シャルトーニュ タイエ オール セリ 2020 750ml 箱なし シャンパン フランス シャンパーニュ 辛口

商品について

シャルトーニュ・タイエが手掛ける、複数区画の古樹シャルドネをブレンドした特別なブラン・ド・ブラン「オール・セリ (Heures Claires)」。1927年と1986年植樹のブドウが含まれており、これらの古樹がワインに卓越した凝縮感と複雑性をもたらしています。メルフィのテロワールが持つミネラルと、古樹の力が融合することで、フルボディでリッチでありながらも、エレガンスを失わないスタイルを実現しています。このメゾンの哲学と古樹のポテンシャルが凝縮された傑作です。

醸造

バリック9ヶ月熟成後、瓶熟45ヶ月以上

テイスティングコメント

砂糖漬けのレモンピール、マジパン、ペストリーといった非常に豊かで複雑なアロマがグラスから立ち昇り、古樹由来の凝縮感を感じさせます。口に含むと、シャルドネ100%でありながら、そのフルボディで幾重にも重なる複雑な風味に圧倒されます。中心にある核となる果実味と、それを支えるキレのある酸が素晴らしいバランスを保ち、クリーミーな質感が舌に心地よく広がります。余韻には、ナッツやトーストの香ばしさと、清涼感のあるミネラルが長く続き、非常に高貴でエレガントな印象を与えます。

おすすめの料理

• 鶏肉のクリーム煮
• オマール海老のソテー
• 魚介のグラタン
• フォアグラのソテー

生産者について

シャルトーニュ・タイエ｜幻のグランクリュを復活させるレコルタン・マニピュラン

歴史あるシャンパーニュメゾンの挑戦

1683年創業のシャルトーニュ・タイエは、ランス北西のメルフィ村を拠点とする家族経営のレコルタン・マニピュラン(自社畑ブドウ使用の小規模生産者)です。18世紀、メルフィのブドウはヴェルズネイやアイなど現在のグランクリュ(最高級格付け)と同価格で取引されていましたが、2度の世界大戦で畑が壊滅。その栄光は失われました。

テロワール重視のシャンパーニュ造り

現当主アレクサンドル・シャルトーニュは、伝説的生産者ジャック・セロス(アヴィーズ)で修業後、2006年に帰郷。メルフィ最大の特徴である「土壌の多様性」に着目しました。砂質、砂岩、粘土、石灰岩が複雑に混在するこの土地は、ブルゴーニュのように区画ごとの個性が際立ちます。

革新的な栽培・醸造手法

• 除草剤不使用、馬耕による自然な土壌管理
• 土壌専門家クロード・ブルギニヨンによる科学的分析
• 18世紀からの家族日記を基にした優良区画の特定
• 収量を通常の半分以下(1本4房まで)に制限
• 土壌別に発酵容器を使い分け(ステンレス、コンクリート、バリック)

国際的評価と特徴

ミネラル感豊かでジューシーな果実味、長期熟成による複雑さが特徴。単一畑のシャンパーニュは国内外の評価誌で高評価を獲得し、世界中から注目を集めています。

原産地呼称

AOP.シャンパーニュ