネの頂点といえるワインなのです。
これらふたつのプロジェクトの間で、アミューズ・ブーシュの系統を汲む、文字通り『口を喜ばせる』プロジェクトの一環として、共同経営者のジョン・シュワルツがパソ・ロブレスで設立したファラオ・モーンズも見逃せません。カリフォルニア最高のシラーを求めた時、最適地となる場所はどこなのか。彼がたどり着いたのは、ローヌの重鎮ボーカステルのペラン家が認めたテロワールを持つパソ・ロブレスでした。セントラル・コーストに属するこのアペラシオンは、ちょうどサン・フランシスコとロサンジェルスの間に位置しています。カリフォルニアでは珍しく、石灰岩を多く含み、粘土、泥灰、頁岩が織りなす多彩な土壌と、夏の日中は40度まで気温が上がりますが、夜間は5度を下回ることもあるほど寒暖差が激しく、11月まで収穫を待てる気候を持っています。ファラオ・モーンズの畑はパソ・ロブレス最上のワイン産地といわれる西側地区にあり、土壌は石灰岩と粘土が豊富で、気候は海から大きな影響を受け、東側地区よりも涼しいところ。栽培・醸造は、ルールに縛られない自由なワイン造りを求めてフランスからカリフォルニアに渡り、パソ・ロブレス最高の生産者の一人であるラヴァンチュールのステファン・アセオに学んだギョーム・ファーブルが担当しています。
※インポーター資料より引用
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