リンドーズ・アビー蒸溜所
記録に残るスコットランドで最初のウイスキー造りを行った場所
リンドーズ
LINDORES
リンドーズ修道院蒸溜所の驚くべき歴史
リンドーズ修道院は、単なるウイスキー蒸溜所ではありません。
その歴史は1191年にまで遡り、かつてはスコットランドにおける重要な宗教と文化の中心地でした。
裕福な修道院として栄えたリンドーズは、デイヴィッド2世、イングランド王エドワード1世、ロバート・ザ・ブルースなど、名だたる王侯貴族をもてなしてきました。
スコットランドの象徴であるウィリアム・ウォレス卿も、この修道院に眠ると伝えられています。
さらに、3人の勇敢な騎士がこの場所でロバート・ザ・ブルースへの忠誠を誓い、多くの歴史上の人物がここで慰めと安息を得てきました。
受賞歴のある大麦と伝統的な木製ウォッシュバック
修道院の敷地だった場所で栽培された地元産の大麦を使用しています。
この大麦は、その品質の高さを認められ、受賞歴も持ち合わせています。
発酵は、ダフタウンのジョセフ・ブラウン社製の木製ウォッシュバックで行われ、ウイスキーに深みのある風味を与えます。
3基の銅製ポットスチルで生まれる繊細なフレーバー
リンドーズアビー蒸溜所には、3基の銅製ポットスチルが設置されています。
これらポットスチルは、ウイスキーに滑らかで繊細なフレーバーを与えると同時に、雑味を取り除きます。
また、大型のウォッシュスチルと小型のスピリットスチルの組み合わせにより、最終蒸留でより多くの銅との接触が可能になり、さらに洗練された味わいに仕上げています。
蒸溜所の復活に尽力してきた夫妻
ドリュー&ヘレン・マッケンジー・スミス夫妻は、20年間、リンドーズ修道院の敷地内に蒸溜所を戻すために尽力してきました。
彼らはリンドーズ修道士が中断したところから継続したいと考えており、地元で栽培された大麦と木の実を使用してウイスキーを製造しています。
リンドーズ修道院の将来を今後500年間守るために、この活動を続けていきたいと考えています。
蒸溜所の評価
世界的に著名な「ジム・スワン博士」が製造を監修し、その高い品質も世界で評価されています。
TWSC2023にて、ベスト・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー(スコッチ・クラフト部門)を受賞しています。
インポーター資料より引用