シモネ・フェブル(Simmonet-Febvre)|1840年創業、シャブリを象徴する老舗メゾンの歴史
シモネ・フェブルは、1840年にシャブリの地に創業した、この地で最も歴史ある由緒正しきメゾンの一つです。
19世紀半ばという、まだシャブリのワイン造りが発展途上にあった時代から、この冷涼なテロワールの本質を見抜き、ワイン造りを続けてきました。
創業以来、彼らが貫くスタイルは「豊かなミネラル感と爽やかな酸味を備えた、模範的なシャブリ」という、このアペラシオン(AOC)のアイデンティティを体現する唯一無二のものです。

シャブリの全貌を知り尽くす、老舗の哲学と揺るぎない品質
シャブリの代名詞ともいえる、キリッと引き締まった酸と、キンメリジャン土壌由来の繊細で深いミネラル感。この哲学は、創業から180年以上の時を経た現在まで、寸分の揺るぎもなく守り継がれています。
彼らの造り出すワインは、「テロワール、純粋さ、正確さ」の三要素が完璧に表現されたものとして高く評価されています。
豊満さがありながら、決して重たすぎず、ミネラル感に溢れるピュアなスタイルが特長であり、その「経験豊かで老練なネゴシアンらしい高水準のワイン」のクオリティは、数多くの専門家から称賛を受けています。
シモネ・フェブルのシャブリワイン|4つのAOCを網羅する稀有な存在
シモネ・フェブルの真髄は、そのスペシャリストとしての圧倒的な広範さにあります。
プティ・シャブリから、シャブリ、シャブリ・プルミエ・クリュ、そして頂点に君臨するシャブリ・グラン・クリュまで、シャブリの全4つのAOC(アペラシオン)を手掛ける、まさにシャブリの地の全体像を映し出す存在です。
それぞれのテロワールの個性を見極め、表現しきる技術は、長きにわたる歴史の中で磨き上げられた賜物と言えるでしょう。
伝統と革新の融合が生み出す、クリアなテロワールの表現
2003年には、ブルゴーニュ屈指の名門であるルイ・ラトゥール社の傘下に入りましたが、このメゾンが持つ伝統と魂は決して揺らいでいません。
むしろ、ルイ・ラトゥール社の持つリソースと安定性を背景に、その品質はさらなる高みへと昇華しています。
現在は、醸造・経営責任者のジャン・フィリップ・アルシャンボー氏の指揮のもと、伝統的な手法を尊重しつつも、最新の技術を賢明に融合させることで、テロワールの本質をよりクリアに映し出すワイン造りを行っています。
緻密な畑仕事と、ブドウの個性を最大限に引き出す醸造技術の融合が、彼らの卓越したスタイルを支えています。

シモネ・フェブルのスパークリング|クレマン・ド・ブルゴーニュの名門としての顔
特筆すべきは、シモネ・フェブルがシャブリのスペシャリストであると同時に、創業当初からスパークリングワインの生産者としても名を馳せてきた歴史です。
シャンパーニュ製法を用いた伝統的な製法を守り、現在ではシャブリ地区随一のクレマン・ド・ブルゴーニュの生産者としてもその名を知られています。
シャルドネの繊細さに、ピノ・ノワールの力強さが調和見事に調和した高品質なクレマンは、彼らが持つ多様な才能と、あらゆるワインのクオリティを追求する姿勢を証明しています。
シャブリの地の本質を映し出し、その模範を造り続けるシモネ・フェブル。
その歴史と卓越した技術が育むワインは、真のシャブリ愛好家にとって、そしてピュアでミネラル感に溢れるシャルドネを求める全ての方にとって、欠かせない、本質的な存在です。
※インポーター資料より引用