カレラ マウント ハーラン ピノ ノワール ライアン ヴィンヤード 2018 750ml 赤ワイン アメリカ カリフォルニア ミディアムボディ

鮮烈な赤果実の風味と仄かに漂うミネラル感が魅力のキュヴェ

■商品について
カレラは、一時市場から姿を消したほどの熱狂的人気を誇る、カリフォルニア・ピノ・ノワールの先駆者です。

1975年にカルフォルニア、サンベニート郡マウント・ハーランに3つの区画を造り、ブルゴーニュから持ち帰ったピノ・ノワールを植樹したのが始まりです。

ピノ・ノワールの栽培に適しブルゴーニュに通じる土壌を持つこの地に、スペイン語で「石灰窯」を意味するカレラを設立。

所有地には1866年製の古い焼き窯があり、その焼き窯がカレラのシンボルマークとしてワインのラベルにデザインされています。

現在カレラはこの地に異なる個性を持つ10の単一畑を所有し、テロワールの個性を反映した魅力溢れるワインを生み出し、カリフォルニアを象徴するワイナリーのひとつとしての評価を獲得しています。

■カレラについて
カレラは、伝説的な醸造家、故ジョシュ・ジェンセン氏が1975年に創業したワイナリーです。

冷涼な気候でブルゴーニュと同じ石灰質土壌の土地をマウント・ハーランに購入し、1990年にはここに畑を所有するカレラのためだけに原産地呼称「マウント・ハーランAVA」が認定されました。

創業時から「パイオニア・スピリット」を重んじ、「カリフォルニアのロマネ・コンティ」、「ニューワールドにとどまらず、地球上で最も魅力的なピノ・ノワールのスペシャリストのひとつ」と絶賛されています。

生産地について
カリフォルニアの黎明期を支えた偉大な生産者の本拠地、セントラル・コースト。

太平洋沿いにあり、サンフランシスコからサンタバーバラに及ぶ地域に位置しています。

内陸側は温暖で乾燥しており、海岸地域は寒流の影響を受けて冷涼と、地域によって異なる特徴をもち、それぞれ個性のあるワインが生産されており、北部ではピノ・ノワール種、南部ではメルロ種などが栽培されています。

オー・ボン・クリマ（サンタ・マリア・ヴァレー）やカレラ（マウント・ハーラン）などカリフォルニアの黎明期を支えた偉大な生産者が多く本拠地を構えています。

・オーガニック認証：CCOF（California Certified Organic Farmers）

伝説的な評価を獲得した、繊細で上品なブルゴーニュスタイル
故ジェンセン氏が開墾したマウント・ハーランの冷涼な気候を活かし、非介入主義のもと造られるワインは、凝縮した果実味が溢れる繊細で上品なスタイル。

ブルゴーニュの上質なワインを彷彿とさせます。

そんなカレラのワインを、2003年ロバート・パーカー氏が「カリフォルニアのロマネ・コンティ」という記事にて、「カレラはニューワールドに留まらず、地球上で最も魅力的なピノ・ノワールのスペシャリストのひとつ」と絶賛。

その後2007年には故ジェンセン氏がアメリカのワイン業界において著名な表彰のひとつである、『サンフランシスコ・クロニクル紙』の「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。

さらにアメリカにおける主要業界誌『ワイン＆スピリッツ』の「世界のトップ100ワイナリー」に10回選出されるなど、伝説とも言える高い評価を獲得するに至ったのです。

■このワインについて
1998年に植樹された、こちらの単一畑ライアンは、1979年からカレラのヴィンヤード・マネージャーとして長年醸造に携わってきたジム・ライアン氏にちなんで名付けられました。カレラが所有する畑の中で最も高い標高に位置するライアンは約5.3ha、カレラが所有する畑の中で最も標高の高い約762mに位置している西向きの、石灰岩土壌を備えた畑です。

石灰岩土壌の畑で造られたブドウを使用して仕立てられます。
生き生きとした赤系果実のチャーミングな味わいに、ミネラル感、華やかなアロマが魅力の仕上がりです。

ヴィンテージ情報
マウント・ハーランの2018年の生育シーズンの品質は素晴らしかったです。

春先の暖かい天候で早い萌芽が起こり、晩春には気温が下がり、その後夏の間は穏やかな気温の晴れた日が続きました。

このため、ブドウのハングタイムが長くなり、ブドウの自然な酸味が保たれながら、並外れた熟度が得られました。

唯一のマイナス点は、開花期の早い時期の涼しい天候により、少し破砕が起こり、収穫量が減ったことです。

収穫量は少なかったものの、品質は抜群で、美しい構造と純粋な品種の風味を持つ、美しく複雑なワインができました。

醸造
天然酵母を使用して全房発酵。
新樽率30%のフレンチオーク樽にて18カ月間熟成。

評価
ワイン・エンスージアスト：94
ワインレビューオンライン：94
ワイン・スペクテイター：92

テイスティング・コメント
レッドチェリー、ドライハーブ、挽きたての胡椒の魅惑的な香りを持つ素晴らしいワインを生み出しました。

口に含むと、ブラックベリー、イチゴ、セージの層が広がり、しっかりとしたタンニンと活気のある酸味が、熟成に耐えるワインを豊かで長く続く余韻へと導きます。

提供温度
14〜16℃

オススメ料理
ラトケス 燻製ナスディップ添え
鶏肉のカチャトーレ
牛フィレ肉のステーキ キノコのラグーソース
ブリ・ド・モー（白カビチーズ）

■原産地呼称
AVA. MT. HARLAN（マウント・ハーラン）

※インポーター資料より引用