トリンバック|世界トップクラスと称されたリースリングマスターを擁する、アルザスの名門
トリンバック家のワイン造りの歴史は1626年に遡ります。
現在に至るまで13世代ものワインメーカーたちが最上のアルザスワインを完成させるべく努力を重ね、確固たる信頼を築き上げました。
1898年には、8代目フレデリック・エミール氏の造ったワインがブリュッセルで行われた国際ワインコンクールで最高位の賞を獲得。
トリンバックは一躍国際的に脚光を浴びることになりました。
ワイナリーは現在、12代目のピエール・トリンバック氏とジャン・トリンバック氏、そして13世代目にあたるピエール氏とジャン氏の4人の子供たちにより運営されています。
彼らの情熱に支えられて、トリンバック家の伝統や妥協なきスタイルはしっかりと守られ、2021年にはワイン&スピリッツ「TOP100ワイナリー」に見事選出。
揺るぎないノウハウは現在でも引き継がれているのです。

自然環境と革新的技術によるブドウ栽培とワイン造り
トリンバックが居を構えるリボヴィレ村はヴォージュ山脈で囲われ、雨風から守られ、豊富な日照量に恵まれています。
土壌は石灰岩、砂岩、泥土、粘土などを含んだ複雑な地質。
素晴らしい自然の恩恵の元でブドウは成長し、ワインには豊かなアロマが備わります。
トリンバックは、グラン・クリュを保有する面積の広さでも知られており、アルザスにおけるグラン・クリュが全体のわずか4%しかない中、トリンバックでは60haの所有畑のうち30%をグラン・クリュが占めています。
中でもトリンバックの輝かしい功績を支える畑の1つがクロ・サンテューヌ。
トリンバック家が200年以上前から所有する1.67haの極小の畑で、樹齢60年以上に達するリースリングが高密植で育てられています。

トリンバックでは丁寧な剪定やブドウ樹を健全に保つための革新的な技術を採用し、定期的な土壌耕作など、自然を守ることを第一に考えた栽培方法を導入しています。
剪定や樹齢により適度な分量になったブドウを収穫し、醸造前にさらに厳選。
ブドウへのこだわりは、トリンバックが信頼を寄せる栽培農家においてもしっかりと追求されています。
醸造と熟成過程において特に大切にしているのは、品種ごとの特徴をしっかり引き出すことと、テロワールの個性を余すことなくワインで表現すること。
収穫したブドウは穏やかに圧搾し、果汁はグラヴィティシステムにより優しく醸造所へ運ばれます。
運ばれた果汁はステンレスタンクと古樽で発酵。
伝統を重視しながらも新しい技術を採り入れたバランスの良いワインメイキングが行われています。
トリンバックではブドウ本来のフレッシュな酸を保つため、ピノ・ノワール以外は一切マロラクティック発酵を行いません。
また、果実味を損なわないよう、ワインは収穫の翌年の春から夏にかけて瓶詰めし、一定期間の瓶内熟成を経てからリリースされます。
一部ワインに関しては、7年間という長期間の瓶内熟成も。
トリンバックのワインで軒並み高い品質や完璧なバランスが保たれている理由の1つに、こうした「時間の経過」があるのです。
ピエール・トリンバック氏率いる伝統と革新のアルザスワイン
1979年からワインメーカー兼テクニカルディレクターを務める12代目ピエール氏はアルザスで “ purist ” と呼ばれる程、純度の高さを徹底して求めるワインメイキングを行っており、バランスやピュアさ、一貫性、ミネラル感を大切にすることでテロワールの表現を可能にしています。
そんな彼は、ドメーヌ・ルフレーヴの故アンヌ・クロード・ルフレーヴ氏やコント・ラフォンのドミニク・ラフォン氏、エゴン・ミュラー氏など名だたる生産者とともに、2006年にデキャンタにて「世界のTOP10白ワインメーカー」の一人に選出。
2016年にはフランスのワインガイド誌マグナムにて「10人のリースリングマスター」の一人に選出されたほか、フランスのワイン評価誌ベタンヌ+ドゥソーヴ2017にてパーソナリティ・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。
このように輝かしい功績を残すピエール氏を擁するトリンバックでは最上のアルザスワインを完成させるべく、日々ワイン造りに精力を注いでいます。
世界中からアルザスワインの模範的存在として認められる、彼らのワイン造りにおける情熱は、他の追随を許しません。

※インポーター資料より引用