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フィールド・レコーディングス(Field Recordings)は、カリフォルニアのワイン生産者アンドリュー・ジョーンズが、自らの足で畑を歩き、出会った人々や土地の魅力をワインという形で記録したプロジェクトです。名前の通り「フィールド=畑」と「レコーディング=記録」を組み合わせたこのブランドは、単なるワイン造りを超えた、土地と人のストーリーをボトルに詰めたものです。
ジョーンズはもともとアメリカンフットボールの奨学金で大学へ進学。専攻は農業経営学でしたが、在学中に出会ったブドウ栽培に夢中になり、その道へと進みます。ソノマ・コーストにある大手ワイナリー「ガロ」でのインターン経験を通じて、「完全にハマった」と語るほど、その魅力にのめり込んでいきました。
卒業後は、カリフォルニア中の畑に苗木を提供する苗木栽培所で働きながら、数多くのワイン生産地を巡る日々を過ごします。とくにセントラル・コーストやサン・ホアキン・ヴァレーなどで、生産者たちとつながりを持ち、自分でもワインを造るために、少しずつブドウを分けてもらうようになっていきました。
現地で直接畑を見て、土壌やブドウの状態を確認してきた経験が、彼に“目利き”としてのスキルを与えます。やがて、世間的な知名度はなくとも、可能性に満ちたブドウと出会い、それを使って高品質なカリフォルニアワインを造り始めました。
フィールド・レコーディングスの特徴は、単一畑のブドウを使ってワインを造っていること。すべてのワインが、それぞれの畑の個性やテロワール(土地の個性)を表現しています。これはまさに「その畑を記録したワイン」とも言える存在です。
一方で、複数の畑のブドウをブレンドして造られるシリーズ「ワンダーウォール(Wonderwall)」では、品種や場所の枠を超えてブドウのポテンシャルを最大限に引き出しています。どちらも共通するのは、「知名度ではなく品質を最優先に選び抜いたブドウ」を使っているということ。どのボトルにも、安定したクオリティと個性があり、飲むたびに“発見”のある味わいが広がります。
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