カレン ダイアナ マデリン 2021 750ml 赤ワイン オーストラリア マーガレットリヴァー フルボディ

長く続く余韻と深みあるエレガントな味わいが魅力のワイン

■商品について
こちらは、西オーストラリア州マーガレット・リヴァー地区にある、自社畑産のブドウを使用したワインです。

長年取り組んでいるバイオダイナミックの栽培法は、糖度と風味のバランスの良いブドウを得ることに寄与しています。

樹齢の古いカベルネは、カベルネソーヴィニヨンホートンクローン（8つの異なるクローン）が1971年に自根に植えられ、香り高く、優雅さとバランスを兼ね備えた、カレンのフラッグシップであるダイアナ・マデリンを生んでいます。

■カレン・ワインズについて
1966年精神科医だったケヴィン・カレンと妻のダイアナ・カレンはマーガレットリヴァーに土地を購入し、ブドウの栽培を始め、1971年にワイナリーを創設しました。

80年代に入りワイン造りを任されたダイアナは、専門学校のセミナーを受け独学で醸造のノウハウを身に付けました。

ワインの出来に順位をつけられることを嫌ったダイアナはコンテストに積極的に出展しませんでしたが、そのワインの評判は瞬く間に広がり世界有数のブティックワイナリーの一つとなりました。

現在は、ローズワーシー大学にてワイン醸造を学んだ娘ヴァーニャが後を継ぎ世界的ワインコンクールの審査員を勤めるなどワイン業界で多大な貢献をしながらオーガニックの自社畑におけるビオディナミによるブドウ栽培を行い世界的に高い評価を博しています。

■このワインについて

産地「マーガレットリヴァー」の特徴
西オーストラリアの主要産地は海岸沿いに畑が広がり、概して海洋性気候で、穏やかです。

平均年間降水量は1126.5mmで、他の主要産地と比べると多雨（バロッサの西端388.0mm、イーデンヴァレー677.5mm、ボルドー931mm）。

晴天日はアルバニーで年間45日（ベンディゴで110日、アデレードで88日）。

積算温度はマーガレットリヴァーで1690（バロッサ1710、ハンター2170、ヤラ1471、タスマニア1013）で、晩熟品種には冷涼味、早熟品種は温暖味が付与される傾向にあります。

ブドウはフィロキセラを逃れており、基本的に自根、樹齢の長いものが多く成育されており、一部の酷暑地域を除いて無灌漑でブドウが成育され、土壌の特性が反映されやすい傾向にあります。

また、地質は片麻岩質で地質年代は37億〜33億年前からのものという非常に古くからの地質で、ミネラル感の豊かなワインに仕上がります。

ヴィンテージ情報
2021年の収穫は、新型コロナウイルスと手作業による収穫に対するスタッフの制限によって特徴づけられました。

収穫量が少なかったため、作物は最適な状態と熟度で収穫されましたが、鳥の圧力が高く、生育期と収穫期中の雨が課題となりました。

こうした悪条件にもかかわらず、ウィリアブルップでは収穫を予定通り終え、ワインに大変満足しています。

傑出した品種は、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、カベルネ・ソーヴィニヨンです。

・認証：バイオダイナミック認証
・収穫：3月12日から28日までの果実と花の日（MOSH果実とスーパームーンフラワーデーを含む）。

熟成
15か月樽（50%新樽）熟成。

テイスティングコメント
上質なタンニンが口蓋の前面を包み込み、プラム、塩味のプラム、ダークチョコレート、チェリー、シダー、ローズ、白檀の風味が力強く広がり、長くジューシーでなめらかな余韻を残します。

飲み頃温度
16〜18℃

オススメ料理
鹿肉のパテ・アンクルート
メカジキのグリル バルサミコソース
和牛のすき焼き
パルミジャーノ・レッジャーノ（ハードチーズ）

■原産地呼称
GI. MARGARET RIVER（マーガレット・リヴァー）

※インポーター資料より引用