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クロ・サン・ジャン Clos St. Jean

シャトーヌフ・デュ・パプ「La Crau」とクロ・サン・ジャンの歴史

シャトーヌフ・デュ・パプにおいて最上区画と評されるLa Crauは、アンリ・ボノーの最上キュヴェであるセレスタンを筆頭にシャトー・ヴュー・テレグラフやシャトー・グロ・カイユといった一流の生産者たちのトップキュヴェを生み出すことで有名です。


この区画の最大所有者でありかつこの地を開墾した歴史を持つドメーヌがクロ・サン・ジャンなのです。La Crauが開墾され初めてグルナッシュが植えられたのが1905年。
その後1910年にはワイナリーが誕生し、現在はパスカル&ヴァンサン兄弟がワイナリーの指揮をとっています。

著名なワインコンサルタントであるフィリップ・カンビとタッグを組むことで、2003年のファーストヴィンテージ以降、世界中を熱狂させるワインを生み出しています。

古樹グルナッシュと低収量が生むクロ・サン・ジャンのワインの特徴

所有畑の86%がLa Crauにあることだけでも驚きですが、開墾当時に植えられたグルナッシュの樹齢が現在100年を超えていることも忘れてはなりません。

さらに注目すべきは、1haあたり15~20hlという採算を度外視した収量であり、ワイン・アドヴォケイト誌からは「笑えるほどに少ない」と評されています。こうした彼らの恐ろしい程の執念が、パワフルでエネルギーに満ちあふれたワインを生み出しているのです。

他区画のブドウを少量ブレンドする年もありますが、基本的には全キュヴェがLa Crauからのもの。多くの古樹が残るシャトーヌフ・デュ・パプでは、看板となる上級キュヴェのみに古樹のブドウを使用するワイナリーが多いですが、クロ・サン・ジャンではノーマルキュヴェですら50~100年を超える樹齢のグルナッシュをメインに使用しています。

低収量がもたらす凝縮された黒系果実の濃厚な甘さや、白・黒コショウのスパイシーさ、プロヴァンスのハーブ香といった要素はもちろん高いレベルで存在していますが、注目すべきは樹齢の高さが生み出す滑らかなテクスチャーと果実味との調和。

パーカーをして「一流のブルゴーニュワインに混ぜてブラインドテイスティングに出せば周りを驚かせることができる」と言わしめたそのシルキーで滑らかなタンニンのおかげで、濃厚ですがエレガントでシームレスな印象を与えるのです。

また、上級キュヴェで使われるグルナッシュは全て1905年植樹の古樹であるため、より凝縮された果実味と巨大なストラクチャーを持っていますが、ビロードのようなシルキーなタンニンが完璧に溶け込むことで非常にエレガントで洗練された感動的な味わいとなるのです。

パーカー100点を獲得!クロ・サン・ジャンの快挙と評価

2007年のヴィンテージでは上級3キュヴェ全てでパーカーポイント100点をたたき出し、その重厚で奥深い味わいの体験は、パーカーが過去30年間に体験した全てを凌駕していたといいます。

「南ローヌワインの中で最高位にランクすることは間違いない。この年のクロ・サン・ジャンはある一つの到達点に達しており、このレベルの経験は今後一生真似することのできない特別なものである。」と語っています。

そして2019年のヴィンテージでもまたしても快挙を成し遂げました。ジェブ・ダナックにて上級3キュヴェ全てで100点を獲得したのです。

こうした最高の賛辞を得た後もパスカル&ヴァンサンは決して過去の栄光を振り返りません。彼らはこの先も毎年シャトーヌフ・デュ・パプのトップワインを従えて更なる高みを目指し続けていくのです。


※インポーター資料より引用

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