オリヴィエ・ルフレーヴ|ブルゴーニュ白ワインの名門
ワイン評価誌「デキャンタ」において「世界最高峰の白ワインの生産者」に選出されたドメーヌ・ルフレーヴより独立したオリヴィエ・ルフレーヴ。
本拠地であるピュリニー・モンラッシェのみならず、手掛ける全てのアペラシオンにおいてヴィンテージに左右されない安定した高い品質を誇り、レストランや一流ホテルのワインのプロフェッショナル達から絶大な信頼を寄せられています。
伝統を継承し独立した名門の歩み
【偉大なドメーヌからの独立】
ブルゴーニュ白ワイン最高の造り手のひとつとして君臨する、ピュリニー・モンラッシェの至宝、ドメーヌ・ルフレーヴ。
名声を築いた故ヴァンサン・ルフレーヴ氏の甥にあたるオリヴィエ氏は、1982年から12年間、叔父や従妹の故アンヌ・クロード・ルフレーヴ氏と共にドメーヌを経営した立役者です。
ルフレーヴ家は1700年代から続く名門であり、アンヌ氏が導入した先鋭的なビオディナミによって、2006年にはデキャンタ誌で「世界で最も優秀な白ワイン生産者」に選出。
この実績あるドメーヌから1984年にネゴシアン会社設立、1994年に本格的に独立し、自らの名を冠してスタートさせたのが「オリヴィエ・ルフレーヴ」です。
オリヴィエ氏はドメーヌでの経験を生かし、高品質なワインを次々とリリース。
ワイン・アドヴォケイト誌で90点以上を幾度も獲得し、人気生産者の仲間入りを果たしました。
【宝石と評される特級畑の継承】
自社畑は現在26haまで拡大し、その中には2010年にドメーヌ・ルフレーヴより相続した、故アンヌ氏が15年にわたり徹底したビオディナミを実践してきたシュヴァリエ・モンラッシェやバタール・モンラッシェといった「ブルゴーニュの宝石」と評される錚々たる特級畑も含まれています。
創業以来、家族経営の老舗メゾンとしての矜持を持ち、一族の情熱を次世代へと守り継いでいます。
ヴィンテージごとに確かな品質を届けることで厚い信頼を得ながら、さらなる品質向上と安定性を追求し、郷土の魅力を広めブドウ畑の特性を生かした個性と存在感のあるワインを届ける努力を継続しています。
なによりも、飲む人々の心に訴えかける夢の世界へと誘うワインを提案することが、40年にわたって築き上げた品質の代名詞としての不動の地位を支えています。
妥協なき栽培と醸造のアート|オリヴィエ・ルフレーヴのワイン造り
【プロが信頼する安定品質の追求】
オリヴィエ・ルフレーヴのワインが、一流ホテルやレストランのプロから絶大な信頼を寄せられる理由は、ヴィンテージに左右されない「安定した高い品質」にあります。
自社所有畑に加え、契約農家から購入するブドウについても、自社チームが栽培方法や収穫日まで細かく指定し、すべて手摘みで収穫。
その徹底ぶりは「ドメーヌワイン」と言っても過言ではなく、この厳格な管理こそが、どのアペラシオンでも高いクオリティを維持できる大きな魅力となっています。
栽培においては「その年のシナリオをつくるのは自然」と考え、毎年異なる天候のもとで畑スタッフが天候に合わせて動くことを徹底しています。
畑には養蜂箱を設置し、そこに棲みつくミツバチをドメーヌの環境維持に貢献する大切なパートナーとして迎え、レゾネ(減農薬)農法を実践した結果、現在はHVE(環境価値重視)認証のレベル3を取得。
さらに「よりシンプルに、より豊かに」をモットーに、耕起や除草、摘心、剪定を最適なタイミングと手法で見極め、最高品質のブドウ収穫を目指して段階的に調整を行っています。
このように、自ら問いかける姿勢を維持することで、凝り固まりがちな思考を柔軟に保つ独自のオープンな精神性が、日々の栽培管理の随所に生かされているのです。
【精緻な醸造と伝統法での熟成】
「まずはブドウ樹ありき。その後、ワインがリズムを刻む」という信念のもと、醸造においては区画別のアプローチを徹底しています。
収穫直前になるとスタッフが畑を入念に確認して回り、クリマごとの熟度を見極めた最適なタイミングですべて手摘みにて収穫が行われ、その後の選果についてもシャルドネは樹上と畑で、ピノ・ノワールは醸造庫へ搬入後に選果テーブルを用いて厳格に実施されます。
白ワインはゆっくりと搾汁した果汁を樽内に詰め、時間をかけて発酵・育成させる一方で、赤ワインはヴィンテージに応じて除梗や破砕を細かく調整。
低温マセラシオンやピジャージュ(櫂入れ)といった繊細なケアを施すことで、ワインに理想的なストラクチャーと美しい色味をもたらしています。
熟成にはヴォージュ、アリエ、ジュラ産の厳選されたフランス産オーク樽を使用し、228Lから500Lの多様な容量を使い分けることで、テロワールの個性を最大限に引き出します。醸造責任者のソレーヌ・パニガイ氏とエノロジストのフィリップ・グリエ氏が見守る中、ワインは樽内でゆっくりと休息をとり、生まれ育った土地の特性をまとうかのように成長を遂げていきます。
蔵では定期的に試飲を繰り返し、バトナージュ(樽内の澱を撹拌し、ワインに旨味やコクを与える作業)の実施を臨機応変に判断。
少人数チームで一貫してブドウとワインに寄り添い、区画を混ぜることなくロット別で生産されるそのワインは、フィネスとエレガントさを追求し続けた結晶そのものです。
ヴィラージュであってもグラン・クリュであっても、はじまりはいつも畑にあるという不変の哲学が、この精緻な醸造工程の隅々にまで貫かれています。
ブルゴーニュワイン文化を伝えるメゾン|分かち合う精神とおもてなしの心
【共有を大切にする一族の信条】
創業者オリヴィエ氏は、自らのキャリアを「幸運とチャンスの連続だった」と振り返ります。
ブルゴーニュの一族として生を受け、パリでは音楽家として活躍し、然るべき時に自らのブドウ事業を起業できたこと、そしてこれらの好機を逸することなく行動できたのは、他者への気づかいを忘れず、もてなすことに喜びを見出し、望まれるならば家族同様に迎えるという先代から学び教えられた一族の信条を実践したからに他なりません。
この「共有(シェア)」を大切にする姿勢こそが、メゾン独自の精神性として次世代へと代々守り継がれており、常に時代の一歩先を読み挑戦する姿勢の原動力も、一族が育んできた品質へのこだわりと深い郷土愛にあります。
ワイン造りはチームワークであり、エノロジストから栽培責任者、販売スタッフに至るまで、全スタッフが熱意を同じくする仲間として、ブドウとこの土地をさらに好きになってもらいたいという一心で日々の業務に取り組んでいます。
【感動を分かち合うおもてなし】
この精神は、1997年にオープンしたブルゴーニュ初のターブルドット「ラ・ターブル・ド・オリヴィエ」や、その後に開始された宿泊サービスにも色濃く反映されています。
美しいブドウ畑に囲まれ、この土地でしか体験できない上質なおもてなしを提供することで、訪れる人々にブルゴーニュの素晴らしさを満喫いただきたいという想いが込められています。
ブドウ畑からワイングラスまで、感動を分かち合いたいという一心でスタートしたこれらのサービスは、現在ではホテルやレストラン運営、さらにはシャンパーニュ地方においても事業を展開するまでに広がりました。
これまで40年にわたって築き上げた、確かな品質の代名詞としての不動の地位。
家族経営の老舗メゾンならではの風格とオーセンティックな魅力あふれるワインの数々を、ぜひその歴史と共にお楽しみください。
※インポーターおよび公式情報を基に構成