エドゥアール ドロネー ニュイ サン ジョルジュ ヴィエイユ ヴィーニュ 2018 750ml 赤ワイン フランス ブルゴーニュ フルボディ

華やかさと奥深さを併せ持つ村名ワイン

■商品について
ブルゴーニュの稀有なテロワールの個性を映し出す、メゾン・エドゥアール・ドロネーのワイン。

コート・ド・ボーヌ、コート・ド・ニュイといった銘醸地のアペラシオンから、格付け最高峰のグラン・クリュに至るまで、そのコレクションは多岐にわたります。

エドゥアール・ドロネーのワインは、いずれも繊細で上品な香りをまとい、完璧なバランスとエレガンスを兼ね備えています。

その卓越した品質で、世界のプロフェッショナルやワイン愛好家から長きにわたって親しまれ続けている珠玉のワインを、この機会にぜひお楽しみください。

■メゾン・エドゥアール・ドロネーについて
ブルゴーニュワインの歴史に名を刻み、かつてはフランス大統領府の晩餐会でも供された、1893年に設立された栄光のメゾン「エドゥアール・ドロネー」。

かつて一世を風靡し、ブルゴーニュの「偉大なメゾン」のひとつとして知られていましたが、時代の流れの中で一時活動を休止しました。

しかし、創業者の曾孫にあたるローラン・ドロネー氏が、家族の誇りを取り戻すという熱い情熱のもと、2017年にメゾンを買い戻し、華麗なルネサンス（復活）を遂げました。

この出来事は、ブルゴーニュワイン界で「ルネサンス（再生）」と呼ばれ、大きな注目を集めています。

彼は「家族の遺産を尊重し、かつての栄光を取り戻す」という信念のもと、コート・ドールを知り尽くした「オートクチュール」とも称される緻密なワイン造りを展開。

現在、本拠地をオー・コート・ド・ニュイ地区にある歴史的なシャトーに置き、献身的なチームとともに、ローラン氏の卓越した醸造家としての手腕を注ぎ込んでいます。

ローラン氏の哲学は、「テロワールの忠実な表現」と「伝統と革新の融合」。

厳選されたブドウの調達、伝統を重んじつつ細部にまでこだわった醸造によって生み出されるワインは、正確で、繊細、そして過剰さのない完璧なバランスを誇ります。

その結果、復活後わずかな期間でIWC（インターナショナル・ワイン・チャレンジ）での年間最優秀ワインメーカー受賞をはじめ、世界的なワイン評価誌で90点超えを連発。

コート・ドールをはじめとするブルゴーニュ全土の著名なアペラシオンから、そのテロワールの個性を最大限に引き出した、卓越したキュヴェを世に送り出しています。

■このワインについて
ニュイ・サン・ジョルジュ村は、ドロネーにとって特別なエリア。
コート・ド・ニュイ地区の偉大な村々への南の玄関口であるニュイ・サン・ジョルジュは、極めて多様なワインを生み出しています。

村の北側、ヴォーヌ・ロマネに近いテロワールは、より深く粘土質の土壌で構成されており、豊かでしっかりとした構造を持つワインを生み出します。

一方、南側のテロワールは、近隣に多くの採石場があることからもわかるように、石が多く、ミネラル感があり、生き生きとしていて、力強いワインです。

優れたニュイ・サン・ジョルジュは、この二面性を兼ね備え、独特の個性と素晴らしい熟成の可能性を秘めています。

立地
ニュイ・サン・ジョルジュはブルゴーニュを代表するアペラシオン。
1693年にはルイ14世の病の治療薬としてニュイ・サン・ジョルジュのワインが処方されました。

キュヴェが造られる3つの区画は、村の南北両方の斜面の麓に位置し、石灰岩質の土壌に粘土質と泥灰岩が混ざり合っています。

この土壌の特質が、ブレンドに繊細さとミネラル感、そして力強さと豊かさを与えています。

ブドウ畑の南東向きの斜面は、ブドウの最適な成熟に最適です。

醸造
厳しい選果を経た最高のブドウのみを使用。
収穫されたブドウは完全に除梗され、タンク内にて土着酵母により自然な発酵が始まります。

樽（新樽30%）熟成は15〜18ヶ月間行われました。

評価
ジェームス・サックリング：93/100
デキャンタ：92/100

テイスティング・コメント
魅力的なチェリーレッドの色合い。
赤いベリーや、春の花のアロマに続き、キャラメリゼしたクレーム・ブリュレと砂糖漬けのアーモンドのタッチ。

よく溶け込んだオークに甘草とスミレの繊細なニュアンスがフィニッシへと続く、熟成ポテンシャルの高いワインです。

飲み頃温度
16〜18℃

オススメ料理
牛肉のタルタル、熟成イベリコ豚のラルドとパプリカのコンフィ、ジビエ肉のパテ・アン・クルート、熟成感のあるハードチーズ、などと良く合います。

■原産地呼称
AOC. NUITS-SAINT-GEORGES（ニュイ・サン・ジョルジュ）

■格付
村名（ヴィラージュ）

※インポーター資料より引用