■商品について
元祖スーパートスカーナ「サッシカイア」。
「サッシ=石、カイア=~な場所」と名前が表すとおりの、カベルネ・ソーヴィニヨンに最適の地質で造られる至高のワイン。
しっかりとしたストラクチャーを備えつつも、エレガンスが際立つサッシカイアらしいクラシックな仕上がりの1本です。
【テイスティング・コメント】
外観は輝きのあるダークルビー。
濃いルビー色に熟したブラックベリーのアロマ。
スミレの花やミネラル・新樽からのバニラの香り・フレッシュハーブ・カラメルなどのニュアンス。
口に含むと繊細でなしなやかなタンニンと果実の凝縮感溢れる味わい。
キレイな酸が絶妙なバランスで上品な長い余韻。
【オススメ料理】
牛すじ肉の赤ワイン煮、牛肉を使った肉料理、チーズ
■ヴィンテージ情報
春先から雨が多く降り、例年のような暑く乾燥した初夏を迎えられなかった2018年の「トスカーナ州ボルゲリエリア」。
しかし7月から徐々に天候が回復。
寒さと暖かさの両方を経験した年になりました。
ワインは、フィネスを備えた果実味と上品な酸味を備えた、エレガントなスタイルに仕上がっています。
■ワイナリーについて
先代の「マリオ・インチーザ侯爵」のボルドーワイン好きが高じて設立されたワイナリー「サッシカイア」。
その始まりは、1944年にボルドーの「シャトー・ラフィット」から持ち込んだ「カベルネ・ソーヴィニヨン」の苗を作付けした事。
作付けをした土地こそ「サッシ=石、カイア=~な場所」と名前が表すとおり、ボルドー、メドック地区に似た石ころだらけの畑であり「カベルネ・ソーヴィニヨン」に最適の地質でした。
1960年代、元々自家消費用のためだけに造られていたワインが大変な評判になり生産を拡大。
1970年代になると徐々に世界的な販売を開始しました。
その当時、85%を超えるカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインは「ワイン法上」格の高い原産地呼称D.O.C.Gを名乗ることができませんでした。
ですが、サッシカイアはその味わいで1990年代から全世界で熱狂的なブームへ。
「IGTトスカーナ=テーブルワイン」という格下の呼称でありながら、卓越した品質を誇ったためスーパータスカンと呼ばれ、賞賛されるようになりました。
そこから30年以上、サッシカイアは元祖スーパータスカンとして圧倒的存在感で頂点に君臨。
現在までのトスカーナワインやボルドーワインまでにも強烈な影響を与え続けています。
※インポーター資料より引用