ファンティーニ（ファルネーゼ） モンテプルチアーノ ダブルッツォ コッリーネ テラマーネ 2016 750ml 赤ワイン イタリア アブルッツォ フルボディ

■商品について
1994年の設立から僅か10年足らずの短期間でイタリアのトップ生産者の地位を築いたファンティーニ。

その後も意欲的な投資を繰り返し、南イタリア各地から様々なワインを世に放ち、国際的な評価を確立しました。

トスカーナやサルデーニャでもワイン造りをスタートし、現在7つの州でワイン造りを行う、南イタリアで最も成功したワイン生産者となりました。

「ファルネーゼ　グループ」から「ファンティーニ　グループ」へと名称を変更し、さらなる躍進を図っています。

■ファンティーニ（ファルネーゼ）について
ファンティーニ（当時はファルネーゼ）創立者のひとりカミッロ・デ・ユリウスは、若くしてイギリスに渡り3軒のレストランを経営、ワインの輸入もしていました。

イギリスで成功を収めたカミッロですが「いつかアブルッツォへ戻り、生まれ故郷に貢献できたら」という思いを常に持っていました。

1994年、アブルッツォのワイナリーで働いていた、ヴァレンティーノ・ショッティとフィリッポ・バッカラーロはもっとハイレベルのワインを造りたいと考えていたのと時を同じくして、カミッロがアブルッツォに帰郷します。

そして遂に、この情熱を持った3人が出会い、ファンティーニを設立したのでした。

「設立当初はお金もなく、エントリーレベルのワインしか造れませんでした。しかし、いいワインを造りたいという情熱だけはありました」とヴァレンティーノは語ります。

その頃、世界的に著名なワイン評論家のロバート　パーカー　Jr.が彼らのワインを飲んで感激し「車に積めるだけ買いたい」という記事を書いたことで、ワイナリーの名が少しずつ知られるようになりました。

そのワインが、エントリーレベルのモンテプルチャーノ・ダブルッツォ（I-056）でした。

イタリア最優秀生産者されるという快挙を達成
イタリアワインの評価本「ルカ・マローニ　ベストワイン年鑑」においては、これまで年間最優秀生産者に9度も選出されています。

2022年は「フランクフルト・インターナショナル・ワイン・トロフィー」や「ムンドゥス・ヴィーニ」といった国際的なコンペティションでも『BEST ITALIAN PRODUCER』に選出されており、これまで以上に国際的にも高い評価を得ています。

■このワインについて
アブルッツォ州初のD.O.C.G.エリア「コッリーネ・テラマーネ」のブドウを厳選して造る逸品です。

栽培
2ヶ所の畑からのブドウを使い、農薬、除草剤は一切使わず、1本の樹に4枝、1枝に4房が基本です。

収穫は手摘みで、ワイナリーで2回選別します。

【海にも近い北部のエリア（粘土質）】
グラン・サッソ（3,000m級）の山の近くの山と海に近いことで風通しが良く乾いた土地。

ボディがあり、長期熟成可能なタイプとなります。

【南部のエリア（砂質）】
特徴はフルーティさがあることで、繊細なため注意深く栽培する必要があります。

醸造
除梗、破砕し、ステンレスタンクで発酵。
20日醸しをします。
バリック（新樽、1回使用樽、2回使用樽各1/3）で18ヶ月熟成後、6ヶ月瓶熟させます。

評価
ルカ・マローニ・ベストワイン 2024：94
デカンター 2024.04：92

テイスティング・コメント
ガーネットを帯びた赤色。
カカオやベリー、プラムを思わせるスパイシーな香りと、たっぷりの果実味が感じられます。

しっかりとしたボディと良質のタンニンがあり、素晴らしいバランスを持っています。

飲み頃温度
16〜18℃

オススメ料理
ナスとモッツァレラのオーブン焼き
ラグーソースのタリアテッレ
牛肉の赤ワイン煮込み
ゴルゴンゾーラ（青カビチーズ）

■原産地呼称
DOCG. MONTEPULCIANO D'ABRUZZO COLLINE TERAMANE
(モンテプルチアーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・テラマーネ)

※インポーター資料より引用