
マコネ地区を代表する老舗生産者、コルディエ
1930年代に創業されたコルディエは、マコネ地区を代表する老舗の生産者です。
その牽引者としての役割は偉大であり、ブルゴーニュ・ワイン専門誌『ブルゴーニュ・オジュルデュイ』で、2005年にブルゴーニュNo.1のヴィニュロンに選ばれるなど、その名は広く知られています。
ブルゴーニュ屈指の生産者も頼る存在
ラフォンやルフレーヴといったブルゴーニュ屈指の生産者でさえ、マコネ地区に注目し生産を開始する際に、教えを請いにコルディエのもとを訪れるほどです。
情熱溢れる当主、クリストフ・コルディエ
現在の当主であるクリストフ・コルディエは、大変意欲的な人物です。
1995年からは、マコネの細やかなテロワールを表現するために、数多くのキュヴェに分けてワインを販売しています。
完熟ブドウが生み出す力強い味わい
彼のワインは、ブドウが最良の状態に熟成するまで収穫を遅らせるため、完熟した味わいが特徴です。
ブドウが育まれた環境を如実に物語る、力強いワインを生み出しています。
低収量のブドウから造られるコルディエのワインは、時としてコート・ド・ボーヌのグランクリュ・クラスをも凌駕するほどの品質を誇ります。

ネゴシアン業「メゾン・クリストフ・コルディエ」
ワインへの情熱溢れるクリストフは、『メゾン・クリストフ・コルディエ』という名前で、小さなネゴシアン業もスタートさせました。
ドメーヌで所有する畑以外のワインも手掛けたいという思いが、この新しい挑戦の始まりとなりました。
こだわり抜いたネゴシアンの哲学
単に瓶詰めするだけのネゴシアンではなく、優れたテロワールを持つ信頼する栽培者の最上のパーセルのみをブドウの段階から買い付け、クリストフ自身が醸造を行っています。
栽培にも深く関わり、ドメーヌ物とまったく引けを取らない卓越した品質のワインを生み出しています。
最新技術を取り入れたワイナリー
2013年には、重力式のフロー構造を持ったワイナリーに刷新されました。
最新の空気圧式プレスや特注の350Lバリック、ブルゴーニュ初となるバトナージュ機能を持った木製の発酵槽を導入するなど、さらなる品質の向上に余念がありません。
今後も進化し続けるクリストフ・コルディエのワインから目が離せません。