アイアンストーン・ヴィンヤーズ Ironstone Vineyards

アイアンストーン・ヴィンヤーズ｜自社ブドウ100％で産み出すコスパが光るカリフォルニアワイン

アイアンストーン・ヴィンヤーズは、カリフォルニア州シエラ・フットヒルズに静かに佇む、歴史的なゴールドラッシュの町マーフィー（Murphys）に拠点を置くファミリー経営のワイナリーです。
1948年にドイツ系移民のカウツ家（Kautz family）によって設立され、3代にわたりブドウ栽培とワイン造りを受け継いできた伝統ある家族経営の生産者です。
代々ブドウ栽培を行ってきた栽培農家が手掛ける、コストパフォーマンスに優れたカリフォルニアワインとして、世界中のワインファンから愛されています。

同ワイナリーは、持続可能な農法として注目を集めるサステーナブル農法を実施し、自社畑（エステイト葡萄）で丁寧に造る高品質ワインを展開。果実味豊かでバランスに優れた味わいが特徴です。

2011年には、その高いブドウ品質が認められ、カリフォルニア・ワイン用ブドウ栽培家協会（CAWG）の最高の栄誉である “最優秀栽培農家賞（Grower of the Year）” を受賞。この高品質なブドウが、アイアンストーンをカリフォルニアを代表するブランドへと押し上げました。

この賞は、ブドウ栽培・管理において優れた成果を上げ、業界における改革・リーダーシップを認められた生産者に授与される名誉ある称号です。

カリフォルニア・ロダイを中心に広がる自社畑とサステーナブル農法

イアンストーン・ヴィンヤーズでは、すべてのブドウを自社畑で栽培・収穫しています。これにより、安定した品質と個性豊かな味わいを確保。

カリフォルニア州でのブドウ栽培規模はトップ10に入り、総面積は3,000ha以上。以下の3つの主要産地で多様な土壌・気候条件を活かしたブドウ造りを行っています。

• Lodi（ロダイ）：世界でも有数の肥沃な土地。約680haの畑を所有（海抜16m）。日中は暖かく夜は冷涼。

• Sloughhouse（スラウハウス）：砂質ローム土壌と小石混じりの土壌。約1,320ha（海抜90〜120m）。複雑で豊かな風味を育む。

• Sierra Foothills（シエラ・フットヒルズ）：標高720mのマーフィー地域に約960haを所有。鉱物質に富んだ岩の多い土壌から、香り高く個性的なブドウが生まれる。

また、同ワイナリーは「自然に優しく人に優しい農法」として知られる サステーナブル農法 を長期的な農業プログラムのもとで実践。

1. 近隣環境と資源基盤の維持向上

2. 基本的な食糧や食物繊維の安定供給

3. 経済的な持続可能性の確保
   という3つの柱を掲げ、環境と社会に配慮したワイン造りを続けています。

さらに、アイアンストーンはロダイ地域に初めてシャルドネを植樹した生産者であり、カベルネ・フランの最大級の生産者の一つとしても知られています。

醸造家スティーヴン・ミラー氏が生む伝統と革新の味わい

アイアンストーン・ヴィンヤーズの品質を支えるのが、副社長でもある醸造家 スティーヴン・ミラー氏。
彼は2004年、カリフォルニア・トラベル・インダストリー協会より 最優秀生産者賞（Winemaker of the Year） を受賞した名匠です。
長年の経験と豊富な知識をもとに、ピュアで洗練された味わいのワインを造り上げています。

また、アイアンストーンでは伝統的な アメリカ杉の大きな木製タンク を一部で使用。
木材からの自然な香りがワインに移り、酸素がゆっくり浸透することでタンニン（渋み）がなめらかになり、風味の凝縮感も増します。

このクラシックな醸造設備は他の生産者からも高く評価され、他ワイナリーがわざわざアイアンストーンの施設を借りて醸造を行うこともあるほど。伝統を大切にしながらも革新を取り入れる姿勢が、同社のワインを唯一無二の存在にしています。

※インポーター資料より引用