オーパス・ワン ワイナリー
OPUS ONE WINERY
バロン・フィリップ・ド・ロートシルトとロバート・モンダヴィ
オーパスワンは、1978年にシャトー・ムートン・ロートシルトの伝説的オーナーだったバロン・フィリップ・ド・ロートシルトと、ナパ・ヴァレーの著名なワイン生産者ロバート・モンダヴィによって設立されました。
両者のワイン造りの伝統と革新性を融合させることで、パートナーたちはナパ・ヴァレーの中心で特別なワインを造ることを目指したのです。オーパスワンは成功を収め、「カリフォルニアのグラン・クリュ」と言われ、高く評価されるように。オーパスワンでは55haの葡萄畑にボルドー品種を植えています。フィリピーヌ・ド・ロートシルト夫人は1991年、ナパ・ヴァレーの名建築のひとつとなったオーパスワンの新しいワイナリーを建てました。
2004年、コンステレーション・ブランズがロバート・モンダヴィ・ワイナリーを買収し、翌年、バロン・フィリップ・ド・ロートシルト社と、オーパスワンを50/50のジョイントベンチャーとして継続することに合意。オーパスワンは、その独立性を主張し、2つのパートナーの間で完璧なバランスを保ちながら、創業者のビジョンと情熱を次世代に伝えることを唯一の目的としています。
至高の1本を生み出す、こだわりのワイン造り
オークヴィルAVAの西部、著名なトカロン・ヴィンヤードを含む4つの畑からなるオーパスワンの自社畑。
ブドウ畑では、手摘みをはじめとする伝統的なアプローチを導入。
ワイン醸造においては近代的技術がより効果的である場合は、リサーチと評価・判断の上、新しい手法を常に取り入れています。
現在、醸造責任者を務めるのは、2001年からオーパスワンに携わっているマイケル・シラーチ氏。
彼はオーパスワンを任されるにあたり、初ヴィンテージから最新ヴィンテージに至るまでの全てのヴィンテージをテイスティング。 そのスタイルを徹底的に分析したそうです。
オーパスワンのスタイルを継承しつつも科学的な検証の基、ワイン造りを行っています。
・ナイト・ハーヴェスト (夜摘み)
・ビオディナミとオーガニックを併用した自然な栽培方法
これらに取り組むことで細部に手を伸ばし、 ワインの洗練度に磨きをかけ続けています。
夢のコラボレーションを実現させた2人 ロスチャイルド男爵 (左)
ロートシルト(ロスチャイルド) 家は、ヨーロッパの偉大なワインファミリーとして最も有名。
その中でも特に有名なのは、フィリップ・ド・ロートシルト男爵です。
彼は20歳の若さで、父アンリ男爵からシャトー・ムートン・ロートシルトの経営を引き継ぎ、 その後ワイン業界に革新をもたらしました。
また、シャトー元詰めを考案し著名な芸術家にラベルのデザインを依頼。
1979年にはロバート・モンダヴィ氏とパートナーを組みオーパスワンを創立しました。
ロバート・モンダヴィ氏(右)
ニューワールドワインの偉大なパイオニアであるロバート・モンダヴィ氏は、 世界的にその象徴的な存在。
彼は、60年以上にわたり、 あらゆることに最善を尽し、情熱的にカリフォルニアの高級ワインのルネッサンスをリードしてきました。
また、創設間もないカリフォルニアワイン産業へ温度調節付き発酵タンクを導入したり、フレンチオーク樽による熟成、
密植によるブドウ栽培を始めるなど数多くの業績を残しています。
しかし、彼にとってワインだけが全てではありませんでした。
ワインと食事、音楽、 芸術を融合させることでアメリカの食文化を成長させました。 アメリカ人としては、フランスのレジオンドヌール勲章の数少ない受賞者でもあります。
ロバート・モンダヴィ氏は、オーパスワンの創立者の一人として、 すばらしいビジョンを提供してくれました。
※インポーター資料より引用